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OSのサポート期間とはなにか?

おはようございます。またはこんにちは。もしくはこんばんわ。マゲっちSCと申します。7月13日の朝を迎えました。梅雨ももうすぐ終わりますが今度はゲリラ雷雨の時期になります。ゲリラ雷雨はプロの気象予報士さんでもかなり予測を立てることが難しいとのことですので、お出かけの際にはかばんに折りたたみ傘を入れておくと不測の事態に備えることができると思います。ただ、折りたたみ傘でも場合によっては全く役に立たない強さの雨になるとは思いますが・・・。

さて前回のブログではケーブルの世代ということで、モニターとコンピュータを接続するためのDPケーブルやHDMIケーブルについてお話をさせていただきました。それぞれの機器のポテンシャルを活かすためにはそれなりの世代のケーブルを購入する必要があるということをお話しましたが、正直良くわからない場合もあると思います。その場合はとりあえず最新世代のケーブルを買っておけばいろいろと取り回しが効くという少し乱暴な提案をさせていただきましたね。そしてPC側のポテンシャルを活かすためにはOSもそれなりのものを用意しなければなりません。以前にもお話しましたがOSはPCを制御・操作するために必須のものです。そしてOSにもいくつかのバージョンがあり、当然最新バージョンほど扱えるハードウェアやソフトウェアの種類が増えていきます。ここからはWindowsでのお話を中心にしていきます。

そもそもOSが必要になったのはコンピュータ・システムが複雑化してきたためです。コンピュータを構成する各パーツの演算能力だったり記憶容量だったりが増えていくとそれだけ同時に様々なことを行えるようになります。現在の最新OSはPCでいえばWindows10のバージョン21H1となります。Windowsアップデートで入手可能ですが、2021年7月現在ではまだ入手可能な人とそうでない人に分かれています。マイクロソフト側で徐々に適用できるPCのシステム要件を増やしていくということなので、現時点ではアップデートできていない人でも今後アップデート可能になります。Windows10では約半年に1回の割合で細かいバージョンを上げていく方式になっていて、2021年5月11日にバージョン1909がサポート終了となりました。バージョン1909含めて前のものを使っている方はアップデートを行いましょう。スタートボタン→設定→更新とセキュリティと進んでいくと最初にWindowsUpdateの画面が出るはずですので、そこから更新ボタンをクリックするとアップデート用の更新プログラムがダウンロード・インストールされます。古いバージョンの場合は何度か更新プログラムをインストール・再起動を繰り返すと思いますが、アップデートの項目に何も出なくなるまで更新を繰り返してください。

ではサポート終了とは一体どういう意味でしょうか?皆さんはおそらくもう想像がついていると思いますが、OS開発元の企業が「このOSのこのバージョンを私達がサポートするのは○○年☓☓月▲▲日までです」ということです。この場合のサポートの意味は「PCでなにか作業しているときに不具合が起きてもきちんと対処させていただきますが、その期間は○○年☓☓月▲▲日までですよ」ということですね。逆に言うと「その期間を過ぎてもまだ古いOSのバージョンで使用していて、なにか不具合やトラブルが起きた場合私たちはもう何も対処しません」という意思表示でもあります。ここまで読んでいて、「無責任だ!」と憤る方もいらっしゃると思います。たしかに売るだけ売っておいて一定期間が過ぎたらもう面倒は見ないと言われているように思えますよね。

ですが、ソフト開発側も言い分があります。例えばWindowsは有名どころで言えばWindows1.0~最新のWindows11まであります。11に関してはまだ評価版ですので主に使うPCにはインストールしないほうがよいでしょう。ちなみに評価版というのは、各応用ソフトを作って販売しているソフトメーカーの企業に対して、「最新のOSはこんな感じですが、御社の作ったソフトはきちんと動作しますか?」というのを試す期間のことです。もちろん一般の人も条件を満たせば入手してインストールすることはできますが、バグも多くまだ正式に販売・サポートされていませんので2021年7月現在ではまだPCに入れないほうがいいです。場合によっては主に使っているソフトが動かなくなり、OSを戻すために最悪再インストールする必要が出ますが、OSの再インストールは基本的にPCにあるデータをすべて消去することになるため(残した状態で戻すこともできますが、必ず成功するわけではありません)、最悪の状況を考えるとWindows11のインストールは今のタイミングではありません。いずれマイクロソフト側から何らかの情報がネットで開示されますので、その時を待つようにしてください。

少し話がそれましたが、Windowsは1.0から始まり、Windows95やWindows98、Me、XPを経てVista、7、8(8.1)、10というふうに実に様々なバージョンを出してきました。そして新しいバージョンが普及したタイミングで開発元であるマイクロソフト社は以前使われていたOSのサポートを打ち切ってきました。なぜそのようなことをする必要があるのかということですが、大前提としてPCはだいたい5年おきに買い換えるものであるという暗黙の了解のようなものがあります。なぜ5年なのか?ということですが、メーカー製PCのだいたいの耐久度が平均すると5年である事が多いということです。特にビジネス用のモデルに関しては電源装置も耐久力が高いわけではありません。だいたい1日8時間の稼働時間を目安としてもつ時間が平均して5年くらいということです。デスクトップ型のゲーミングPCであればまだ部品を購入して交換することもできますが、スリム型やモニターに全て入っているデスクトップ型のPCやノートPCは基本的にオールインワンなので、どこかが壊れると当然機能しなくなりますし、個人で部品を取り寄せて修理することも難しいです。修理を依頼しても送料と修理費用だけで結構長くがかかる上に、最低でも2週間は手元に戻ってきません。それならもう新しいものを買った方が楽だし、使用できなくなる時間も短くてすみます。5年も経てばハードウェアの能力も格段に上がっているので、前と同じか少し安い金額でより高性能のPCを入手することができるのです。

