文学フリマ京都紀行
毎年恒例の伏見稲荷大社のおみくじ、大吉だった。幸。
そういえば去年も?
大吉ガールとしてやっていくわよ、と思ったけれど、自称ガールが通りにくい年齢になってきた感じがあり、黙る。
noteの下書きに「意外と歩けた熊野古道」「おとうさんスイッチ」「2025年の賞を振り返る」があるのですが、その前に。
文フリ振り返りのフリフリの部分…と思いながら文字を打っています。
◇
文フリ前日は『歌壇』を求めて丸善へ。
電車がちょっと遅れたのですごく早歩きをして向かったものの、『俳壇』ラスト一冊のみ。撃沈する。
実は前日にも、自宅近くの書店で撃沈したばかりだった(いつもは売り切れることなんてない)。
今日もこんなに急いだのになぜ…としょんぼりして建物を出たら、寒さも相まってほんとうに涙が出てきそうになった。半泣き、とまではいかず1/4泣きくらい。たかだか数日の差で、と思うかもしれませんが、わたしも思った。情緒。
素敵な友人と素敵なランチの予定があるので気を取り直す。

たっぷりサラダからのもりもりパスタからのビッグなパンからのデザート。
高瀬川沿いの窓の近くの席だった。
とてもおいしくて、雰囲気もたいへんよかった。
学生時代に行きそびれたお店のほかに、まだまだ知らないお店もあるんだな。やはり軽率に京都が好き。
午後は歌会とその後の飲み会に参加する。
ランチのボリュームが多すぎて眠くならないか心配だったけれど、大丈夫だった。
満腹なのにずっと寒くてどうしようかと思いつつ、アルコールで回復(?)した。
翌日があるので早めに抜ける…という流れは咲花さんと同じだが、わたしにはりくろーおじさんの機運はめぐってこないので、なんやかんやして寝る。
◇
文学フリマ当日。
咲花さんと、ブースをお手伝いいただくくらさんへのお手土産を忘れていることに気づき、かわいい!と思ったお菓子を即購入する。
みやこめっせ着。朝食なしでわやわや準備していたらあっという間にオープン時間になる。
ブースに来ていただいた方々から、ありえないくらいの量の差し入れをいただいてしまう。本もたくさん買っていただいて……ほんとうにありがとうございます。
当たり前のようにお昼も食べられないので、いただきものの横濱ハーバーをはじめていただく。
あとは自宅からもってきていたSOYJOYとか、差し入れで食いつなぐ。
ゼンミィさんこと全美さんから、なんと『歌壇』をいただいてしまう。頭が上がらない。崎陽軒のシウマイもいただいてしまう。なぜ。どうして。深謝。
かひょ~んの皆さまが勢ぞろいしていたのもとても良かった。
他のブースも少しだけお邪魔した。ほんとうはもっと回って買いたいものもあったのだが、時間がなさすぎてずっとバタバタと…すみません…。
高校の後輩たちも出店していて驚き。
何年ぶりかの再会で、俳句を続けていることが嬉しかった。えんぴくのブースで好きなパンを書いてもらう紙に「ヤベエ色をしたヤベエドーナツ」と書かれてしまい、その余韻がけっこうある。
文フリには15時過ぎまでしかいられなかったが、名刺をくださった方が意外と多くて、いいな、と思った。名刺、かっこいい。
地下鉄の駅まで早歩きをしているあいだ、差し入れのチョコフィナンシェを吸いこむように食べる。これは吸いこむものではないと思いつつ、とんでもなくおいしい。
歩きながら感激するのはちょっと忙しい。
◇
現代短歌社の授賞式、その二次会、三次会と出席する。
式が始まってから、なんだか寒くてお腹が痛くなってしまう。
去年の文フリのときも、夕食中に腹痛がきてしまって早々にホテルへ戻ったのだった。確実にその日のおやつ食生活のせいである。
でも、乾杯をしたら寒気もお腹も治った気がする。前日と同じくアルコールで回復(?)した。
授賞式では、こんなに豪華な方々と同じ会場にいるなんて、まるで夢では…という気分だった。
そして、誌面やSNSでお名前を見たことのある方々が実在している!という興奮も。お久しぶりの方々とも会えて嬉しい。
大勢の飲みの場に行くと、何を話したらいいのかよくわからなくて、もっとああすればよかった…みたいな内省タイムがあとから発生するのだが、少しだけでもお話できた方々はたくさんいらっしゃるし、とにかく濃密な時間を過ごせたので良しとしたい。
◇
翌日は咲花さんとくらさんと、やっとゆっくりお話できる時間。
この三日間で「落ち着く」という時間がはじめてやってきた。寒気とか腹痛とかもなく、いちばん元気だった気がする。
遠距離ピクニックならぬ近距離ティーパーティーということで、ポルタのイノダコーヒ。
ミックスサンドをシェアして、見た目に惹かれたレモンパイをいただく。
喫茶店っていいなあ。いいなあ。

ひととおりのんびりしたあと、お土産めぐりに金魚のフンとしてついていく。
おふたりとは夕方にお別れ。めちゃめちゃ楽しかった。また近距離ティーパーティーを決行したい。
ひとりになって、まだ帰りたくないなあと思っていたところ、同じく文フリに出店していた小俵鱚太さん・榎本ユミさんと飲めることになって小躍りする。
待ち合わせの時間までは、駅構内や地下を無駄に歩き回ったり、ベンチで『歌壇』を読んだりして過ごした。
合流したのち、これまたポルタの天ぷらのお店に行く。
ポルタってこんなに飲食店が充実していたんだな…地下だとそれなりに暖かいし、駅まで近いし、ポルタで飲むのはけっこう現実的かもしれない。
鱚太さんが「とろたま」という玉子の天ぷらをものすごく、すごく、勧めてくれる。なんと二個目もいっていたので、よほどおいしいのだろうと思う。次こそは。
大葉なめろうと、湯葉明太子の天ぷらが日本酒によく合って、好きだった。
おふたりとちゃんとゆっくり喋るのははじめてで、とても楽しかった。ありがとうございました。
◇
夜に帰宅。ずっしりしたお土産たちに家人も感嘆していた。
お菓子の出稼ぎに行ってきたわけではないのだが、そういう感じの喜び方だったので、本をつくって売ったことを強調する。
お菓子を整理していると、おふたりでわけてね~といただいた差し入れを、わたしがごっそり持ち帰っていることに気づく。咲花さん、ごめんなさい。
次の文フリの機会では、かならずや差し入れを振り撒きたい。
いろいろとお心遣いいただいた方々、『遠距離ピクニック』をお手にとってくださった方々、ありがとうございました。
またどこかで🍞
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