韓国の超弩級男児向けロボット玩具「タイラント・ゼロ」がすごすぎるので気が済むまで遊び倒しながら君たちに紹介する
先日、韓国からタイラント・ゼロのオモチャが届いた!


めちゃくちゃ最強のオモチャなので今日はこれを自慢……紹介しようと思います。すごすぎなので。
価格は現地で190000ウォン。
日本での相場は25000~35000円といったところでしょうか。
私はQoo10で注文しました。
これは、なんなのか?
そもそもこれは何なのかという前提が必要と思いますので簡単に説明します。オモチャの写真が見たい人は飛ばしてください。
本商品は韓国で展開されているロボットアニメ『メタルカードボット』関連の最新商品です。

https://youtu.be/1070bnqHcHY?si=131JZN8FUuX9Kr_M
日本で例えれば『スーパー戦隊』(いまはもうPROJECT R.E.D.になっちゃいましたが)『勇者シリーズ』『シンカリオン』『ジョブレイバー』などのような男児向けロボット玩具で、本製品の対象年令も3歳以上となっています。
韓国は『スーパー戦隊』や『勇者シリーズ』の人気がものすごく高く、それらに影響された韓国独自の男児向けロボットアニメ&ホビーが超発達しており、ほかにも『ハローカーボット』や『トボット』、『ミニフォース』など多様な作品が元気に展開され続けており、かつて日本でも放送されていた『ロボカーポリー』もそれらに近いコンテンツと言えるのではないでしょうか。多分。
ちなみに日本では速攻で終了した『ロボカーポリー』ですが韓国ではまだまだ超現役でトイザらス行ってもいい位置にデカめにコーナーがあります。

『メタルカードボット』は韓国のSAMG ENTERTAINMENTが展開しており、現在第3シリーズである『メタルカードボットW』が展開中……というか本製品が最終製品かつラスボスであり、放送も昨日最終回を迎えたみたいです(実況がXに流れてきた)。
SAMG ENTERTAINMENTはアニメの制作と版権管理に加え、玩具の企画開発製造までも一貫して行っており、また『メタルカードボット』や『ミニフォース』についてはCGデータを設計にかなり活かしているようで、アニメに劇中にめちゃくちゃ近いヒロイックなプロポーションのオモチャが多いのが素晴らしい点。
さらにオモチャの設計はやはり韓国発の玩具デザイナー会社「ゴッドブレイブスタジオ」が担当しています。彼らは日本発のものでいうとグッドスマイルカンパニーの『THE 合体』シリーズなどのハイエイジ向けロボットホビーを多数手がけており、その質の高さは折り紙つきと言えるでしょう。
とりあえず開けよう/ビークルモード
まあ大体そういう感じのオモチャです、ということでよろしくお願いします。
ちなみに『メタルカードボットW』本編ですが私は公式YouTubeのショート動画くらいでしか見られておらず……いやライブ配信で見られるんだけど時間合わせるのがキツいのと、韓国語だと「ながら見」できなくてしんどいんですよね……というわけであまり劇中描写などには詳しくないです。すいません。あしからず。
一応、最新作の『メタルカードボットW』についても第1話と第2話については公式YouTubeでいつでも見られるのでご興味があったら見てみてください。めちゃくちゃ質高くて殺陣とかもよくてカッコいいよ。
タイラント・ゼロ戦闘シーン。か、かっこいい。少し効果音は軽いかな…
『メタルカードボットW』第1話。多分無印と第2シリーズの『S』は全エピソード見られる?
そんな予防線も引きつつ、空けて遊びましょう。

ギャアアア デカい デカすぎる。いきなり全合体形態ではいっており、実際このまま数日遊んだのですがとりあえず慣例通りビークルモードから遊んでみましょう。

タイラント・ゼロは4両編成の電車から変形し……ってだからデケエって!!!!
連結すると1m20cmにもなるらしく、パッケージをはじめとした各種宣材でも熱烈にアピールされてるのですがウチにそんなスペースは無いので撮影断念。


なのでとりあえずコアロボットとなる1号車から見ていきましょう。
なにやら禍々しいツノとかついてますが、一応モチーフはKTX(韓国の新幹線的なヤツ)なんでしょうか?

