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Planar T* FE 50mm F1.4 ZAだけで撮るキタキツネの撮影方法 2020年に撮影


SONY a7RIV + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + ProfotoB1 2灯 + Profoto AIR for SONY
生後2ヶ月くらいのキタキキツネの少女ニコル。彼女は好奇心旺盛でよく私のカメラバッグに座り私を観察していた。彼らは猫と同じく薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)の動物です。つまり、早朝と夕方〜夜にかけて活発に行動します。毎日同じ時間夜明けと日没に生まれた時かから彼らを観察していると慣れてくるので近寄ります。特に私のカメラバッグは猫達の匂いがするので近寄ってくると思います。
右側はトランスルーセントで光量多め左からシルバーアンブレラ



SONY a7RIV + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
この子はニコルの従兄弟のショーン。彼は一番懐いていて僕を見つけると付いてくる。餌をやっている訳ではない。小狐は好奇心旺盛だからだ。彼の母親はとても神経質なのでよく吠えられるが、ヤンチャな彼は僕のカメラを持って行こうとしたり三脚のゴム石突を齧ったりして遊んでいる。やはり猫の匂いが気になるようだ。

SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + ProfotoA1 2灯 + Profoto AIR for SONY
獣道がわかれば待ち伏せしてじっとしていれば毎日同じコースでキタキツネはパトロールする。クソ寒いが毎日通っていれば僕の事を気にしなくなる。ただし暗闇なのでストロボ2灯は必要だ。最初は無線機を使い歩いてくるのを待ち構えて撮影。慣れるとストロボの光も気にしなくなる。経験が浅い方がストロボはダメですと言うが、人間の話し声の方が彼らにはストレスになる。ストロボも雪にバウンズさせて光を回しているので直接当てない。スタジオ撮影の経験がないカメラマンには分からないだろうが、テクニックと機材で十分撮影は可能だ。忍耐力と毎日同じ時間に待ち伏せするのが撮影のコツだ。それと膨大な時間が必要だcovid19の時期だから出来た
SONY a7RIV + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ショーンの兄弟マック。彼は少し身長派だがいつもショーンと一緒に行動をしているので僕の事は怖がらない。撮影のコツは黙って座っているだけです。
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
日没直前いつもの場所で待っていたら現れたショーン
何やら言いたげだ。普段僕一人しかいないのだが、見知らぬ女性がカメラを持ってうろうろ歩いているから怪しいと感じて報告しに来たのだろう。そのの後中年の女性に座っているだけで追いかけないで下さいとアドバイスしたその方は快諾してくれて追い回すのをやめてくれた


SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
真っ暗になっても座って待っているとニコルが現れた。活発に動き回る時間もうこの頃は自分のテリトリーが決まっているようでマーキング(スプレー)をするのに忙しい。メスのキツネはマーキングをこのくらいの時期から始めるようだ
リフレクターにハニカムグリッドで光を拡散しないように撮影
背景はシンプルな方が好みだから
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + ProfotoA1 2灯 + Profoto AIR for SONY
ショーンが赤く空が染まる頃に現れた。このような場面は中々撮影できない。晴れている日は予め出てくるコースを予測してストロボを設置してただ待っているだけ。滅多に撮れない場面。アドレナリンが大量に出た
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + ProfotoA1 2灯 + Profoto AIR for SONY
ニコルの兄弟グレン。この頃になると親と少し離れた場所の巣穴で暮らす。餌は巣穴の中に沢山ストックがあり食べる時は親の巣穴に戻っていく仲良く遊ぶ二人を日没後に撮れたのはラッキーだ。


SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
Profoto b1にリフレクターにハニカムグリッドをつけて撮影している。
グリッドはストロボの光を「狭く・指向的に」するための器具。 光が広がらず、被写体の一部だけをスポットライトのように照らします。
アンブレラやソフトボックスを使うこともあるが光が周りすぎるので
外で撮影する時はこの組み合わせが多い。ニコルがマーキングに行く時を待ち撮影した。
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + ProfotoA1 2灯 + Profoto AIR for SONY
野生動物撮影はとにかく音を立てない事が重要だ。
キタキツネをはじめとする狐(Vulpes属)は、実は非常に高度な「立体聴覚(binaural hearing)」を持っています。これは左右の耳で微妙に異なる音の到達時間・音量差を解析して、音源の方向と距離を正確に把握する能力のことです。
人間は目で判断するがキツネや猫は耳で判断する。ペット撮影の時も大きな声を出さないで下さい。名前を呼ばないで下さいとお願いいている。

1狐の耳の構造と特性
• 狐の耳は大きく、前方へ可動する形状をしています。 → これは「パラボラアンテナ」のような役割を持ち、音を集めやすくします。 • 筋肉で独立して動かすことができるため、左右別々に角度を変え、音源を探索可能。 • 耳介(じかい:耳の外側)は反射板のように音を集め、細かな音の高低差を検出。
2. 立体聴覚のしくみ
狐は「時間差」と「音圧差」を利用して音の位置を把握します。
要素 内容

時間差 右耳と左耳に音が届くまでの時間差(数ミリ秒)を検出して水平方向を特定。
音圧差 音の強さ(音圧)の違いで距離や方向を補正。

周波数分析 高音・低音の反射特性を組み合わせて上下方向も判断可能。

キタキツネの冬の象徴的な行動です。

  1. 静止して耳を前後に動かし、雪下の音を探る。

  2. 音源の方向と深さを立体聴覚で特定。

  3. 一瞬のタイミングでジャンプし、雪に頭から飛び込み捕獲

  4. 👉 このときの成功率は、北向きにジャンプした場合が最も高いとされます。

(地磁気を「補助信号」として使っているとも言われ、聴覚+磁覚の複合的な感覚行動です。)



SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
夜の21:00くらいに小狐達の大運動会が始まる。急いで現場に行くニコル
彼女はおとなしく優しい性格なのでいつもマイペース


SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
キタキツの見つけ方は意外に簡単でマーキングの匂いがあれば近くにいる匂いの臭さで距離がわかる。とても臭い時は近くにいる事が多いので先回りして待機いていると会う確率が上がる
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
7月になるとかなり大きくなる。ショーンも少し体が長くなり大人に近づく
多くの現場を観察して分かったが、夏に一斉に巣立つ訳ではなく晩秋になるまでたまに親元に戻ってくる。その時は何故か兄弟全員集合です
SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA + Profotob1 2灯 + Profoto AIR for SONY
ニコルが軽く挨拶に来てそのまま僕のカメラバックに座りまた
僕を観察し始めた。メスのキツネの方がそのような傾向が多いかな
野良猫達の面倒を見ていたら、やはり雌猫も同じような行動をする。
うちのキーたんもトイレ、風呂に必ず来て見張っている。僕を子猫だと思っているのだろう。


SONY a9II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
Planar T* FE 50mm F1.4 ZAの要点をプロ視点でまとめます。
開放から中心〜周辺まで高いシャープネスとコントラスト、フレア耐性良好
コマ収差が少なく、点光源の崩れが小さい
ボケは11枚羽根の効果で玉ボケの輪郭がなめらか、前後ボケともに素直
周辺減光は開放で見えるが、1–2段絞ると改善
とても好きなレンズで今でもペット撮影やポートレート撮影には欠かせない

撮影のhowtoや機材の相談などあればファイブスターカメラに来て頂ければ丁寧に説明いたします。私が店頭にいる時ですが


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