チェコで感じた違い #02/プラハの病院に行ってみた篇
チェコ・プラハで病院に行くには、日本のように気軽にどこでも受診できるわけではなく、カナダと同じく「GP(かかりつけ医)」の存在が基本になります。
カナダにも、予約や登録なしに診察してもらう、ウォークインクリニックもあるけど、実際はオンライン診療や電話での診療が多い印象。
カナダでは、かかりつけ医を持っていたとしても、コロナ以降は電話での診療が基本になってたので、そんなのでわかるんかなといつも思っていた。
もちろん、専門医は直接足を運ぶけれども。
チェコでも、GPがいない状態で体調を崩した場合、とりあえず診てもらうことはできるけど、何時間も待つ可能性が高いと、現地の医学生に教えてもらいました。
実際、クリニックを探すためにGoogleレビューを読み漁っていると、
「エマージェンシーなのに何時間も待たされた」
「外国人への対応がひどい」
といった声も多くて、ちょっと不安に。
でもこれって、GPがいない状態での受診だったからなのかな?とも思ったり。
そんな中、GP探しは大変と聞いていたのに、チェコ人の夫が見つけてくれて、意外とすんなり確保できました。
今回は、プラハ7区のローカル病院での体験談を通して、気づいた違いをつらつらと書き綴っていきたいと思います!
日本人駐在の方が行くような病院とは、少し違うとは思いますが、誰かのご参考になれば嬉しいです🌝
チェコ初心者なのでカルチャーショックがたくさん!

違い① 受付がない…?
まず最初に驚いたのが、「受付がない」こと。
一応総合病院なのに、入るとあるのは各階の案内表示だけ。
Google翻訳で調べて、どうやら2階に一般診察があるらしいと分かり、とりあえず上がる。
でもそこでも「どのドアを開けるか問題」。
ドア横のサインを頼りに、見覚えのある保険会社のロゴを見つけて、
「たぶんここか…?」とドキドキしながらドアを開けると、(初見だと、このドアの向こうに何が広がってるや…てか勝手に開けてええん?と不安になった笑)
そこには小さな待合室と、静かに待つ男性が2人。
とりあえず、正解っぽい👏👏

違い② 待合室で挨拶文化
しばらくすると、マダムがノックして入ってきて、
中にいる人たちに「ドブリーデン」と挨拶。
そしてみんなもそれに応える。
もちろん、去る時も、「ナスフレダノー」と別れの挨拶。
「あ、チェコってそういう感じ?」と、待合室でのちょっとした礼儀を、ここでひとつ学びました。
翌日再訪したときは、私ももちろんローカル顔してドブリーデンかましながら入りました。
違い③ “受付”は突然始まる
さらに驚いたのがここ。
別のドアからナースらしき人が現れた瞬間、
待っていた人たちが一斉に、我先に我先に!とその人の元へ駆け寄る。
(駆けてないけど、体感そんな勢いwww)
「え、これ受付ここでする感じ!?」と空気を読んで、私も参加笑
チェコ語で話しかけられたけど、話せないと伝えると
「insurance」と言われたので、保険証を見せて、予約があることを説明。
どうやらこれが“受付”らしい。
違い④ 問診はその場で口頭
部屋に呼ばれて入ると、まず検査の追加プラン(有料)を勧められる。
保険料は毎月払うものの、病院では支払いは発生しないと思っていたから、急に料金の話が出てきて軽くパニックになる。
普段病院に行くことがほとんどなくて、知識がないから私に必要かわからない…あとからアップグレードできる?と聞くと、「ベーシックでの検査でもいいよ」と言われて一安心。
なんかいきなりプラン売りつけようとしてません?気のせい?病院も経営が大変なんだな…
その後は、日本のように紙の問診票を書くのではなく、
ナース(もしくはドクター)が直接いろいろ質問してくるスタイル。
過去の病歴や家族の健康状態などを口頭で答えていく。
これは正直、紙に書くより楽でした!!
ただ一つびっくりしたのは、
同じ部屋で、別の患者さんが普通に採血されていたこと。
カーテンも仕切りもなく、2メートル先で別の診療が進んでいる。
さらに、自分と他人の保険証が同じ場所に無造作に置かれていて、
「個人情報の概念…?」とちょっと不思議な気持ちに。
まあ別に読めないですけども!!!笑
違い⑤ 検査結果は翌日
血液検査の結果は「明日来て」とのこと。
日本だと簡単な結果は当日聞けることも多かったので、ここも違いを感じたポイント。
(ただ、地域や混み具合にもよると思うので一概には言えないけど)
違い⑥ なぜ3日連続病院に来るはめに?もはや通院やん問題
翌日、結果を聞きに来院。
結果はかなり健康で一安心!