窓のとこにはメタルカードボット(※)の特徴である目がプリントされています。ワルそーですね。
※……本当はタイラント・ゼロはメタルカードボットとは別種族にあたる、野生の力を持ったワイルドカードボットという種族なのですが細かい話になるので割愛します

「そういう生き物」なのにしっかり窓とかのディテールがあるのが良い。
本体の白成形色はパープル~レッドのラメ成形、その他各部にクリアーパーツ、メタリック塗装、メッキ加工などが贅沢に使われていてめちゃくちゃ質感がいい。宝石みたいだわ。成形色の透けはありますが、その透けすら美しさに利用できているすばらしいプラ成形。
電車としてのフォルムもスッキリ、ほぼツライチにまとまっていて変にゴツゴツしてなくて…いやツノとかは生えてるけど…いいですねえ。
コアロボットモード

そのスッキリした電車が……ガパッと開いて!

タイラント・ゼロ/ロボットモード。
いやプロポーション良すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!! 何!?!?!? 何頭身あんの!?!?!? すごっっ あの電車が、こう!?!?
一応この状態で劇中設定としては「タイラント・ゼロ」なのですがオモチャの仕様としては「コアロボット」とのことなので今回はコアロボットということで進めましょーか。

イケメンすぎる!!!!! なんですか!?!??!
アニメそのまんまじゃんね…

お気に入りの変形部分。電車のヘッドが胸に来るのですがこれが……

ガパッと開いて

根本で回転してこうなります。
かっけえええええ

さらにこの肩アーマー、接続されているのは胸かつ上下方面へ「逃げ」の可動ギミックも広めに取られているので腕部のアクションからの干渉を避けつつ、肩アーマーとしてのベストポジションを崩さない仕組みになっていて最高です。
どういうことかというと、お手元のガンダムとかがあれば手にしてみてほしいんですが、世の中の9割のロボットオモチャは肩アーマーが肩自体に接続されているので腕を前に回転させると追従して肩アーマーの前面だった部分が上を向いてしまうんですね。
それだけならまだいいんですけど、肩に羽根とかスラスターとかがついてると更に最悪で「これどう機能するねん!」みたいな方向に向いてしまったりするのが常に不満なんですが、タイラント・ゼロはそういった心配がなく、常に色がいちばんカッコよく塗られてていつも見えていてほしい肩アーマーがいつも見たい方向を向いてくれるということなんですね。
すげえ。Ex-Sガンダムが本当は設定上できるはずなのにバンダイがサボってるからいつも満足にできないやつじゃん。

可動ギミックもこのテのオモチャとしてはやたら上質で……法律が本邦と違うとはいえ3歳以上対象オモチャっすよ!?
肘膝は二重関節で、上腕と前腕はここまで折りたたむことができます。
膝にいたっては変形ギミックの関係もあって逆方向にも曲げることができる。

更に胴体にもロール軸があり、スカートパーツはフロントもサイドもヒンジで動くうえサイドスカートはそこから前後に動かすことでシルエットを調整可能。
太もも上部にもロール軸があり、脚部全体の向きを調整可能。
さらにスネにも変形ギミック関連で前後可動が仕込まれているのですが、ここも脚部のシルエットを微調整するのに役立ってくれます。
足首可動は備えてませんが、つま先にロール軸があるので擬似的に接地させられます。
また、各部関節のほとんどは細かいラチェット機構になっており、カチカチ小気味よく、かつガッチリ固定されます。ラチェット幅が広すぎて細かい調整が効かない! なんてこともなし。
そうそう、そういえば指は親指以外が第1関節から開くことができ、手首で回転も可能です。ほかがすごすぎて言及し忘れてたけどそういえばこれもこのテのロボットおもちゃだと結構スゲーぞ。

ビビってしまうほどカトキ立ちがキマる。なんだこのロボットおもちゃは……。


武器として双剣・ソウルディバイダーが付属。

組み合わせて双剣にできるほか……鍔のレリーフが組み合わさるのがカッコいいねぇ~!!

展開して背中にくっつけることで翼とすることもできます。というか本来この状態で「コアロボット完成」っぽいね。
ウェポンカード/ディバイドラゴン

そして……カード武装! メタルカードボット(とワイルドカードボット)はウェポンカードから武具を召喚・装着することでパワーアップできる!

「これカードか??????????」と思ったあなたはなにも間違っていないので安心してほしい。
このウェポンカードはシリーズ初期からの遊びのウリのひとつだったのですが、第2シリーズ『メタルカードボットS』から「カードの形にこだわらないほうがいろんな造形できていいんじゃないですか?」という方向に振り切ってしまい「こんなこと」になってしまったのです。

ファンのあいだではそのあまりにあんまりな醜態から「メタルレンガ」と呼ばれているらしいことをSNSで知った。とはいえ実際これのおかげでカッコよく楽しい遊びができていることは確かなのでもどかしい……。


なんにせよ変形。カードの裏側にはメタルカードボット(ワイルドカードボット)の絵柄が描かれており、これは劇中で人間サイドがメタルカードボットを呼び出したり指示を出したりするのに使います。

ギコギコ身体を伸ばして黒竜・ディバイドラゴンを召喚!
こいつだけで各車両くらいデカいです。

ドラゴンの頭部を胸に

その他のパーツを背中につければ……



武装モード完成! うおおカッコいい!!!!!!

