城攻めと1冊のノート

今週末は,大分にて。
土曜日に,5年ぶりくらい久しぶりにボーリングをやりましたが,惨々たる結果でした。(-_-;) 50台のスコアなんてねぇ・・・。ここの管理人に笑われそうです。(+_+)

金曜日は,弁護士会館で医療過誤訴訟の全体修習がありまして,聞いてて,ホントためになりました。(^_^) この講義を聴けるだけでも,大分に修習に来た意義があるというものです。

一般論として簡単にしか言えませんが,天王山は,被告の証人尋問であり,
ここで勝ちを取るには,事前の入念な準備が大事だということ。
講師がおっしゃるには,喩えて言えば,『城攻め』をやるような感じで準備するとのこと。
城に向かってただ攻めていくだけでは,石垣や堀に阻まれて城は落ちない。
入念に城の攻め口を調査して,城の要所に必要な兵力を配置した後に攻めると,何とか落ちる。
なるほど言い得て妙だと思いました。(^_^;)

さらに,おぎどんのハートを掴んだのは,一冊のノート。
事件の証拠等を整理したノートで,びっしりと証拠や供述が書かれている。
一つの事件に,一冊のノート。で,そのノートがいっぱいになるとだいたい事件も終わっているとのこと。

何で,こんなことに感銘しているかと言えば,とある話を思い出したから。
戦国期の武将に竹中半兵衛という名軍師・名将がいて,上記の「城攻め」と「一冊のノート」が彼のエピソードと重なるところがあります。

ここでいう竹中半兵衛のイメージは,司馬遼太郎の『播磨灘物語』に出てくる竹中半兵衛ですね。
竹中半兵衛は,野戦,城攻めどちらでも無類の軍功を重ねた稀代の軍略家で,特に城攻めに際しては,播磨灘物語の言葉を借りると,半兵衛は,どちらかというと感性で動く主人公・黒田官兵衛と異なり,城や城主,地域に関する細かい情報を書状に記録していき,それが書箱にいっぱいになるころには,だいたい城は落城が間近になっている,そういうタイプの軍略家とされています。
いわば,事前準備を入念に行ってから,じっくりと城を攻めて落としていく,そういうスタイルと上記の講義とが重なって見えたんで,まあ,感銘してしまったわけです。(^_^)

物事を突き詰めていくと,求めるべき到達点は同じなのかもしれません。そういう意味では,今昔に変わりはない。現代の軍略家から,教えを聞く機会があったのは,ホント幸せなことですね。
これからの人生に大きく役に立つと思います。(^_^)

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