オルカン基準価格の見方と、自分が積立を続ける理由
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)に積立投資をしていると、基準価格という数字が毎日変わっているのが気になる人も多いだろう。自分も最初の頃は「今日は上がった、下がった」と一喜一憂していた時期があった。だが今は、基準価格の動きを冷静に見られるようになった。この記事では、基準価格とは何か、どう付き合えばいいのか、そして自分がオルカンの積立を続ける理由を整理して書いていく。
●基準価格とは何か、なぜ毎日変わるのか
基準価格とは、投資信託の「1口あたりの値段」のことだ。たとえるなら、スーパーで売っている野菜の値段のようなもので、需要と供給、つまり市場の状況によって毎日変動する。オルカンの場合、全世界の株式市場に投資しているため、アメリカや欧州、日本、新興国など世界中の株価の動きが反映される。世界のどこかで経済指標が発表されたり、企業の業績が良かったり悪かったりすると、それが基準価格に影響する。自分はエンジニアとして設備の稼働状況を日々チェックする仕事をしているが、基準価格も同じように「今の世界経済の体温」を示す数字だと考えている。上がったり下がったりするのは当たり前で、むしろ変動しない方が不自然だ。大切なのは、短期的な上下に振り回されず、長期的な視点で捉えることだと自分は考えている。
●基準価格の推移を見るときのポイント
基準価格の推移を見るとき、自分が意識しているのは「点ではなく線で見る」ことだ。今日の価格が昨日より100円高いとか安いとかは、正直あまり意味がない。それよりも、過去1年、3年、5年といった長いスパンで見たときに、右肩上がりの傾向があるかどうかが重要だ。オルカンは全世界の株式に投資しているため、短期的には経済ショックや地政学リスクで下がることもある。実際、コロナショックのときは大きく下がったし、最近でも米国の金利政策や中国経済の減速などで揺れることがある。だが、過去のデータを見れば、世界経済は長期的には成長を続けてきた。自分が積立を続けているのは、この「長期的な成長」に賭けているからだ。夜勤明けで疲れているときに基準価格をチェックして一喜一憂するのは時間の無駄だと気づいてからは、月に一度確認する程度にしている。
●自分がオルカンの積立を続ける理由
オルカンの最大の魅力は「分散」と「低コスト」だ。分散とは、卵を一つのカゴに盛らないという投資の基本原則で、オルカンは全世界の約3,000銘柄に投資している。つまり、どこか一つの国や企業が不調でも、他でカバーできる仕組みだ。自分は個別株を持っていないが、それは特定の企業の業績を追い続ける時間も知識もないからだ。家族との時間や筋トレの時間を削ってまで株価を追いかけるより、プロに運用を任せて自分は本業と家庭に集中したい。低コストも重要で、オルカンの信託報酬(運用手数料)は年0.05775%程度と非常に安い。長期で積立てるほど、この差は大きくなる。自分はNISAの枠を使って毎月コツコツ積み立てているが、これは「将来の自分と家族のための仕組み作り」だと考えている。サイドFIREを目指すなら、焦らず、淡々と続けることが一番の近道だと信じている。
基準価格は毎日変わるが、それに一喜一憂する必要はない。大切なのは、長期的な視点を持ち、淡々と積立を続けることだ。自分はこれからもオルカンを軸に、家族との時間を大切にしながら資産形成を続けていく。
本記事は個人の見解であり、特定の金融商品の購入を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