そして新しいハードウェアが出るということは、今までの古いOSではその新しいハードウェアを制御することが難しくなります。それに5年も経てば以前では考えられなかった脅威が世間を脅かせていて、それに対処する必要も出てきます。例えば、以前コンピュータウィルスについてお話しましたが、それ以前はインターネットの回線が遅かったり、低容量であったためにそれほどコンピュータウィルスによる被害はあまりありませんでした。ほとんどの方が少しだけネットにつないでサイトを閲覧したりメールの送受信をしてそれで終了だったからです。当然動画の閲覧サービスやオンラインゲームなどは提供できない環境でした。ですが、常時接続が当たり前になり、送受信可能なデータ容量も増えてきた頃から徐々にコンピュータウィルスによる被害を被る人が増加してきました。そこで各ソフトメーカーはウィルス対策ソフトを作って販売したり、ハードウェアメーカーはWi-Fiルータを製造して普及させることで、最近ではコンピュータウィルスによる被害は徐々に少なくなってきています。

現在のPC環境を簡単に書き出すと、高速インターネットに常時接続が可能で、ビジネスでは3Dで描画されたグラフを簡単に作成できるようになり、ワープロソフトと連携させて見た目わかりやすい資料を誰でも作成が可能となりました。ゲームでは3Dで描かれたキャラクターを複数同時に動かすこともでき、インターネットで接続することで協力・対戦プレイを楽しむことができます。また音声の5.1chサラウンド再生が可能であり、サービス側が対応していればかなりの臨場感のある音声や映像を簡単に楽しむことができます。また、PCを使用するまでの準備も簡単で、電源ボタンを押して数秒から数十秒待てば、使用することができる状態にまで自動的に行なってくれます。操作もマウスを使うことによってPCのファイルシステムを全く理解していなくても感覚的に操作ができます。キーボードのキー配置は覚えなければならないものの、それさえ覚えてしまえば難しいことを知らなくても考えなくても簡単に操作が可能です。

少し長くなりましたが、最低でもこれだけの高度な内容を一瞬で計算して実現しているわけです。しかしこれらを実現するにはそれ相応に優秀はハードウェアを用意して、それらを制御するためのOSが必要になります。そしてそのOSのバージョンが古い場合、ハードウェアの性能を活かしきることも応用ソフトウェアの能力を完全に活かしきることもできないということになります。もちろんインターネット接続時の安全の確保も無理です。最新のOSではそれらを活かし切ったり、ネット接続時の安全が確保できるように想定されて作られていますが、以前のOSではそれらのことすべてが想定外なのです。例えばWindows10で動いている今のハードウェアの環境にWindows95をインストールしたとします。しかし、Windows95ではそれらの機能のほとんどを制御できないはずです。基本的な演算は可能であると思いますが、高速インターネットに接続してその情報のやり取りを制御したり、SSDを認識することはできません。発売された1995年にはSSDという物自体存在していないからです。このように古いOSの場合は最新技術やネットワークの安全に対して対処することができないのです。それに過去に作ったものをいつまでもサポートし続けることは企業としていくらお金があっても足りません。それに最新の技術を学んできた新しい世代の人員を古いOSの担当にすることは意味がありませんし、企業内の人員の世代もどんどん入れ替わります。つまり、古いOSをいつまでもサポートし続ける意味が企業側にないからです。

ですので、OS開発を行っている企業は「このOSで対処できるタイミングはここまでの期間。ここから先は新しいOSを作ってまた数年間サポートします」という流れを繰り返すことになります。そのためOSが刷新される場合には応用ソフトウェアを作っているソフトメーカーはてんやわんやになります。一応OS開発企業側からサンプル品は入手できるものの、特にプログラムを変えなくても動けばラッキーですが、ほとんどの場合は新しいOSで動くように一部プログラムを変更する必要が出てきます。なので使っているソフトがOSを新バージョンにしたら動かなくなるという不具合が生じることがあります。しかもまだ評価版と言う間はなにか問題があっても自己責任として扱われますので、メインPCしか持ってないという方は評価版のOSはインストールしてはいけないのです。ソフトメーカー側も現在動作確認と修正を行っている最中ですので、OS開発企業が正式にサポートを開始したとか、使っているソフトメーカーが新OSに対応できましたという情報がリリースされない間は、新OSには振れないほうが無難なのです。

このようにOSは古すぎるのもだめですが、最新のものでもサポートが完全に始まっていないものは使用してはいけません。私も先日Windows10の環境が11になってしまい、1日かけてもとのWindows10に戻しました。私の場合は運よくほとんどのソフトと周辺機器、ハードウェアが動作しましたが、中にはそうでない方もいらっしゃったようです。最新OSの使い勝手などは興味がありましたが、何かあってもサポートしてもらえないという恐怖のほうが大きく元の環境に1日かけて戻しました。皆さんは古いOSはもちろんですが、サポートが始まっていない最新OSも手を出さないようにしてください。それでは次回のブログネタですが、ドライバソフトについてお話できたらと思っています。ハードウェアは内蔵するものもそうですが、周辺機器も含めてPCにとってはただの金属の板や装置で歯科ありません。PCがこの機器はどういうことをするものだということを理解するためにはドライバというソフトウェアが必要になります。それではご興味がありましたらまたお立ち寄りください。それでは失礼いたします。

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