働きたいのに働けない。そんなもどかしさと向き合う日々
成長する会社で働ける喜びと現実のギャップ
今、私が勤めている会社は、まさに成長の真っ只中にあります。
売り上げは右肩上がり、この夏にはさらに倍になることが決まっていて社内にはどこか活気が満ちているように感じます。
そんな環境で働けることを、私は素直にうれしいと思っています。
自分の力で会社の成長に貢献できることにやりがいを感じるし、新しい仕事に取り組むのは決して嫌いではありません。
でも、それには時間がかかることも事実です。
まったく新しい業務をゼロから覚えて、形にしていくには、当然ながら定時内で終わらせるのは難しいこともあります。
残業=悪? 働き方改革の波に飲まれて
そんなときに立ちはだかるのが「働き方改革」という大きな壁です。
残業は極力しないことが推奨され、それがなんと個人目標にまで設定されているほどです。
もちろん、仕事とプライベートのバランスを取ることは大事ですし、私もその理念には共感しています。
でも現実には、仕事が減るわけではなく、むしろどんどん増えているのが実情です。
「残業しないように」と言われても、じゃあこの膨大な業務をどうやってこなせばいいのか。
その答えがなかなか見つからず、気づけば毎日ジレンマと戦っています。
なにものかになりたい、でも…
先日読んだ『会社はあなたを育ててくれない』という本に、「なにものか」と「ありのまま」という2つの気持ちについて書かれていました。
「なにものか」になりたいというのは、スキルを身につけたいとか、認められたいという思い。
一方「ありのまま」は、自分の生活や好きな働き方を大切にしたいという気持ちのことです。
今の私は、どちらかというと前者。
まだまだ未熟だからこそ、もっと経験を積んで、会社にとっても価値ある存在になりたい。
そのためには多少プライベートを犠牲にしてでも頑張りたい、今はそう思っているのです。
でも、それが通用しないのが今の現場です。
たくさん残業をすれば上司に呼び出され、なぜ残業したのか報告書まで書かされる。
そんな空気の中で、働きたい気持ちが否定されてしまうのは、正直つらいものがあります。
休みが増えても、素直に喜べない理由
さらに困ったのが、今年から休日が増えたことです。
一見「ラッキー!」と思われるかもしれません。
でも、実際はその分、仕事に使える日数が減ったわけで、結果的に一日の密度がとてつもなく上がっています。
特にゴールデンウィークは顕著で、これまでなら数日出社していた期間が丸ごとお休みになった分、前後の仕事の詰め込みがすごいんです。
朝からフルスロットルで働き、どうにか残業しないようスケジュールを調整する毎日。余裕なんてどこにもありません。
働き方改革の理想と現実の狭間で
『SLOW 仕事の減らし方』という本では、「早く、たくさん」こなす仕事の在り方に疑問を投げかけていて、私もその考えには大いに共感しました。
心に余裕を持って働くことの大切さは、きっと誰もが感じているはずです。
でも、会社が成長フェーズにある今、それはあまりにも難しい。
やるべき仕事は山積みで、助けを求める声も飛び交っている。そんな中で、「少し長く働くくらい、構わない」と思っている人がいることも、どうか忘れないでほしいと思うのです。
明日もまた、残業をしないために全力で働く
働きたいのに働けない。
頑張っているのに、その頑張りが評価されない。
そんな矛盾に、私は日々もどかしさを感じながら仕事をしています。
今のところ、この状況に対する答えは見つかっていません。
でも一つだけ言えるのは、明日も朝からめいっぱい働いて、なんとか今日よりも前に進もうと思っている、ということ。
それが今の私にできる、精一杯の向き合い方です。
