40代で急に太りやすくなったのは、食べすぎじゃなくて『これ』が原因だった
はじめに「食べてないのに太る、って本当にあるんだ」
ちょっと聞いてもいいですか。
最近、こんなこと思ったことないですか?
「食べる量、昔と変わってないのに、なんか太った気がする」 「お腹周りだけ、じわじわ変わってきてる」 「ダイエットしても、全然むかしみたいに落ちない」
わたし、これ全部ありました。
30代のころは、ちょっと食べすぎた週に少し減らせばすぐ戻ってた。 でも40代に入ったあたりから、なんかそれが通じなくなってきて。
食事に気をつけてる。 間食も減らした。 ウォーキングもしてみた。
それでも体重計の数字は動かなくて、気づいたらお気に入りのパンツのウエストがきつくなってた。
「わたし、なんかまずいことしてるのかな」って、正直自分を責めてた時期もあったんですよね。
でもこれ、食べすぎのせいじゃなかったんです。
運動不足のせいでも、意志が弱いせいでもなかった。
40代の体には、ちゃんとした「理由」があって。 その理由を知らないまま、30代と同じやり方で頑張っても、なかなか結果が出ないのは当たり前だったんです。
わたし、給食の仕事をしていて栄養のことはそれなりに知ってるつもりだったんですよ。 でも「自分の体に何が起きてるか」は、ぜんぜんわかってなかった。
原因がわかったら、やることはシンプルでした。 特別なサプリも、つらい食事制限も、いりませんでした。
この記事では、わたしが気づいた「本当の原因」と、忙しい日常の中でも続けられた具体的な習慣を、全部書きます。
「また失敗するかも」って思ってる人に、届いたらうれしいです。
第1章「40代の体が急に変わりはじめる、ちゃんとした理由がある」
まず最初に、これだけ言わせてください。
太ったのは、あなたのせいじゃないです。
これ、きれいごとで言ってるわけじゃなくて。 ちゃんと理由があるんです。
40代になると、体の中で何が起きてるの?
女性の体は、30代後半くらいから女性ホルモン(エストロゲン)が少しずつ減りはじめます。
このホルモン、実は体重とめちゃくちゃ関係があって。
エストロゲンには、脂肪を燃えやすくする働きがあるんです。 それが減ってくると、同じ量を食べても、同じ運動をしても、脂肪が落ちにくくなる。
しかも脂肪のつく場所も変わってくる。
20〜30代のころは太ももやお尻につきやすかった脂肪が、40代以降はお腹周りにつきやすくなるんです。
「なんかお腹だけ変わってきた気がする」って感じてる人、これが理由です。 気のせいでもなんでもなくて、ホルモンの変化による、ごく自然なことなんですよね。
基礎代謝が落ちるって、どういうこと?
もうひとつ、基礎代謝の話もしておきますね。
基礎代謝っていうのは、なにもしなくても体が勝手に使うエネルギーのこと。 寝てるだけでも、息をしてるだけでも、体は動き続けているので、エネルギーを消費しています。
この基礎代謝、20代をピークに、年齢とともに少しずつ落ちていく。
具体的にいうと、20代と40代では1日に消費するエネルギーが100〜200キロカロリーくらい違うと言われています。
ごはん半膳分くらいの差です。
「同じ食事量なのに太る」って感じるのは、これが理由のひとつ。 体が使えるエネルギーが減ってるのに、入ってくる量が同じだから、少しずつ蓄積されていくんです。
「30代までのやり方」が通用しなくなる理由
まとめると、こういうことです。
ホルモンが減って、脂肪が燃えにくくなった
基礎代謝が落ちて、同じ食事量でも太りやすくなった
脂肪のつく場所が変わって、お腹周りが変化してきた
つまり、体のしくみ自体が変わってるんです。
なのに、30代のころと同じダイエットをしようとしても、うまくいかないのは当然で。 やり方を体に合わせてあげる必要があるんです。
頑張ってるのに結果が出なかったのは、意志が弱いからでも、食べすぎだからでもない。 方法が、今の体に合っていなかっただけ。
それがわかっただけで、わたしはちょっと気持ちが楽になりました。
では、わたしが実際に「本当の原因」に気づくまでに何があったのか。 次の章から、具体的に全部話していきます。
第2章「わたしが気づいた『本当の原因』と、そこにたどりつくまでの話」
正直に言います。
わたし、40代に入ってから2年くらい、ずっとモヤモヤしてました。
体重が増えてるのはわかってる。 でも食べすぎてる感覚はない。 むしろ以前より気をつけてるくらい。
なのに、毎朝体重計に乗るたびに「あれ、また増えてる」ってなる日々。
給食の仕事をしていて、栄養バランスとかカロリーとかは人よりわかってるつもりでした。 子どもたちに出す献立は毎日考えてる。
なのに、自分の体のことは全然わかってなかったんです。
「食べる量を減らせばいい」と思ってた
最初にやったのは、シンプルに食事を減らすことでした。
ごはんを半分にしてみた。 間食をやめてみた。 夜は炭水化物を抜いてみた。
最初の1週間は少し落ちた気がしたんですよね。 でも2週間目からぴたっと止まって、3週間後にはなんか体がだるくなってきて。
仕事中にぼーっとする。 夜になると急に甘いものが食べたくなる。 結局ドカ食いして、元に戻るどころか少し増える。
この繰り返しでした。
あるとき、栄養士の先生に言われたこと
職場の栄養士さんに、なんとなく相談したんです。
「食べる量減らしてるのに全然落ちないんですよね」って。
そしたら言われたのが、
「食べる量より、食べるタイミングと、眠れてるかどうかの方が大事な時期かもしれないよ」
という一言でした。
タイミング?睡眠?