そして「尿検査が必要だから、火曜日以外いつでも持ってきて」と言われる。
……いや、それ昨日の血液検査のときにくれてたら今日出せたよね?笑 忘れてた…の?
と思いつつ確認すると、
「これ持ってる?」と尿検査用の容器を見せられる。
……いや、持ってる人おるん?!笑
もちろん持ってないので、その場でもらって無事解決。ありがとうございます🙏🏻
チェコではこういうシリンダーは家庭に常備してあるものなのかな?チェコでの常識がまだわからない…
夫はないというけれど、検査を定期的にする人は常備して言われる前に持ってくるとか…?
日本にいたときは、毎年会社で健康診断が行われていたけど、尿検査について何も覚えてない…してたのかな?どうやって…?
まとめ:国によって“当たり前”があたりまえだが違う
結果的に、一般的な健康診断だけで3回も病院へ行くことに。
無料とはいえ、毎月それなりに保険料は払っているので、(払うことになるので) 効率だけで言えば、日本のシステムはやっぱり優秀だなと感じました。もちろん、日本はタダではないから比べるのは違うかもだけど🤔
一方で、
• システムのスムーズさ → 日本
• フレンドリーさ → カナダ(歯医者での印象)
• 患者同士の礼儀 笑→ チェコ
という、それぞれの良さも見えてきたのが面白いところ。
そしてチェコは医療技術自体はレベルが高いと言われているので、
もし本格的に病気になったときには、また違った印象になるのかもしれません!!!
ちなみにカナダの医療に関しては、実際に受けてないので聞いた話のみになりますが、こんな感じです。
カナダに住むチェコ人の友達が、足の骨を折ってボルトを入れる手術をしたのですが、病院の術後の対応の悪さにものすごく文句を言っていました。血が出てきたから連絡したら、数日様子みてで終わったとか。
知り合いの高齢の方が、足の手術の予約を取るのに1-2年かかったとか。
ニュースでやってたのは、エマージェンシーに来た男の人の治療が遅れてしまって、亡くなったとか。
違う州から、バンクーバーのあるブリティッシュ州に旅行にきてた男性が大怪我をしてエマージェンシーに行ったけど、別の州の保険証だから治療を拒否された話とか。
やっぱりカナダみたいに完全に無料だと、国がまかなうには無理があるのではないかなと思いました。
収入に応じて保険料とったらいいのに…と思っていました。
日本は無料ではないけど、病院に行く必要があれば、初診料払えばどこの病院でも行けるのは最高だと思う。
とくに専門医(耳鼻咽喉科、皮膚科など) へも、かかりつけ医の紹介状なしに自由にいけるのは、本当に素晴らしいことだと思いました。
住んでたときは、どうもありがとうございました!笑
でも、日本を出てから、冬になるたびにひどい咳をすることもなくなったし、全然病院に行ってないから、めっちゃ健康になってる気がする?!(歳による衰えは感じるけど🙄)
これからも健康でありたい…!!!!
追記 4/23 2026
その後、夫も同じ病院で、登録を兼ねた初診の検査を受けました。
その際、私の時とは異なる点がいくつかあったので、記録として追記しておきます!!
まず、彼の場合はナースによる採血のあと、ドクターによる心音の確認や対面での問診がありました。
一方、私の時は血液検査と尿検査だけで終了。
さらに彼は、「登録が完了した」という証明のような書類を紙でも受け取っていました。
私は何ももらっていません。
彼に病院へ問い合わせてもらったところ、「書類は渡したような気がするが、医師の診察を受けに来るならその時に渡す」と言われたそうです😳
そのため後日、4度目の来院となりました🙄
そこでドクターによる改めての問診が行われました。
1日目に聞かれた内容と同じことを再び質問されます。
血液型についても聞かれ、「A型です」と答えると、「プラスかマイナスは分からないの?」と3回ぐらい確認されました。
「A型としか分かりません」とその都度答えたのですが、血液検査をしているはずなのに、病院側の方がわたしより詳しいのでは?🤔
ただ、その違和感は口には出さず、その場では飲み込みました。
他にも、なんとなく微妙だな…と感じる受け答えがいくつかありました。
後で夫に話すと、彼も別のドクターではあったものの、少し違和感というか、「大丈夫なのかな?」と不安になる場面があったそうです。
「もし別の病院を探したいなら、それでもいいよ」と言ってくれました🥺
とはいえ、今のところ私は健康で、病院に頻繁に通うわけでもありません。
この件については、もう少し考えてみようと思います🙏🏻
