紀州犬リキの思い出 第6話
リキが号泣した! 💦
3匹の子犬たちは
皆元気にすくすくと育って、
やがてオウチから出てくるようになる頃には、
その中の1匹だけが
おもちゃみたいなフサフサの白い犬になっていた。
あれ?この子たちのお父さんて
あの短毛の茶色犬じゃ無かったの?
リキか茶色犬の先祖に長毛の犬が居たのかな?
あ~あそういえば!
以前飼っていた白い秋田犬も
4匹の子犬の中で1匹だけ長毛で、
「毛が長いから5万円でいいよ」というので
安く買えたのだそうだが、ちゃんと血統書はあった。
(毛が長いと価値が下がるんだそうだ)
もうずいぶん前の事で血統書に書かれていた名前は忘れたが、
あんまり可愛くてコレという似つかわしい名前が
いつまでも思い浮かばなくて、
とうとう「名無しの権兵衛」になってしまった。((+_+))
だから、呼び名は「ゴンベ」
メスなのに・・・( ´艸`)
遺伝子に変異が起きる(DNAの塩基配列が変化する)ことで、
本来ならば短毛であるところが長毛の犬になることがあるんだそうだ。
ダックスフントにも短毛と長毛があるし。
👇
ドイツ原産の犬種。
ジャパンケネルクラブ(JKC) の登録名は、
英語 読みによる 「ダックスフンド」 だが、
ドイツ語 では文節末尾の d は濁らないため
「ダックスフント」になる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
或る日、遠来のお客に
ぜひこの毛の長い子を譲ってほしいと言われた。
でも、
まだやっと自分でエサを食べるようになったばかり。
親から離すにはちょっと早いからと
一旦は断ったものの、
「大丈夫、前に飼っていた紀州犬もこの位の時に貰ったし、
この次に来るのは大分先になるから。
大切にするから!」
と熱心に頼み込まれシブシブ承知したのだが、
リキから引き離すのは躊躇われ、
大切そうに抱きかかえておっぱいを飲ませているリキに
「ちょっとこの子貸してね」と言って借りてみたら、
全く抵抗感無かったのだが・・・・
その子を家の外で待っていた夫の友人に渡し、
リキの目につかぬように
そのまま外出してしまった私が
3時間ほどして帰って来ると、
リキがオウチから出てきて
いつものようにシッポを振って迎えてくれた。
ホッ (*^_^*)
ところが、
「ただいま」といつものように普通に言って
リキの頭をなでて玄関を入ると、
ナント!
キャーーーーーーーーァ
キャーーーーーーーァ
と、切ない声で泣くではないか!
確か、猫は3匹の子猫が生まれて
その内の1匹が居なくなっても
こんなに騒ぐことって無かったと思う。
犬だって3匹も2匹もわからないんじゃないかと
たかをくくっていた私がバカだった!
わかるのはリキだけなんだろうか?
(うちの子もそうだったという方
いらっしゃいましたら是非コメント下さい。)
もう、なんて言って慰めたら良いのか分からない。
ォㇿォㇿ (;´・ω・)
リキ、ゴメン!
なんとかかんとかその場の思い付きで
必死でリキに話しかけ、慰めてみた。
(なんと言い訳したのか全く記憶に無い)
リキは私の目を見て,
理解しようとするかのようにじっと聞いていた。
(; ´Д `A ```
やがて、リキは不意に向きを変えてオウチに入り、
2匹の子犬を抱きしめて向こうを向いてしまった。
((+_+))
ズキンと胸が締め付けられた。
リキの胸の内がヒシヒシと感じられるような気がして、
その日は寝るまで心が晴れなかった。
つ づ く
👇
第7話
いいなと思ったら応援しよう!
記事を気に入って頂けたら、おいくらでもお気に入りの度合いに応じてサポートして頂けると嬉しいです。励みになります。