3800円で悩んだ自分が、資産思考を変えた日。
ある日の日比谷。何気なく頼んだ食事に、ふと違和感を覚えた。3800円──それは高いのか、安いのか?
妻との時間、価値のズレ、自分の思考のクセ。小さな支出が「人生の思想設計」にまでつながる感覚を、丁寧に解像度高く記録してみました。「支出価値11の公式」にも連動する、日常と未来をつなぐ思考変容の1ページです。
3800円のランチにモヤモヤした日。
先日、パートナーと銀座・日比谷で買い物をしていた時のことです。予定を済ませる途中、ふと入ったお店で3800円のランチをしました。2人で7600円。美味しくないわけでもなく、この周辺なら特別に高いものでもなく、むしろ安い方かもしれません。けれど、なぜかモヤモヤが残ったんです。
「これ、なんだったんだろう?」とずっと引っかかっていました。
自分で自分の行動や感情を分析してみると、いくつかの気づきがありました。
「旅渡健って、ケチ?」
どうなんだろ?って思います笑。使い方の軸は大切にしていますが。
株やクリプト、不動産投資など、リターンが期待できるときは決断します。
もちろん、家族の記念や思い出、経験にも!
でも、小さな支出──たとえば今回のような3800円の外食──だったり、スーパーでの500円の支出には、妙にシビアになるんですよね。
これはもう、僕の“癖”みたいなものであり、価値観のアルゴリズムでもありますね!
「その支出は、どんな未来とつながってる?」
僕の中には、“支出価値11の公式”があります。
簡単に言えば、支出に対して「これは未来の何につながってるのか?」をいつも問いかける癖です。
たとえば
共に喜べる記憶になるか?
自分の視座や思想が強化されるか?
信頼資産や発信に使えるか?
行動変容や思考進化を起こすか?
守りと資産性で有利か?
など、11の問いをベースに、自分の支出を設計するようにしています。
1|欲しいもの基準がないと、判断できなくなる
「そもそも何が欲しかったのか?」今回の3800円ランチにモヤモヤした大きな理由は、「とりあえず」で入ってしまったことでした。
つまり、自分の中で“何が欲しいか”“どんな体験をしたいか”という基準を持たずに選んでしまった。
僕の場合、普段は「未来の自分にどうつながるか?」をベースに支出を判断しています。でもこの日は、その基準が一時的に曖昧になっていました。
支出に対してモヤモヤが残るのは、「効果測定できない買い物」をしたときです。もし「欲しいもの」「得たい感情」が明確だったら、その価値を享受できたはず。 もしくは、すぐに意味を感じられなくても、後日になって「これはあの時の投資だったな」と感じられたはずです。そういう支出が、僕の中では“正解”なんです。
2|「この金額があれば、本が4冊買えたな」
正直、この感情が一番リアルでした!
2人で7000円以上、頭の中に買いたい本が出てきました笑
情報・経験・学びといった「再現性のある資産」になりそうな支出と比べてしまうと、食事の消費性に対して厳しくなってしまうのです。
もちろん、パートナーとの時間や喜び、会話という意味では価値があったのですが…やはり自分にとっては「価格に対しての明確な成果や体験」が感じにくかったです。
これは、おそらく「旅行では感じなかった違和感」にも通じています。 旅行のときは、体験に意味があると知っています。けれど、日常の中の“ただの支出”になると、自分の基準が厳しくなります。
3|そもそも、変な支出を選ばない環境とは
僕が富裕層・超富裕層の支出行動を調べていて、強く印象に残ったのがこれです。
「超富裕層は、そもそも“不要な消費”が発生しない環境を整えている」
なるほど!と思いました。
例えば、信頼できる人にしか相談しない。購買経路を限定する。衣食住の選択肢すら、信頼構造で固めている。
つまり「判断疲れ」を防ぎ、「変な出費」が選択肢に入ってこない。
僕自身もこの思想に強く惹かれます。
4|なぜ“30億円層”の思考を取り入れるのか?
読者の中には「いきなり30億円の話なんて…」と感じる方もいるかもしれません。
正直に言えば、僕自身はまだまだ30億円の資産があるわけではありません。。。
でも、僕が30億円層の“思考構造”を参考にしている理由は、そこにあります。彼らは「支出」を“金額”ではなく、“思想・構造・在り方”として捉えています。
つまり行動ではなく、「判断のOS」そのものに設計思想があるんです。
だからこそ、僕は
「行動は5億円層(現実的で堅実)、思考は30億円層(抽象度が高く設計的)」
というスタンスで学んでいます。
そしてこれは、1億円〜3億円前後の資産を持つ人にとっても「次の視座」として非常に役立つと感じています。
もちろん、数十億円層の中にもいろいろなタイプがいます。 クラシックカーが好きな人、馬主になっている人、資産性の高い時計を買う人、農園やゴルフ場を買おうとしてる人、不動産ばかり買っている人、グルメと美容好きな人、まったくお金を使わない人…
でも、共通しているのは「判断の太さ」と「選ばない自由」があること。
その思想こそが、僕が取り入れたい世界観です。
5|旅渡健って、資産ないんじゃない?という声にどう向き合うか
正直に言えば、この記事を書きながら少し怖さもありました。
「3800円で細かく言ってるなんて、カッコ悪いな」
「旅渡健って資産ないんじゃない?」
「この人の話、信頼していいの?」とか
こうした“声”は、実際に誰かが言ったわけではありません。でも、そんな声が、どこかで聞こえてきそうな気がして。。。
正直、僕自身の中にも、そう思われるかもしれないという“ざわつき”がありました。でも、そういった心の揺れもまた、「支出をどう判断するか?」というテーマと地続きなんだと思います。
人からどう見えるかを気にしてしまうのも、価値判断の一部。
だからこそ、誤魔化さずnoteにログとして書いておきたかったんです!
僕は、投資を仕事=ファイナンス面としている立場でもあります。
だからこそ、こういった小さな支出の違和感や、思考のズレはいつも見逃さないようにしています。(えぇ、ケチなのかもですが笑)
金額ではなく、“価値のズレ”や“選び方の設計”が、後々の判断を大きく変えるからです!
日々の支出や感情の揺らぎを通じて、自分のOSを鍛えること。
それは、自分自身の人生を整えるだけでなく、信頼してくれる人達の資産を増やす立場としての“覚悟”だとも感じています。

P.S.
ちなみに、この記事の原案をメモしていたのも丸の内周辺。パートナーとの時間を過ごしている途中でも、僕はしきりにメモを取り、支出について考えていました。
「もっと目の前の妻に集中しろ」と言われそうですが笑(←未来の自分に言われてそうです!)、僕にとってこうした思考と探求のプロセスこそが、生き方の一部なんだと思います。
そしてその探求は、いつか「旅渡健を信頼してもいい」と思ってくれる人への、小さな準備でもあります。
今度の月曜日は「支出価値11の公式」の予定です。
妻よ、ごめん!
このnoteの価値は、君とのランチ代以上のものにしてみせるよ笑
