摩訶不思議な生物「たぬき」を深掘り!
皆様、如何お過ごしですか?
御前、きつねやろが!
な感じで御座いますが、本日は「たぬき」の素晴らしさを語りたいと思います!
「きつね」も「たぬき」も、人を化かすイメージが御座いますが、
スタジオジブリ作品の「平成狸合戦ぽんぽこ」 では
「たぬき」が主人公で御座いまして、
陽氣なたぬき達の、真っ直ぐで純粋で、胸が締め付けられる名作で御座いまして
「平成狸合戦ぽんぽこ」を見ると、毎回必ず号泣してしまい、
酒を飲むと「ぽんぽこ愛」を20代当初から熱く語ってくる、友人がいるぐらい素晴らしいアニメです。
「平成狸合戦ぽんぽこ」を、「珍遊記」で有名な漫画太郎先生が、えげつないパロディに致しました「平成狸合戦ちんぽこ」という漫画も御座いますが、こちらは本日は、あえてスルーで行きたいと思います。
「平成狸合戦ぽんぽこ」のアニメの主人公であります「たぬき」ですが、たぬきは「イヌ科タヌキ属」であり夜行性の哺乳類ですが
実は、日本に生息している「たぬき」は
「日本にしかいない、日本固有の種類」なんです。
「たぬき」は東アジアに分布しておりますが、
日本の本州・四国・九州で生息している「ホンドタヌキ」と
北海道で生息している「エゾタヌキ」は、他国のタヌキ属とは、「遺伝子の染色体数」や「DNAの塩基配列」が異なり、頭骨の大きさも違い、日本にしか生息していないたぬきでして、これは世界的に見ると非常に珍しい状況で御座います。
そして「たぬき」は、海外では希少な動物として扱われる「激レア動物」らしく、フェアリー(妖精)などと同じ、架空の生物だと思っている方もいらっしゃるらしいです。
そんな「たぬき」で御座いますが、
猟師は、たぬきを見たら「当たっても、当たらなくても討て」と云うらしく、玉が当たらなくても、鉄砲の音だけでパタンと引っくり返ってしまうかららしく
強力ではない攻撃が、一発当たっただけで、たちまちグッタリしてしまったり
ふいに人間と鉢合った瞬間に、たぬきがパタンと引っくり返ってしまったり
この、すぐに引っくり返ってしまう行動を「たぬき寝入り」と言いまして「寝たふり」として使用されますが、
「たぬき」はビックリする事が起こると、一時的に仮死状態になり「氣絶」してしまいます。
「死んだふり」とも言われますが、死んだふりをする動物は、
死んだふりをしようと考えて、死んだふりをするのではないそうで、ある刺激が加わると意思とは関係なく反射的に「死んだふり」になってしまうので、「氣絶」と言っていいと思います。
わたくしも、「きつね」と云う名前でありながら「たぬき寝入り」を特技としておりますが、わたくしの「たぬき寝入り」は、ガチの寝たふりで御座います。
話を戻しまして、この、たぬきが「ビックリすると直ぐ氣絶してしまう」所から、強いモノが生き残る「大陸の優勝劣敗」の中では、日本固有の「たぬき」は生きて行けないであろうなと、納得してしまいます。
漢字で「狸・たぬき」とは「獣辺に里」と書くように、
人間が暮らす「里に現れる獣」の意味でして、昔から人間の近く、人里の近くに居た動物と云う事が解ります。
これは、わたくしの予測ですが、たぬきが人間の近くに住んでいたのは、天敵である「ニホンオオカミ」から身を守る為だと思っています。
ニホンオオカミの前で「氣絶」したら、そのまま食われるけども、人間だったら食べられるまでに、火を起したりなどの準備の時間が掛かるので、逃げれる可能性が生まれますし、
何より、人間の集落の側にはオオカミは来ない訳ですから、人間の近くに住んでいたのだと思います。
※日本本土には、大型の肉食動物は「ニホンオオカミ」位しかおりませんでした。
「ツキノワグマ」は雑食であり、食生活の9割は植物を食べておりますし、猛獣と呼ばれる肉食動物が、日本本土に生息していない事も、「日本固有のたぬき」が生息している理由だと思います。
人の近くに居た動物と云う事から、「ぶんぶく茶釜」や「証城寺の狸ばやし」の御話など、人を化かせども、人に恩を返したり、優しくしてくれた人に尽くしたり「人情話」が多いイメージが御座いますが、
「化け狸」の御話は「日本書紀」から記載されておりまして
日本書紀には「陸奥の国に人となりて歌を歌うムジナあり」と
人に化けるムジナ(わたくしはこのムジナとは、狸だと思っております)
が書かれておりますが、たぬきは「人を化かして面白がるのが好き」であり、「化ける事自体が好き」だそうで
「きつね七化け 狸八化け」と云うことわざが有る様に、「きつね」よりも「たぬき」の方が、人間を化かす腕が一段上であると言われております。
「たぬき」は自分の陰嚢(以後・玉袋)を使用して、「玉袋」自体を屋敷や寺院などの建物に変身させて人を化かしたりするのですが、
すごいっすっ!!!そりゃ、化け合戦で、きつね負ける訳っす!!
と尊敬の念を込めて関心致しますが
この「玉袋」を建物に変身させて人を化かす御話は、タバコの火を落とされたりして、男性だったら、のたうちまわる氣持ちが解る事をされて
建物が玉袋に戻ってしまい、たぬきが人を化かす事に失敗する昔話が多く御座います。
「たぬき」は人を化かす他にも、膨らませた御腹を太鼓の様に叩いて音を鳴らす「狸ばやし」を宴で鳴らしたり、御酒が好きで、陽氣で、どんくさくて、憎めない、そして悲しくて、心に響く昔話が多いですが、
「たぬき」は、哺乳類では珍しい「一夫一妻制」の動物であり、
夫婦愛が強く一度つがいになると一生を添い遂げると言います。
つがいの相手が先に死んでしまうと、その後はパートナーを作らず一生を終えるとも言われています。
パートナーが死んでしまった場所に度々戻って来たりするらしく、
パートナーが車に引かれた場所に戻って来て、毎日その場所を通り、自分も車に引かれてしまう事も有るそうです。
泣けてきますよね。
スタジオジブリ作品の「平成狸合戦ぽんぽこ」は
そんな「たぬき」の、不器用さも真っ直ぐさも、純粋さも陽氣さも、全てが詰まった、素晴らしい物語だと思いますので、是非御覧になって見ては如何でしょうか。
それでは皆様、御機嫌よう☆
YouTube
マダムfoxのきつね婦人
チャンネル登録宜しく御願い致します☆
マダムfoxのきつね婦人 - YouTube
9月1日放送 きつね婦人の摩訶不思議
「摩訶不思議な生物、たぬきを深掘り!」
前半22:29
後半32:42
ラジオの裏側、御楽しみ下さい。
ラジオYouTube
