妹が精神科に入院した話(後編)−扉を開けたその先で
※このエッセイは、ZINEとして制作・販売していた作品をnote向けに再編集したものの後編です。
妹が精神科に入院した出来事と、それを見守る家族の視点をまとめました。
前編を未読の方は、まずそちらから読んでいただけると嬉しいです。
▶︎ 前編はこちら
前編では、妹が自殺未遂をして救急搬送され、精神科に入院するまでの経緯と、入院直後の病棟のようすを中心に記録しています。
後編では、退院までの道のりと、そこから続く現在のことを中心に書いています。
11/13(水)
今日は関東大移動の陣だった。ミッションは二つ。1つ目は妹の病院へ外出届けを提出すること。2つ目は父の病院で入院手続きをすること。カテーテル手術のため今日から入院なのだ。
朝早く起き、満員電車にもまれてお見舞いへ。大きなカバンには着替えが入っているからかさばって大変。踏ん張れ足腰。
やっとの思いでたどり着き、外出届を書く。外出届は主治医のサインが要る。U先生は木曜休みで、金曜に提出じゃギリギリだから今日しかチャンスない。無事にサインをもらってとんぼの勢いで高速バス乗り場へ。売店でおにぎりとおかずのセットを買い、バス待ちの列に並びながら食べた。一人旅の時を思い出して懐かしくなった。私はこと一人旅となると寝食を忘れがちで、旅先でも躊躇なくコンビニおにぎりで済ませる時がある。
無事に地元についた。が、病院までのバスはあと一時間こない。せっかちなのでいったん実家に帰り、チャリで行くことにした。
妹からラインが来ていた。
長くて、不器用で、でもまっすぐなメッセージだった。
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