ASD妻 「ぶー」と声を出すのがパニック対策になる理由
パニックを和らげる別の方法
以前、嫌な思考に陥ったときに、妻がカウンセラーの先生から教わった方法を書きましたが、
他にも先生から教わった方法があります。
それは、
「息を吐きながら『ぶー』っと声を出してみる」
という方法です。
妻はこのアドバイスを聞いたとき、本当に効くの?と半信半疑でしたが、実際に試してみると意外と効果があり、気持ちがスッと軽くなったそうです。
この方法がなぜ効果があるのか、先生のアドバイスと妻が感じたことを書いてみます。
思考の暴走を止めて、身体感覚に意識を戻す
嫌な思考が止まらないとき、頭の中だけで物事を考えすぎてしまい、現実感が薄れてしまうことがあります。
ASDの人は特に「頭の中での思考」と「身体感覚」が切り離されやすい傾向があります。
そのため、思考が暴走し始めたときに「ぶー」と声を出すことで、意識を身体の感覚に戻すことができるそうです。
実際に声を出すと、腹筋や口周りの筋肉を使い、体全体を感じるきっかけになります。
「自分はここにいる」という感覚が蘇ることで、頭の中での暴走を一旦リセットできるそうです。
呼吸を整え、自律神経を落ち着かせる
パニックや嫌な思考で頭がいっぱいになると、呼吸が浅くなってしまいます。
息を長く吐き出す「ぶー」という動作は、呼吸を整える効果があります。
特に、呼吸を吐く行為は副交感神経を刺激して、体をリラックスさせる働きがあるそうです。
単純な動作で思考をリセットする
嫌な思考に囚われているとき、頭の中で問題を解決しようと無意識にあれこれ考えてしまいます。
でも、考え過ぎて逆に混乱することも少なくありません。
この「ぶー」と声を出す動作は、とても単純な行為なので、その瞬間だけでも思考をリセットするのに役立ちます。
まとめ
この方法だけでパニックが完全に解決するわけではないし、場面によってはやりにくいこともありますが、手軽にできる方法としてはとても良いなと思います。
妻いわく、息を吐き出すと同時に、頭が少し軽くなったような感覚があり、「今自分が息を吐いている」という感覚が掴めると、パニックが自然とおさまったそうです。
頭の中が複雑に絡まっているときほど、「考えない」ための行動が必要なんだなと実感したとのことでした。
