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家族との関係を見直すキッカケになった出来事


“家族”と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持っているでしょうか。

家族とは、どういう存在ですか_____


私は小さい頃から20代まで
“家族みんな仲が良く、あたたかい家庭”
というものにすごく憧れを持っていました。


なぜなら、当時の自分には到底手に入らないものだったからです。


日常生活を送っていると、人と出会わない場所はほとんどないわけで。
町を歩けばニコニコと、楽しそうにしている家族連れがたくさん溢れていて。
それを見るたび、なんだかキラキラ眩しくて。
ついでに妙に寂しい気持ちにもなったりして。
あぁ……
自分の人生には一生訪れることはないんだろうな…
なんて黒い感情が渦巻いては、目を背けたくなるような現実を憎んでいました。


父は世間的には温厚で、知り合いや友達も多いタイプ。ですが、実際は気が小さく短気で自由奔放な性格。
小さい頃はどこか遊びに連れて行ってくれたりはよくしてくれたものの、昭和の男なので基本的に家事育児なんてほぼ母に任せっきり。
私や弟が何か怒られた時なんかは、家の庭にある電気もない真っ暗な木小屋の中に数分間閉じ込められたりしました。

母はものすごく気が弱い部分と、ものすごく気が強く頑固な部分が極端に分かれている人。
おまけに完璧主義者で少々頭の硬いところが難点なステレオタイプ。
義母がまだいた頃は嫁姑問題もあり、そのストレスだったり、旦那である父の母への理解のなさや、母自身の未熟さも相まって、その捌け口として私たち子供によく手を上げることがありました。
何か母が気に入らないことがあるとすぐに手が出てくるので、それが怖くて逆らえない状況でした。
そういうこともあり、何気なしに母が手を挙げるタイミングがあると、また殴られるんじゃないかと思い、ものすごくビクビクしていたのを覚えています。
その恐怖は20代前半まで引きずっていました。


私には年の離れた弟が1人いるのですが、母に似て両極端な性格をしており、私以上に引きこもることが多いタイプ。
また、父が弟に関してはあまり愛情を注ぐことがなかったので、心が枯渇してしまっていたこともあり、それがだんだんと家庭内暴力という表現に変わっていってしまったのです。

弟は柄は小さいとはいえども男なので。
思春期にもなると母や私よりも力が強くなるわけで。
気に入らないことがあったり、自分の思いを上手く表現できない場面が出てくると癇癪を起こし、すぐに殴りかかってきたり、髪の毛を引っ張られたり、腕をつねられたり、近くにあった傘や木刀など、とにかく武器になるものを持ってきては殴られるようなことがありました。

弟が中•高生の時が特に酷く、父はあまり無関心なのもあり、母のストレスも余計に溜まっていきました。
そのストレスは私に向いてきて
「あんたなんかいなくなればいい!」
そう母に言われたことも何度もありました。
言われるたびにとても悲しく
「私ってなんで生きてるんかな…」
「なんで生まれてきたんだろう…」
と、どんどん深い闇の中に飲み込まれていきました。

母はそういう突き放し方をするわりに、私や弟のすることにいちいち口出ししたり、あれはダメこれはダメと過干渉気味なところがあって。
愛が重いんだか、無いんだか。
よくわからない家庭でした。

この頃は特に自分の未来や人生に希望が持てず、ただただ日々をなんとなく生きていました。
何をしていても心にぽっかり穴が空いているような感覚があり、少し塞がったかと思えば、またどこからか穴が空きこぼれ落ちていく_____
いっそのこと、この世から消えてしまおう。
そう何度も思っていました。
けれど、自ら命を絶つ勇気もなく。
そんな自分もすごく嫌で。
とにかく自暴自棄になっていました。

そういった状況に耐えられず、このままでは自分はダメになると思い、24歳の時に思い切って家族とは縁を切る決意をしました。
※正確には、1人で生きていく(1人暮らしする)ことを決めたということです。

24歳で1人暮らしを始めるというと、世間的には少し遅めではあるかもしれません。
ですが、学校を卒業し、就職してからもずっと実家で過ごしてきた私。
なんだかんだあっても親離れできていない部分も多少はあったと思うので、ちょうどいいタイミングだったと今では思います。

そこからはトントン拍子で物件も決まっていき、引越し当日、両親には出ていくことを告げずに黙って荷物をまとめて出ていきました。
いつもと違う娘の様子に両親は勘付き、反対していましたが、無視して出ていきました。


そうして私の1人暮らし生活が始まっていったのです。


1Rロフト付きのその部屋は、少し住みにくさはあるものの、私にとってはとても居心地が良く、初めて心落ち着く居場所となりました。





ここまで読んでいただきありがとうございました✨
前回までの記事、スキとコメント、そしてフォローして下さった方もありがとうございます😌


次回は、この話の続きを書く予定です。
【続・家族のカタチについて思うこと】

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