この、龍が身体を貫いたようなデザインがすばらしいですね。こういう系のデザインだーいすき。
大海を疾走するレビアタンフォーム
そしてタイラント・ゼロのコアロボットは、ほかの車両と組み合わせることで3つの派生フォームになることができるのです!

まずはいちばん地味めな3号車から行きましょうか。

客車がモチーフなのか、いよいよドアが設けられてるのがおもしろいですね。客乗せるんかい。
ほかの車両やソウルディバイダーもそうですが、それぞれを司るドラゴンのレリーフがモールドされてるのが美しくて良い。よく見ると全車両微妙にデザインが異なっていて、それがうっすらそれぞれのフォームを感じさせてとてもいいです。

車両の変形は半分に分割し、前後を入れ替えてパカッと開くように変形、接続して完成。

タイラント・ゼロ/コアロボットの足裏ジョイントと3号車のジョイントを合わせてタイラント・ゼロ/レビアタンフォームの完成!
……
うんまあ……これは正直微妙かな……。
サーフボードを意識してるのはわかるんだけどそれにしては板が小さく感じるし、タイラント・ゼロの乗り方もドダイYSに乗るグフより躍動感がなくて微妙~~

一応工夫すれば『エウレカセブン』とか『バーチャロン』のテムジンみたいなサーフィンポーズを取れないこともないけど、足裏のジョイントにかなり無理をさせていて安定しないうえに破損の危険すらあるのでオススメしません。これは一度味わえばそれでいいな! 車両の変形はけっこうおもしろいんですけどね。
大空を飛翔するワイバーンフォーム

続いては4号車との合体ギミック。
4号車は半分に分割する機構がないのでレリーフがきれいに見られていいですね。

裏側には用途不明のマスクがついてるけど、なにに使うんやろなあ(すっとぼけ)。

4号車はこのようにパカッと開きにすると中から翼が出てくるので

このように半分に折りたたみます。あとはディバイドラゴンと同じジョイントを使ってコアロボットに取り付ければ……。

タイラント・ゼロ/ワイバーンフォーム完成!
か、カッコヨすぎる!!!!!!!!!!!!!!!! 翼に描かれたワイバーンのレリーフもたまらん!
いかり肩や腰の長いサイドスカートと合わさったフォルムも美しすぎてすごいカッコいいロボットになってしまったぞ! すごいですね。

背部は背部でクリアーパーツの輝きがきれいでこれまたいい。
大地を蹂躙するベヒモスフォーム
続いてもっとも派手な変形となる2号車との変形行ってみましょう。

3号車同様、中心で2分割されるデザインになっています。

合体の準備として腕を背中側に折りたたみ、胸部もビークルモード時同様の電車のヘッドの形に戻しておきます。

2号車を分割すると……え!? なんだこの内部構造物は!?

そのまま上下に展開して……

2連装砲をスライドさせると…

ゴッツいハンドパーツがゴリッと登場! 最高すぎ!!!!!

しかもすべての指がワキワキ動く! 親指はボールジョイント接続です。最高!!! 当然手首で回転もします。当たり前。
余談ですが、今回はわかりやすいように少しずつ変形させましたが、電車形態から2連装砲を内側に向けたまま腕を展開させるとパーツ干渉の関係で半自動的にハンドパーツが顔を出してくるのでビビります。すごすぎる。オートモーフだ。

かなりの重量を持つパーツですが、ジョイント5つを用いて超ガッチリ接続されるのでポロリの心配皆無。絶対にポロポロさせないという強い意思を感じる。もちろん、分解させづらいなんてこともなし。

タイラント・ゼロ/ベヒモスフォーム完成!!! かっこよすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! このバランスの悪さがカッコいい!!!! 腕がデカすぎる!!!!!!!!!!!!!!


流麗なフォルムを持っていたワイバーンフォームから一転、ゴツゴツガチガチムッチムチな姿への繋ぎが最高すぎる。名DJ。
肩や肘関節はやはり細かいラチェットが設けられていてガチガチ軽快かつ頑丈に動かせます。ポーズの調整が無段階じゃないので左右対称の位置を取りやすいのもメリットですね。
伝説の破壊神/タイラント・ゼロ
さらに、各車両との合体は干渉せずに行うことができるため全車両との同時合体も可能なのだ! すごい、V2アサルトバスター?

