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waratsutsumi
【短編小説】10月のサンドイッチ天文台
今夜、私は
あのソーセージ座流星群が見られるということで
友達のピザ・カッター伯爵のつてで
フランクフルト地方のサンドイッチ天文台にいる
クッキー・クラッカー博士のもとを訪ねていた。
ピザ・カッター伯爵は、長年の友人で
ここからほど近い所にある私の故郷
タマゴ・スクランブルの工房の前で
倒れているのを見つけたのが交流の始まりだった。
話せば話すほど趣味の合うヤツで
タマゴには醤油だし
ソーセージにはケチャップだ
一度だけ、キノコかタケノコ
という定番の喧嘩をしたことがあるが
今では、どちらもコアラのマーチ派だ
伯爵の奥方のピザ・マルゲリータ夫人は
少しいたずらっぽい顔をして
「ソーセージ座流星群ですって!面白い名前!」
と、
わたしたちは、少し困ったように笑い返した。
この人はいい意味で子供らしい人だ…
クッキー・クラッカー博士の説明を適度に聞きながら
今夜の流星群について考える
きっと、この名前を付けた人はお腹が空いていたに違いない
なぜなら空腹は最高のスパイスなのだからな
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