Chapter12:ネト麻予選は辛いよ
仕事が忙しくて更新が2週間ぶりになってしまった。ネタもないので、今回は小ネタで。
一般人には知られていない「ネト麻予選」
こんなことは麻雀を覚えるどころか、妻が麻雀プロにならなければ一生知らずに生きていたことだろうが、競技麻雀の中にもたまに「ネト麻予選」というものがあるらしい。
多くは天鳳や龍龍、MJ、雀魂といった麻雀アプリを間借りして行われる。会場に行かずにエントリーフィーだけ払えば参加できるので、便利と言えば便利なのだが、このネト麻予選というのが、下手すると、普通のリア麻予選よりも過酷に見える。
というのも、その多くが「連続5半荘の成績の合計」といった条件なのだ。これの過酷さは、分かってもらえるだろうか?
例えば6戦打ってトップが3回、2着が2回、ラスが1回という成績だったとする。その場合、リア麻の予選であれば、どんな順番であろうが、だいたいは予選通過できるわけである。
しかし、ネト麻予選の場合は、第1戦目から順に
142121 ←ダメ、3戦目からカウントやり直し!
214112 ←ダメ、4戦目からカウントやり直し!
121412 ←ダメ、5戦目からカウントやり直し!
412211 ←2戦目からカウントすれば通過!
こういうことなのだ。
要は、ラスをどこで引くかによって、天国と地獄がはっきりくっきりと分かれている。1戦目で連ラスを引くのは痛くも痒くもないが、連帯が続けば続くほど、プレッシャーがかかってくるのは、想像に難くない。中でも最悪なのはこのケースだ↓
211142 ←ダメ、6戦目からカウントやり直し!
悔やんでも悔やみきれない居酒屋プレイ
うちの妻などは、ネト麻予選の日はわざわざ会社の有休を使い、ベッドに寝転んだままスマホで1日中打ちまくっている。お前は『麻雀放浪記2020』の斎藤工か、とツッコまずにはいられない。
ネト麻予選は雀魂などとちがって参加人数自体が限られるから、卓がなかなか立たないこともある。立ったとしても、つい先程同卓したプロと打つことも珍しくなく、妻が「ゲ、また連盟の◯◯プロかよ」などとボヤいていることが少なくない。まあ私個人的には、同じ人と打つのは別にええやん、と思ってしまうが。
妻はこのネト麻予選で痛い思いをしている。あるとき、自宅近所のカフェに一緒にいって打っていた。そのときは確か1、2,1ときていて、あと一戦連帯すればなんとか通過!というポジションまで来ていたのだ。ところが、ここで、「お腹すいた」となって、また近所の居酒屋に移動することになった。
このとき、よせばいいのに、妻ははやる気持ちを抑えきれず、4戦目を打ち始めてしまった! 流石に危ないので私が手を引いて居酒屋まで歩いたのだが、そのとき、妻はギリギリ耐えの3着。そこで一旦休んで、家に帰って5戦目に挑めばよかったのに、居酒屋でさらにもう1戦やって、ついにラスを引いてしまったのである。ご飯に集中していればよかったのに…。
一番過酷なのはずっと「かすかな希望」があること
と、そんな感じのネト麻予選なのだが、もう1つ過酷さを演出しているのは、制限時間である。大抵のネト麻予選は「⚪︎日24時まで」といった時間制限を設けており、打数は無制限。そのため、何戦でも打てる。いや、正確には「打ててしまえる」と表現したい。
何度手痛いラスを引いても、「もしかしてここからの5戦で奇跡の5トップとか…」と、淡い期待を抱き続けられるのだ。私はこれを単なる「チャンス」とは思えない。止め時がない分、とても過酷だと感じる。
すごいと思うのは妻である。時間ギリギリまで何度でも打ち続ける。私などはネト麻のプレイヤーの端くれとして、半荘やったら頭が疲れて「無理。一旦休憩」となってしまうが、妻は一心不乱に打ち続けることができる。そんなところでも、妻に「才能」を感じてしまうのである。
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チップありがとうございます。妻が好きなシラス買って帰ります!