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【人生】と【生活】、どちらを選ぶか?

八田 零 ∣ゼロ  さんの企画に参加します。
この企画です。


僕の心に残る言葉は、遠藤周作さんの文章です。

人生と生活と、どちらを選ぶか


僕は37歳の時に、この遠藤周作さんの言葉を知り、深く考え、
「人生」を選ぶと決めました。

あれから20年が経ちました。

この遠藤周作さんの言葉は、もっと長い文章の、その一部です。
なので、僕が読んだ文章を、そのままご紹介します。


ここに一人の娘がいる、彼女はある男性を愛してしまう。が、その男はやがて大病を患い、あと五、六年の寿命しかないと診断されていたとする。
あえて、その男と結婚すれば不幸になる、と周りの人に彼女はいわれるでしょう。

「あの男性と結婚したいというあなたの気持ちはわかるけど、彼と一緒になれば、あなたは妻としてではなく、介護人として生きていかなければならない」と忠告されるかもしれない。

そのとき彼女は、彼を選ぶか、それとも、いわゆる世間的な幸せを選ぶか、という岐路に立たされるだろう。
実はこの状況というのは、彼女にとっては、人生を選ぶか、あるいは生活を選ぶかということなんです。

病気の彼を選ぶというのは、人生を選ぶことといえるし、彼と別れて健康な男性と結婚するということは、生活を選ぶことを意味している。
このような岐路に立たされる若い男女というのは、世間には大勢いると思う。

ですから、われわれが生きていく中には人生と生活と、どちらを選ぶか、という二者択一の岐路にたびたび立たされることがある。

(遠藤周作『自分をどう愛するか<生き方編>自分づくり』青春出版社)

僕は、この引用文を
「なぜ国語を学ぶのか」村上慎一著  岩波ジュニア新書
の中で知りました


僕は、極力【人生】を選びます。
小さなことなら【生活】を選んでも、大きな問題であれば、迷わず【人生】を選びたい。

これは【生活】を選択する人を否定するモノではありません。

僕は【人生】を選択したいと思っているだけです。
好みを語っているようなモノです。


ちなみに、妻のゆかりちゃんは【生活】を選択すると思います。
その選択を、僕は肯定し許容します。

僕が、「武士は食わねど高楊枝」と、何らかの美学を貫き、
その隣で、ゆかりちゃんが、
「美学ではお米が買えないでしょ! バカなの⁉」と一喝する。

僕たちは、そんな夫婦なのです。


今回の八田 零 ∣ゼロ  さんの企画は、4月30日までです。
色々な「あなたの心に残る言葉」を知れそうですので、すごく楽しみです。

ぜひ、あなたもご参加ください。



おしまい




#心に残る言葉2025

PS.本のリンクです

僕は、この本で遠藤周作さんの言葉を知りました。
この本は名著です。オススメです。

遠藤周作さんの本はコチラです。

残念ながら、中古しか無いようです。


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家 コメントしていただけると、めっちゃ嬉しいです!😆 サポートしていただけると、凄く励みになります!😆