苦手だった冷しゃぶを克服した日【晩酌おじのアテ日記119】
冷しゃぶが苦手な理由と原因考察
僕が、冷しゃぶが苦手だった。理由は、「固い・パサパサ」「残りすぎた脂」「特有の臭い」の3点に集約される。
固い・パサパサ
「冷しゃぶなのに、何故か固い、もしくはパサパサ」なんてこと、家だけではなくお店でもたまにあるよね。この原因は温度!しゃぶしゃぶする時のお湯が熱すぎる…、もしくは長い時間をかけて茹でている。さらには、しゃぶしゃぶ後、肉を氷水で冷やし過ぎなことも理由の一つ!
残りすぎの脂
肉の脂は、常温で固まっている。いくら熱を通したからと言っても、冷めていく段階で脂は固まってしまうもの。茹でる時の温度と冷まし方にコツがある。さらに、もっと重要なポイントが肉の選び方!
特有の臭い
冷めた料理は、温かい料理よりも素材の臭いを感じやすくなる。特に冷しゃぶの場合は、食べる時の付け合わせが生野菜が多く、その臭いを感じやすい。ただ、お湯でしゃぶしゃぶするだけでは、その臭いの根本は消えないものである。

対策
苦手な理由と原因考察から導き出される対策。実際にやってみた!
固いパサパサ対策
沸騰したグラグラのお湯で茹でると、タンパク質が急激に縮んで水分が抜けてしまう。沸騰したお湯を一度火を止め、80度くらいを保ちながら熱を入れるとしっとり仕上がる。大量にゆでる場合は、弱火で温度を保つ。低すぎると、長時間茹でなければいけないので、パサパサになってしまう。
少量の砂糖をお湯に溶かしたり、お肉に片栗粉を薄くまぶすのも効果的のようだが、まだ試してはいない。
脂対策
茹でた豚肉を氷水に直接入れて急冷すると、脂が白く固まり、口当たりが悪くなる。氷水には取らず、ザルに広げて常温でゆっくり冷ます。少しだけ風を当てるのも効果的。冷たくして食べたい場合は、常温で冷ました後に冷蔵庫で短い時間で冷やす。
臭い対策
お湯に少量の酒を入れ茹でると臭みが和らぐ。また、酒の成分が肉の水分を外に逃げにくくするため、お肉がパサパサにならない効果もある。
長ねぎの青い部分やスライスしょうがも効果的なようだが、酒だけで十分かもしれない。
冷しゃぶの奥義伝授
冷しゃぶの作り方(茹で方)の奥義を伝授。パサつかずしっとり、脂と臭いを感じさせない、完璧な「しゃぶしゃぶ」方法とは…!
冷しゃぶ(肉のしゃぶしゃぶ方法と冷まし方)
1. 鍋の温度調整
鍋に水(2000ml)と酒(大さじ2)を入れて強火にかけ、沸騰したら火を止める(お肉が大量の場合は、弱火にしてフツフツ状態を保つ)。大きな鍋を使用するのもポイント!
2. せっかちは禁物。肉はばらして1枚ずつ。
豚肉1枚を菜箸にはさんで湯に入れ、左右に3回ほどゆっくり泳がせる。色が全体的にピンクから白っぽく変わったら、すぐに湯から引き上げる。一度に何枚ものお肉をしゃぶしゃぶするのは、肉同士がくっついたり、湯の温度が一気に下がったりして、火の通りにムラができてしまうので禁止。
一枚ずつ茹でるなんて、手間と時間がかかって面倒だと感じるかもしれない。でも、手間は美味しくするための調味料と考えよう。
3. ザルに重ならなく広げ、自然に冷ます
重ならないようザルに並べて水気をきる。そのまま粗熱がとれるまで自然に冷ます。残りの豚肉も同様に茹でる。急ぐ場合は、そよ風程度の風を充てる。ただし、強すぎたり長時間だとパサつきや固くなる原因に!
冷水や氷水で冷ますのは厳禁!
※冷しゃぶは、蒸しても美味しく作れる。
蒸すことで、茹でるよりも低温でしっかり火が入り、よりしっとりと仕上がると言われている。ただし、茹でたお肉よりもシナシナになってしまう恐れもある。お好みで使い分けよう!
晩酌おじの「ちょいうまポイント」
冷しゃぶは作り置き(3日以内)としても活躍する。食べる時は、耐熱皿に重ならないよう並べてラップをかけ、電子レンジで脂に透明感が出るまで、軽く温める。加熱し過ぎるとパサつくので600Wで約10秒ごとに様子を見ながら加熱すること。
今宵のお品書き

今宵のお品書き
🍳豚ばらスライスの冷しゃぶ
🍳自家製中華たれと胡麻たれ
🍳肉じゃが
🍳キャロットラペ
🍳きゅうりのパリパリ醬油漬け
🍳キャベツと人参の浅漬け
🍳ミニトマトの中華和え




冷しゃぶは、しっとりなのに脂を程よく感じるサッパリ味。
臭みは全くない…どころか、豚肉の芳醇な香りが漂う。
2種類の自家製たれで飽きずに、山盛りをペロリ…、
買いすぎた豚肉で作った肉じゃがと交互に箸が止まらない…、
空になっていく皿を見ながら夜は更けてゆく…乾杯🍻
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