【甲子園の思い出】息子を見守り続けた母🌿あの夏のホームラン⚾️
行け!
行けー!!
行けーー!!
うぉぉぉぉぉぉー!!!!
12回裏
初球、打ち込まれた白球は、バックスクリーンへと吸い込まれた。
サヨナラホームラン⚾️
あの夏、
息子たちの学校が甲子園出場を決めた。
全国高校野球選手権大会予選決勝。
球場には多くの学校関係者が集まっていた。
甲子園出場を願い、全校応援で集まった生徒たち。
子どもたちの勝利を信じ応援し続けた保護者。
支えてくれた先生方やOB、OGの皆さん✨️
勝利が決まった瞬間、
湧き上がる歓声。
喜びで鳥肌が立った…
息子は当時高校1年生。
いつも一緒に練習し、努力する姿を見せてくれていた先輩たちの勇姿。
先輩たちの”熱い思い”は、
”感動”
とういう言葉では片付けられないほどの力を与えてくれた。
数年ぶりに夏の甲子園出場を決め、
一気に盛り上がる学校関係者。
その日のうちに甲子園対策室も立ち上がり、
全校挙げて野球部を応援することとなった。
私も微力ながら、娘とともに応援に行くことに。
(息子は野球部枠での応援参加)
試合前日の夕方、学校へ集合。
学校が手配した、貸切バス数台に分かれて乗車。甲子園へ向かいます。
私の後ろの席には、レギュラーを務める3年生の保護者が乗っていました。
試合、楽しみですね!
と伝えると予想外の答えが返ってきました。
「試合から外してもらえたらって思ってます」
甲子園を目指して入学し、努力の末に掴み取ったレギュラー。
そこには、
喜びと同時に、
押しつぶされそうになるプレッシャーがあったのでしょう。
息子たちの高校は、いわゆる伝統校。
県内屈指の甲子園出場回数を誇っていました。
もちろんOBの圧(いやっ、応援)もハンパない。
最近では甲子園が遠のいていただけに、
球児たちにかかる期待は大きく、
初戦で負けるわけにはいかない。
そんな静かなプレッシャーが球児たちだけでなく、
保護者の間にも広がっていたのです。
当時、息子は1年生。
総勢120人を越える部員の中でレギュラーを取るなんて、
”憧れ”のレベル。
大谷さんの、
憧れるのをやめましょう
なんて言葉はまだまだ先の話。
私も、カッコいい(息子の)先輩たちに憧れていました。
(いや〜高校球児⚾️ホントにカッコいい😍)
3年生レギュラーの親御さんのリアルな話は、
息子が入学した高校が目指すところを、改めて教えてくれました。
甲子園出場ではなく、甲子園での勝利⚾️
ここからが始まりだったのです。
球場に入りスタンドを見渡すと、既に多くの観客が…
私は甲子園に来たのが初めてだったので、
”ここが聖地か!”
とワクワクが止まらなくなりました。
地方の球場では感じることのないエネルギー。
エネルギーというか、
高校生たちのパワーが集結している!
そんな印象を受けました。
真っ青な空の下、
夏の暑さよりも熱い、高校生の思い。
会場にいるだけで、圧倒されるほどの”熱い思い”
そこでは、
球児や、近くで支えてきた周囲の人々が、
これまでに積み重ねてきた努力、
かけ続けた情熱、
これまでの足跡が垣間見えた気がしました。
試合開始。
今までの練習の成果を発揮する選手たち。
スタンドで応援する生徒たちにも力が入ります。
どちらのチームも一歩も引かず。
試合はタイブレームへ。
10回、
11回、
点数は動かず…
そして迎えた12回裏。
皆が勝利を信じ、試合の様子を見守っていました。
「◯番ファースト◯◯くん」
場内に響くアナウンスとチャンステーマ。
ゆっくりとバッターボックスに立ち、
落ち着いてバットを構える選手。
迎えた第1球⚾️
全力で振ったバットに当たった白球は、
会場の声援とともにバックスクリーンの方へ!
行け!
行けー!!
行けーー!!
その瞬間、アルプススタンドで割れんばかりの歓声が!
うわぁぁぁぁぁ!!!
やったぁーーーーー!!
湧き上がる場内、
拳を振り上げ、噛みしめるようにホームを一周する選手。
サヨナラホームラン⚾️
ホームベースを踏み、ベンチの方へ向かうと、
そこには両手を上げ、笑顔で迎えるチームメイトたちの姿が…
抱き合って喜ぶ選手たち。
目指していた初戦突破!
熱気に包まれるスタンド。
お互いを叩き合いながら喜ぶ部員たち。
抱きしめ合う保護者。
会場は歓喜に包まれ、
まるで夢を見ているようでした。
届け!
奇跡じゃなくていい 美しくなくていい
生きがいってやつが光輝くから
切れないバッテリー 魂の限り
宿命ってやつを燃やして 暴れ出すだけなんだ
帰りのバスの中、
後ろには、あの3年生の保護者が。
そう、
ホームランを放ち、
チームを勝利に導いたのは、
”試合から外してもらえたらって思ってます”と話していた保護者の息子さんだったのです。
「おめでとうございます!」と伝えると、
「最近打ててなかったから心配してました」
「ホントに良かったです。ありがとうございました!」
と涙ぐみながら答えてくださいました。
プレッシャーをはねのけ、親子でつかんだ勝利。
見守り続けた母の思いが、
息子に力を与え、
チームを勝利へと導いたのです。
甲子園には魔物が棲む
と言いますが、
きっと魔物も、親子の愛には勝てなかったのでしょう☺️
今年ももうすぐ甲子園が始まりますね!
たくさんの球児たちの思いを背負ってプレーする選手たち。
あなたたちには多くの仲間、
支えてくれる人たちがいる。
この暑い夏を”熱いパワー”で楽しんでくださいね!
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