そのときは正直「え、そんなことで?」ってちょっと半信半疑で。
でもその日の夜、自分の生活を振り返ってみたんです。
朝ごはんは仕事が忙しくてほぼ食べてない。 昼は給食を子どもたちと一緒に食べるから早い時間。 夜は帰ってからまとめて食べる、いちばん多い食事が夜になってる。
睡眠は、、、6時間とれてればいいほうで、だいたい5時間くらい。
「あ、これか」と思いました。
本当の原因は「食べすぎ」じゃなかった
食事の量は減らしてたけど、タイミングがバラバラだった。
しかも夜にいちばんたくさん食べる生活を何年も続けていた。
睡眠が足りないと、食欲を抑えるホルモンが減って、逆に食欲を増やすホルモンが増える、ということも後から知りました。
眠れてないから食欲がコントロールできなくて、夜にドカ食いしてしまう。 その繰り返しが、体重が増え続けた本当の原因だったんです。
食べすぎてたわけでも、意志が弱かったわけでも、運動が足りなかったわけでもなかった。
食べるタイミングと、睡眠。
この2つが、40代のわたしには一番大事なことでした。
では次の章では、この気づきをもとに実際に変えた3つのことを、具体的に全部書きます。
第3章「原因がわかったら、やることはシンプルだった。わたしが実際に変えた3つのこと」
原因がわかってから、やったことは3つだけです。
特別なサプリは買っていません。 ジムにも通っていません。 つらい食事制限もしていません。
忙しい日常の中で、続けられることだけを選びました。
変えたこと①「食事の量じゃなくて、タイミングを整えた」
まず最初に変えたのは、食べる時間帯です。
以前のわたしの食事はこんな感じでした。
朝:忙しくてほぼ食べない、もしくはコーヒー1杯だけ
昼:給食を早めの時間に食べる
夜:帰ってからまとめてどっさり食べる
夜にいちばん多く食べる生活を、何年も続けていたんです。
これを変えました。
朝ごはんを必ず食べる。夜は量を減らす。
ただそれだけです。
朝は忙しいので、バナナ1本とヨーグルトだけでもいい。 それだけで「体が動き出す」感覚がまず変わりました。
夜は、ごはんの量を今までの3分の2くらいに。 おかずは減らさない。炭水化物だけ少し減らすイメージ。
これを2週間続けたら、体が軽くなった感覚がはっきり出てきました。
体重の変化より先に、「なんかだるくない」という感覚が戻ってきたのが最初の変化でした。
変えたこと②「運動より先に、睡眠を7時間確保することを決めた」
これ、最初は「え、運動じゃないの?」って自分でも思いました。
でも栄養士さんに言われたことを思い出して、まず睡眠から変えてみたんです。
眠れていないと、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減って、食欲を増やすホルモン(グレリン)が増える。 だから眠れていない日は、甘いものが無性に食べたくなる。
これ、意志の問題じゃなくて、ホルモンの問題なんです。
具体的にやったことは3つ。
① 寝る1時間前にスマホをやめる これが一番しんどかったけど、一番効果がありました。 スマホの光が睡眠の質を下げるのはわかってたんですが、ついつい見てしまってて。 最初の3日間は手持ちぶさたで落ち着かなかったけど、1週間後には自然と眠くなる時間が早まってきました。
② お風呂は湯船につかる(週4〜5回) シャワーだけだと体が冷めるのが早くて、眠りが浅くなりやすい。 40度くらいのお湯に15分つかるだけで、体の芯から温まって寝つきがよくなりました。
③ 寝る時間を30分だけ早める いきなり1時間早めようとすると続かないので、まず30分だけ。 これだけで翌朝の「なんかだるい」がかなり減りました。
睡眠を整えたら、夜のドカ食いが自然と減っていったんです。 甘いものへの衝動が、明らかに落ち着いてきた。
「運動する前に寝ろ」って、こういうことだったんだと実感しました。
変えたこと③「体重より、体の感覚を記録するようにした」
これ、地味だけどめちゃくちゃ大事でした。
以前は毎朝体重計に乗って、増えてたらその日一日気分が落ちる、ということを繰り返してました。
体重って、水分量とか食べたものとか、その日の状態でけっこう変わるんですよ。 前の日に塩分多めのものを食べたら翌朝1kg増えることもある。 それに一喜一憂するのが、じわじわメンタルを削っていってた。
