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【完全解説】Bacchus Universe Seriesが「2万円台の最強原石」と呼ばれる理由


調べてたら、また欲しくなってきた
2000年頃、バンドメンバーのベーシストが激推ししてたBacchusのハンドメイドシリーズ。ベースを触るとすごくよかったので、Duke(レスポールモデル)とEmpire(HSHストラト)を買って使っとった。
当時からBacchusのクオリティは本物だと知っとる。


Bacchus duke




その後、出張先の暇つぶし用にUniverseシリーズのテレキャスター——フロントにP90が乗っテレキャスモデルを買った。
ゴトーにペグを交換して、ナット・弦高・ネック反り・ピックアップ高さ・バランスを全部触った。
正直な感想を言う。
音が細くて、バンドだと抜けにくい。
そもそもミドルが薄いので、ベースとドラムにかき消される。普通にアンプを設定してバンドで鳴らすと、安い音で使いにくいという印象だった。
ただ、それもアンプ側でミドルを上げるか、TS9を踏みっぱなしにして常にミッドをブーストしておくと工夫次第でいける。ようは使い方次第だ。

でも——調べ直してたら、また欲しくなってきた(笑)
それがBacchus Universeシリーズの正体だ。


Bacchusとは何か——ディバイザーが作る「面白いギター」
Bacchusは長野県松本市に本社を置くディバイザー株式会社のブランドだ。

momose、seventy seven、H.S.Anderson——ディバイザーはいくつかのギターブランドを展開している。その中でもBacchusは「コスパと面白さを両立する」ブランドとして位置づけられている。
ロゴデザインもかっこいい。Bacchusという名前も含めて、ブランドとしての個性がある。
そしてBacchusが他のメーカーと一線を画すのは——2万円台で誰もやらないことをやるという姿勢だ。
「2万円台でP90載ったテレキャスター」——他社にはない

フェンダーGibsonはエントリークラスでも定番を割と真面目に作る。

Bacchusは2万円台で遊び心を詰め込む。
2万円台でP90が乗ったテレキャスター——他社にはなかなかない。

2万円台でローステッドメイプルネックを採用——これもこのクラスでは異例だ。
カラーバリエーションは10色を超えるモデルもある。SSH配列・コイルタップ付き・2点支持トレモロ——このクラスで「盛り沢山」なのがBacchusの特徴だ。


Bacchus Universeシリーズのラインナップ

BST-2-RSM/M(ストラトタイプ)
最大の特徴はローステッドメイプルネック。メイプルを高温で加熱処理して水分・油分を揮発させ、経年変化した状態に人工的に近づけた材だ。反りや捻れに強く、ビンテージライクなトーンが得られるとされる。
SSH配列・コイルタップ付き・ポプラボディ。実売2万円台。

BTE-2-RSM/M(テレキャスタータイプ)
フロントにP90タイプを搭載したモデルもある。シングルコイルとハムバッカーの中間のような太く甘い音が特徴。


IMPERIAL24シリーズ(スーパーストラト)
24フレット・ローステッドメイプルネック・HSH配列・コイルタップ。テクニカル系のプレイに対応したモデルだ。

正直に言う——これが2〜3万円台の限界
調整を全部入れても、音が細い。バンドで抜けにくい。

フレットのバリ取りと研磨が必要な個体もある——1〜2時間の作業だ。

ペグはロトマチックタイプで精度がやや甘い——ゴトーへの交換を検討したほうがいい。

トレモロブロックは薄いタイプ——アームを多用するなら交換が必要だ。
これが2〜3万円台の現実だ。
でも、これが「2〜3円台の最強原石」である理由



ネック・ボディといった木工部分のクオリティは価格以上だ。
設計データは上位機種のハンドメイドシリーズと同じ。
販売価格上、仕上げまではできない——それがUniverseシリーズの正体だ。
「自分で手を入れられる人には値段以上の価値があるギター」——これがUniverseシリーズの本質だがや。

ペグをゴトーに替える。ナット・弦高・ネック反り・PU高さを調整する。フレットを研磨する——これをやると別のギターになる。
TS9などでミッドをブーストすれば、バンドでも使い物になる。
楽器屋でしっかりセッティングを出してもらうと「全然違う」。
「初心者が一本目で買って、調整込みで使うなら全然アリ。エレキギターとはどんなものかを知るには十分すぎる。」
ひとつ正直に言っておく。
このクラスのギター全般に言えることだが、1本1本の細かい検品はできない。フレット浮きや、フレット上で高さ出ていない個体もありえる。
それを直すとなるとすり合わせで10,000円。
加えてネック、オクターブ、ピックアップ、ナットの溝切り等、基本調整5000〜10,000円は必須と思っておいたほうがいい。

調整の重要性についてはこちらに詳しくまとめてあります↓



それでも2万円台+1万円の調整費=3万円台で、このクオリティのギターが手に入るなら——十分に安いがや。



こんな人に向いている
向いている人:
最初の1本として安く始めたい
自分でメンテナンス・改造を楽しみたい
サブギターとして気軽に使い倒したい
他にはない仕様(P90テレキャスなど)に惹かれた



向かない人:
楽器に手をかけられない人
調整なしでバンドでそのまま使いたい
音の抜けを最初から求めている
メンテナンスを自分でやる気がない
「面白いギターが2万円台で買える」
ロゴから音は出ない。でもロゴのデザインがかっこよくて、仕様が面白くて、価格が安い
ギターは——触ってみたくなる。
フェンダーやGibsonは定番を真面目に作る。Bacchusは2万円台で誰もやらないことをやる。
調べてたら改造ベースにまた欲しくなってきた——それがBacchus Universeシリーズだ(笑)

まとめ
Bacchusはディバイザーのブランドでmomose・seventy sevenと同じグループ
Universeシリーズは実売2万円台〜5万円近辺のエントリーライン
2万円台でローステッドメイプルネック・P90テレキャス・コイルタップなど他社にない仕様
ロゴデザインがかっこいい・カラーバリエーションが豊富
正直に言うと:音が細くてバンドでは抜けにくい。フレット研磨など一手間が必要
TS9などでミッドブーストすると使い物になる
木工部分のクオリティは価格以上。改造の土台として最強
初心者の1本目・サブギター・改造ベースとして全然アリ
「調べてたらまた欲しくなってきた」——それがBacchus Universeシリーズだ


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