はじめまして、ひとりビジネスの終活アドバイザーです
一人で仕事をする人のための「終活」を考えています
はじめまして。
このnoteでは、一人社長・個人事業主・フリーランスなど、一人で仕事をしている人のための終活について書いていきます。
私がこのテーマについて考えるようになったのには、きっかけがあります。
私自身が、がんになったことです。
病気になったとき、当然、治療やこれからの生活について考えました。
その中で、ふと、
「もし自分がいなくなったら、今やっている仕事はどうなるんだろう」
と思いました。
私は個人事業主です。
自分が仕事のことを一番よく分かっています。
取引先との関係、契約、請求、入金、データ、各種サービス、毎月の支払い。
自分の頭の中やパソコンの中にしかない情報もあります。
そして、それは仕事だけではありません。
生活の中にも、自分しか分からないことがたくさんあります。
そのとき初めて、
「私は、自分がいなくなった後のことを、ほとんど整理できていない」
と気づきました。
市販のエンディングノートでは、足りなかった
その後、改めてエンディングノートについて考えるようになりました。
市販されているエンディングノートには、財産や連絡先、葬儀など、さまざまな項目があります。
人生を振り返ったり、思い出を書き残したりするものもあります。
もちろん、それらが必要な人もいると思います。
ただ、私自身が一人で仕事をしている立場から見ると、
「これでは足りない」
と感じました。
そもそも、一般的なエンディングノートには、
「個人事業主として仕事をしている人が、自分に何かあったとき、事業をどうするのか」
という視点が十分にありません。
たとえば、
どんな取引先があるのか
どの契約が継続しているのか
請求や入金はどうなっているのか
どのサービスを利用しているのか
仕事のデータはどこにあるのか
仕事を止めるために何をしなければならないのか
誰に何を伝えればいいのか
自分がいなくなった後、生活に何が残るのか
こうしたことです。
一人で仕事をしている人にとっては、こちらのほうが切実な問題ではないでしょうか。
「死の準備」だけが終活ではない
私は、終活を「死ぬための準備」だけにしたくありません。
一人で仕事をしている人の場合、
仕事と生活は切り離して考えにくいからです。
事業そのものだけではなく、
仕事に使っている銀行口座やサービス、
契約しているもの、
パソコンやスマートフォンの中にある情報、
日々の支払い、
家族や大切な人との関係、
そして、自分が大切にしているもの。
そうしたものを一度整理しておくことは、
「死後のため」だけではなく、
今後の人生をどうしていくのかを考えることにもつながります。
仕事をいつまで続けるのか。
何を残すのか。
何をやめるのか。
誰かに引き継ぐのか。
それとも、きちんと終わらせるのか。
私が作りたいのは「マニュアル」ではありません
私は行政書士で、終活ガイド1級でもあります。
その立場から制度や手続についてお伝えすることもできます。
でも、このnoteでやりたいのは、制度を並べた「終活マニュアル」を作ることではありません。
まして、
「人生を振り返って、あなたの思い出を書きましょう」
ということだけでもありません。
一人で仕事をしている人が、
「自分に何かあったとき、周りの人が困らないためには、何を整理しておけばいいのか」
を、現実的に考えられるようにすること。
それが、このnoteで扱いたい終活です。
一人で仕事をする人には、一人で仕事をする人の終活がある
一人社長。
個人事業主。
フリーランス。
呼び方は違っても、
「自分が仕事の中心にいる」
という点では共通しています。
自由に働ける一方で、自分に何かあったときには、誰かが代わってくれるとは限りません。
だからこそ、
一人で仕事をする人には、一人で仕事をする人のための終活が必要なのではないか。
私はそう考えています。
私自身が病気を経験したからこそ、気づいたことがあります。
そして、行政書士として仕事をしてきたからこそ、整理できることもあります。
この二つを掛け合わせて、
「一人で仕事をする人が、自分の人生と仕事をきちんと整理しておくための終活」
について、これから書いていきたいと思います。
このnoteが、
「まだ先のこと」と思っていた人が、自分の仕事と生活を一度整理してみるきっかけになればと思っています。
これから、よろしくお願いいたします。

