Old Lenz 滲む光も、柔らかなボケも、すべてが個性。完璧ではないからこそ、美しい。

芸術の都・ポーランドからやってきた若き映画監督、Kacper Gawron。 ファイブスターカメラには、世界中からプロフォトグラファー、プロのフィルマー、映画監督、そしてデザイナーたちが訪れる。彼らと話すのはとてもエキサイティングだ。若いクリエーターに刺激を受ける。とても気さくな彼の表情をCanon New FD85mmf1.2Lで撮ってみた

ニューヨークからフォトグラファーの Wiafe がやって来た。1959年発売の Zenza Bronica S “ブルーグレートプコンとNikonの協力により誕生した、国産初の本格的中判一眼レフ。そんな彼をNIKKOR-S.C Auto 85mm f/1.8で撮影。NIKONのレンズはこの当時から優れている。Canonoの甘い描写も好きだが敢えてNikonで撮影してみた。

雨の夜、Super Takumar 55mm F1.8 濡れたアスファルトに、ネオンが滲む。 傘の先から落ちた雫が、街の光を拾う。 Super Takumar 55mm F1.8。 描写は個人的な感想だがCanonの柔らかさと、Nikonの芯の中間。 静かに、でも確かに光を捉える。 値段は安いのに、写す世界は高価だ。 雨の夜こそ、このレンズが生きる時間。毎回SONYのクリエイティブLOOKをFLにしてWBのマトリックスを変えながら撮影している。良い感じの色味に設定して撮影

閉店直前、アメリカから来日中のジャマイカ出身の彼が、ほぼ未使用の FUJIFILM KLASSE Black を求めて来店してくれた。 トップアスリートでありながら、とても紳士的で穏やかな性格。スタッフ一人ひとりにも気さくに声をかけ、終始温か

マイアミからやってきたフォトグラファー、レイチェル。 壊れたCONTAX G1の代わりを探して、 彼女はファイブスターカメラにやってきた。そんな彼女のポートレートをCanon New FD 85mm F1.2L × SONY a9III、 GODOX iM30を使いハイスピードシンクロで。 その瞬間、 綺麗なレインボーフレアが彼女を包んだ。

夜の新宿、PC-Nikkor 35mm F3.5で ピンクのネオンが、濡れた路面に跳ね返る。 歪んだビルのライン、滲む光。 PC-Nikkor 35mm F3.5で切り取ると、 街は少しだけ夢に近づく。 古いレンズなのに、描く線は澄んでいる。 ピントを合わせるたび、 昭和と令和の境目が静かに揺れた。

憧れのCanon New F-1を手にした瞬間、 彼の瞳に灯った光が忘れられない。 その当時、最高傑作と呼ばれた Canon New FD 85mm F1.2Lで彼を捉える。 ファインダー越しに見えたのは、 少年のような夢と、 大人の静かな決意だった。

夢のレンズ、Canon 50mm F0.95 1961年に生まれた、伝説のレンズ。 “ドリームレンズ”と呼ばれるそのガラスを、 今、RYOUYAに向けた。 開放のF0.95。 ピントは刃のように薄く、光は滲む。 それでも、彼の瞳だけがくっきりと浮かび上がった。 半世紀前のガラスが、いまを描く。 とてつもなく凄い。 まるで時間そのものを撮ったようだった。
Canon 50mm F0.95の概要
フィルムレンジファインダーカメラ用として Canon が1961年に発売した、極めて明るい大口径標準レンズです。 「ドリームレンズ」とも称され、その描写特性・希少性で現在も熱烈な支持を得ています。
主な仕様・特徴
発売年月:1961年8月。
マウント:当時の「Canon 7」用特殊バヨネットマウント(S マウント準拠)を採用。一般的なLTM/Mマウントとは異なります。
絞り開放値:F 0.95。人間の目よりも明るいレンズとして話題に。
レンズ構成:5群7枚(ガウス型設計)
絞り羽根枚数:10枚。最小絞りF16。
重量:約605g。フィルター径72mm。

1973年生まれの Canon FD 55mm F1.2 S.S.C.。 半世紀を越えてもなお、 そのレンズは息をしている。 夜の新宿。 ネオンが濡れた路面に滲み、 誰かの足音が遠ざかる。 そのすべてを、この古いガラスが静かに受け止める。 開放で覗くと、光は柔らかく溶け、 闇は深く、静かに沈む。 ピントを外した瞬間さえも、美しい。 ――フィルムでも、デジタルでもない。 ただ“1973年の空気”が、 今この瞬間に甦る。 ディープな新宿の息遣いを、 この一本のレンズがそっとキャプチャーした。

マイアミからやってきたフォトグラファー、レイチェル。Carl Zeiss Planar 45mm f/2とCarl Zeiss Biogon 28mmf2.8かレンズを持っていないと話していたのでぞなー90mmf2.8で撮影した写真を見せると目を輝化してそれも、hologon16mmf8は昔撮影したfish eye レンズとストロボの写真を見せたら即決。サンプル写真を見せて撮影方法を伝授したら結局オリジナルのストロボまで買って行った。同じプロフォトグラファー同士だと話が速いね。

Nikkor-S・C Auto 55mm f/1.2を気に入ったマイケル。 その独特な描写に、彼の瞳が少し輝いた。 「これは、まるで心の奥まで見えるようだ」――そう呟いた彼を、 私はCanon TS 35mm F2.8 S.S.C.で撮った。 フォーカス面をわずかに傾けて、 彼の輪郭と背後の光を一筋の線で結ぶ。 世界の見え方が、少し変わる。 その“ずれ”の中に、写真の真実が宿る。 シャッターを切るたびに、 彼の中の静かな熱が、 ピントの奥でゆっくりと形を変えていった。 ――多分、彼はこの視点も気に入るだろう。

若きフランスの映画監督、Max。 彼を撮ったのは、Nikkor-UD Auto 20mm F3.5。 広角のガラスが映し出すのは、彼の世界の広がりそのものだった。 大手クライアントと仕事をする彼は、 決断が早く、迷いがない。 光の方向を、構図を、わずかに見ただけで即座に理解する。 その瞬発力が、作品に命を吹き込んでいた。 ファイブスターのPR担当・りょうやも同じだ。 迷うより、動く。考えるより、撮る。 それが、この“スピードの時代”を生きるクリエイターの姿だと思う。 シャッターを切る音が、 二人のリズムをひとつにした。 光も風も、決断も。すべてが一瞬で形になる

レイチェルをハイスピードシンクロで撮影した。 その瞬間―― レンズの奥に虹が生まれ、彼女を優しく包み込んだ。 レインボーフレアがふわりと広がり、 光のヴェールのように彼女のまわりを漂う。 瞳の奥にその光が溶けて、 表情が静かに変わっていく。 それは、 光と心がひとつになったような瞬間だった。 ――綺麗なレインボーフレアが、 優しく彼女を包んだ。
レインボーフレアはモデルの立ち位置と光の加減で大きく変わる
彼女の背後のビルに反射した光で逆光を貰って、カメラのアングルを少し変えながら撮影。ストロボで光を起こすとコントラストや彩度が出てくる
これは直当て。1/2で発光。FULLだと強すぎる。GODOXだと安定しないがProfotoA1だと光量がありすぎるのでGODOX iM30でちょうど良い