だから体重を毎日測るのをやめて、かわりにこの3つを毎晩メモするようにしました。
今日の朝ごはん、食べられたか
何時に寝たか
体の調子はどうか(よい・ふつう・だるい の3択)
これだけ。
続けてみると、朝ごはんを食べた日は体の調子がいい、早く寝た翌日は食欲が落ち着いてる、というパターンが自分でわかってきました。
「数字で管理する」より「体の感覚を知る」ほうが、長続きするしストレスも少ない。 これはほんとうにやってみてよかったことです。
3つをまとめると
やったこと
具体的な内容
① 食事のタイミング
朝は必ず食べる・夜は量を少し減らす
② 睡眠を整える
スマホを1時間前にやめる・湯船につかる・30分早く寝る
③ 体の感覚を記録
体重より「朝食・就寝時間・体調」を毎晩メモ
どれも、お金はほぼかかっていません。 新しいものを買ったのは、メモ用の小さなノート1冊だけです。
次の章では、今日からすぐできる「チェックシート」を用意しました。 自分の生活のどこから変えればいいか、一緒に整理していきましょう。
第4章「今日から始められる『40代の体に合ったリセット習慣』チェックシート」
この章は、読むだけじゃなくて手を動かしながら読んでほしいです。
スマホのメモでも、紙でも、なんでもいいので用意してください。
まず、今の自分の生活を書き出す(5項目だけ)
むずかしく考えなくていいです。 正直に書くだけでOK。
① 朝ごはん、食べてますか? → 毎日食べる・たまに食べる・ほぼ食べない、のどれか
② 夜ごはん、何時ごろ食べてますか? → 時間を書くだけでOK
③ 夜は何時ごろ寝てますか? → だいたいの時間でいい
④ 寝る前、スマホを見てますか? → 見る・たまに見る・見ない、のどれか
⑤ 最近、体がだるいと感じることがありますか? → よくある・たまにある・あまりない、のどれか
書き出せたら、この基準で見てみてください
チェック項目
「変えどき」のサイン
朝ごはん
「たまに」か「ほぼ食べない」なら要見直し
夜ごはんの時間
21時以降が多いなら要見直し
就寝時間
0時以降が多いなら要見直し
寝る前スマホ
「見る」なら要見直し
体のだるさ
「よくある」なら睡眠から整えるサイン
「全部当てはまった」って人も、焦らなくていいです。 全部一気に変えなくていい。
「変えやすいもの」から1つだけ選ぶ
5項目を見て、一番やりやすそうなものを1つだけ選んでください。
たとえば、
朝ごはんを食べていないなら → 明日の朝、バナナ1本だけ食べてみる
寝る前にスマホを見るなら → 今夜だけ、寝る30分前に画面を伏せてみる
就寝が遅いなら → 今夜だけ、いつもより30分早く布団に入ってみる
「1週間続ける」じゃなくて、「今夜だけ・明日だけ」でいいです。
1回できたら、また1回。 それを繰り返すだけで、2週間後には「なんか体が変わってきた気がする」という感覚が出てきます。
記録はこれだけでいい
毎晩寝る前に、スマホのメモに3行だけ書く。
朝ごはん:食べた/食べてない
寝た時間:○時
今日の体調:よい・ふつう・だるい
それだけです。点数もつけなくていい。 できなかった日のことも書かなくていい。
「できた日を積み上げる」記録にするのがポイントです。
おわりに「体が変わったのより、自分を責めなくなったのが一番よかった」
3ヶ月くらい続けてみて、一番変わったのは体重じゃなかったんですよね。
「また失敗した」って思わなくなったことでした。
以前は、体重計の数字が増えるたびに「わたしがだらしないから」って自分を責めてた。 でも原因がわかってからは、「あ、昨日寝るのが遅かったからかな」って、ただの情報として受け取れるようになってきた。
自分を責めるより、原因を考える。 それだけで、気持ちがだいぶ楽になりました。
食べすぎでも、意志が弱いわけでも、なかったんです。
ただ、今の体に合ったやり方を知らなかっただけ。
それを知ってから動き出せば、ちゃんと変われます。 わたしがそうだったので。
読んでくれてありがとうございました。 「やってみたよ」があれば、SNSで教えてもらえるとうれしいです。
※この記事は個人の体験をもとに書いています。体に不安がある方はかかりつけの医師にご相談ください。
