「時間」は長さよりも濃さ
夫の転勤で、北海道から東京へ引っ越してきて1年が経ちました。
たいていの人が、歳を重ねるごとに
「1年あっという間だった!」
と感じますよね。
確かに、私にとっても、この1年はあっという間でした。でもその一方で3年分くらいの濃さがあったように感じるのです。
私たちはみんな同じ「時間」という概念の中で生活しています。
でも、同じ時間であっても、そのときどこにいるか、誰といるか、何をしているか…によって、その時間に対する感覚は大きく異なります。
それは、どれだけ時間を濃密に過ごしたか、どれだけ充実した時間を過ごせたか…ということが影響するのだと思います。
振り返るとこの1年は、北海道から東京という環境がまったく違う土地に引っ越してきて、とにかく大都会の刺激をたくさん浴びた毎日で。
新しいステキなご縁にも恵まれて、あれよあれよという間に、「いつか大好きなダンスで舞台に立つ」という夢も、たった半年で実現させてしまいました。
ダンスだけでなく、好奇心の赴くままに、東京都内や関東圏内の行きたいと思った場所を旅したり、気になるお店に足を運んだり、とにかく新しい体験をし尽くした1年。
確かに1年という時間はあっという間だったけど、もう3年くらい東京で生活しているんじゃないかと思うくらいの濃密度と充実感に満たされている自分に気づいたのです。
一方、北海道に住んでいたコロナ禍での約3年は、それなりにやりたいことはやっていたのだけど、行動範囲も制限されていたことから、変化や刺激を求める私にとっては、とても長く退屈だなと感じた時間もありました。
こんな風に、3年という時間の「長さ」があっても、長く退屈だと感じることもあるし、たった1年という短い時間でも3年分くらい過ごしたような感覚になることもあるのです。
歳を重ねるごとに
「私には残された時間が少ない」
と焦る人もいると思うけれど、大切なのは、時間の「長さ」よりも時間の「濃さ」ではないかなと私は思うのです。
たとえ、短い時間であっても、その間に自分の好きなことをやったり、やってみたかったことにチャレンジしたり、何かやり遂げたと満足できたり…
そんな充実感があれば、時間の長さに関わらず、「幸せな人生だ」と感じることができるから。
残された時間が短い…
と嘆く時間があったら、今やりたいことをやろう。
やってみたかったことにチャレンジしよう。
とにかく笑って楽しもう♪
だって私たちは、人生という期間限定の旅を楽しむために生まれてきたのだから。
