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Chapter3:妻が麻雀プロになり、かくしてMリーグへの興味を失った

前回は妻が麻雀プロになって最初に私が思ったことを感じた。今回は麻雀プロになった妻に起こった変化を語りたいと思う。

タイトルのとおり、妻の中で最も変化があったのは、「Mリーグ」への興味だ。上場企業が続々と参入し、現在日本最大規模といっていい競技麻雀の大会である「Mリーグ」。今、最も華やかな麻雀の舞台と言って過言ではなく、出場できるなら、たとえ1年限りであろうと数多の麻雀プロが諸手を挙げて立候補するだろう。

妻はプロ雀士になり、Mリーグをほとんど観なくなった

妻も、麻雀プロになるまでの数年は「Mリーグ漬け」と言っていい状態だった。毎日2半荘、馬鹿にならない時間を「Mリーグ」観戦に費やし、ひいきのチームだけでなく全チームを試合を欠かさず見ていた。リモートワークとは言え、フルタイムで働く会社員である。全てをリアタイできるわけではなく、「やばい、4試合溜まってきた」「今の時間に1試合見られる」と言うのが口ぐせで、ABEMAプレミアムでの後から1.3倍速で毎試合欠かさず見ようとしていた。部屋に入ると、Mリーグをつけたままうたた寝していた、ということも数知れずだった。

そんな妻が麻雀プロになった。その後、しばらくして私は気づいたのだ。「あれ、最近君、Mリーグ見てなくない?」

今や我が家で「Mリーグ漬け」なのは、私の方である。麻雀のまの字も知らなかったころの私は、見慣れない麻雀の放送対局を面白がって「なんでみんなラーメン店の店主みたいに腕組みしてんの?」「この人(ずんたん)、一番ラーメン店主っぽい!」など、横から茶々を入れていた。
しかし今や「仲林、国士頭ハネだってwww」「たろうさんすげえ!あそこから鳴いて和了った」「ハギー、すごい! 10連続連帯だって!」などと、まっすぐMリーグを楽しんでいるのは、私の方なのだ。
一方妻はと言うと、Mリーグの試合はほとんど見ないどころか、「今はどこが1位か」「どこが苦しんでいるか」というだいたいのトレンドすらもあまり知らない。Mリーグを見ているとすれば、それは私が家でMリーグを付けているときだろう。妻は自発的に「Mリーグを見る」という行為はほとんどしなくなった。これは明確に、「Mリーグへの興味を失った」といって、差し支えないだろう。

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