ベヒモスフォームから始めましょう。
レビアタンフォームで使った3号車を前後で分割して……

コアロボット脚部は股関節~太もも部のロール軸から180度回転。

このように履かせつつジョイントでガッチリ挟み込んで固定。先述したようにコアジョイントの膝関節は二重関節なうえ前後どちらにも自在に動くので脚部全体を前後逆にしても何の支障もなく機能します。

ワイバーンフォームで使った4号車はまずマスクを外し…

前後を逆にし、翼のなかに隠されていた翼を展開します。

2号車…ベヒモスフォーム…の肩後方に設けられたスリットに上から差し込んで固定完了。

ソウルディバイダーは大剣状態から折りたたんで4号車に接続。

マスクを…

装着!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイラント・ゼロ、降臨──。
すいませんここから完全にウチにある背景紙では収まらなくなってしまいました。
いややろうと思えばできるんスよ? でっかいシーツみたいな撮影布引っ張り出してきてぶら下げればいいんだけどもうこれ2時間以上撮影してて汗だくだったので諦めました。許して…
玩具の仕様としてはこの状態が「タイラント・ゼロ」を指すようです。アニメなどでこの状態を指すときは「タイラント・ゼロ最終形態」と呼ぶのがポピュラーっぽい?

圧巻。もう「カッコいい」というより「助けてくれ」の領域にやってきました。

同シリーズのグランブルーレオンもそうだったんですが、合体して最終形態になることで足首可動が解禁されます。これ、ただ単にギミック仕込むスペースとかの都合でしかないとは思うんですが本当に「解禁じゃん」って感じで動かせるようになるのがパワーアップ感あってめちゃくちゃ楽しい。封印されてた関節が出てくる感じが。


うっ うっ
「神」すぎる。破壊神だけど。すごすぎる。
だが……
まだ、なにか忘れていないだろうか?
そう……

まだディバイドラゴンが残っている!!!

胸部展開!

ドラゴン頭部装着!

ドラゴン本体は中心で半分に分割し…

背部に装着!!!

これがタイラント・ゼロの武装形態、究極の姿です……。
いや
すごすぎてもう
勝手にしてくれという感情すら湧いてくる。

ディバイドラゴンの長い身体を割って黒の光輪にしちゃうなんてすごいアイディアすぎる。「カード」の意匠が配されてるのもすごい。

畏怖の感情しかなし

これくらいデカいです。すごい

先日購入したばかりの『トランスフォーマー エイジ・オブ・ザ・プライム』オンスロート≒ブルーティカスと。ブルーティカスにしたときは「大きいな~~~」と思ってたのにこんなんなっちゃったらもうおしまいですよ。

同シリーズのグランブルーレオンと。羽根は場所食いすぎるので腰につけてるんですが、しかしこのふたつを同時に飾るとおもちゃ棚が完全に「終わり」になってしまいます。どうすればいいんでしょうか。

SAMGが展開する『最強恐竜 ミニフォース』の主役メカ・レックスカイザーと。
こいつも買った時は「デカくて高品質だぜ!」って大はしゃぎしてたけどタイラント・ゼロのせいですべてが変わってしまった。なんなんだなんなんだ。
ただレックスカイザーにはまだ仲間のメカ8体とワイルドッキング合体して「レックスカイザーD9」になることでやはりめちゃくちゃデカくなるんですが……今度韓国旅行行く機会があったら買いたいなあ! 合体ロボたち!


そんなわけで撮影も現像も執筆も、進むにつれてあまりのハイカロリーさに息切れしてしまいましたがタイラント・ゼロがすごいぞという話でした。
いまのところただ高いというだけで入手が難しいというわけではないのでみなさんも買ってみてはいかがでしょうか。あるいは韓国に買いにいきましょう。韓国なら2万円で買えるよ。




終わりに/ガキのころ見た夢
そんなわけで以下は写真とかないし価値のない能書きです。
タイラント・ゼロだけでなくグランブルーレオン買ったときにも思ったことなんですが……。
メタルカードボット、あまりに「本来は存在しなかったはずの俺が欲しかったロボット玩具」すぎるんですよね。
ここから先は
読んだ人は気が向いたら「100円くらいの価値はあったな」「この1000円で昼飯でも食いな」てきにおひねりをくれるとよろこびます
