結果を出すリーダーがやっている4つのシンプルなこと」
一般的なリーダーシップとは
リーダーシップと聞くと、「人を引っ張る力」や「カリスマ性」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし近年では、その考え方は少しずつ変化しています。
従来のリーダーシップは、トップが方向性を示し、メンバーを導く「トップダウン型」が主流でした。
一方で現在は、メンバー一人ひとりの力を引き出し、チーム全体で成果を出していく「支援型」や「共創型」のリーダーシップが重視されています。
例えば、リーダーに求められる要素としては以下のようなものが挙げられます。
・明確なビジョンを示す力
・メンバーとの信頼関係を築く力
・状況に応じて柔軟に対応する力
・相手の強みを引き出す関わり方
つまり、リーダーとは「すべてを決める人」ではなく、
「チームがよりよく機能するための環境をつくる人」とも言えるでしょう。
また、リーダーシップは特定の役職に限ったものではありません。
現場のスタッフ一人ひとりが、自分の役割の中で主体的に動くことも、広い意味ではリーダーシップの一つです。
そのため、「自分はリーダーではないから関係ない」と切り離すものではなく、
誰にとっても必要なスキルとして捉えられるようになってきています。

下)これからのリーダーシップ
ここからは、現場で実際に使ってきた考え方と工夫を書いています。
人間関係のギクシャクへの向き合い方や、少し楽になるための視点など、できるだけ実用的な形でまとめました。
私の経験や工夫も、すべての人や事業所にそのまま当てはまるものではないと思っています。
それでも、どこか一つでもヒントや助けになる部分があればと思い、記事にしました。
必要な方に届けば嬉しいです。
ここからのエリアの目次になります。
リーダーシップを最大に発揮するには、まずは「相手にとって良きフォロワー」である必要があります。
一見すると、リーダーとフォロワーは対になる存在のように思えます。
しかし実際の現場では、この2つは切り離せるものではありません。
相手の意図を正しく理解しようとすること。
求められていることを汲み取り、先回りして動くこと。
そして、必要なときには支え、時には率直に意見を伝えること。
こうしたフォロワーとしての関わり方を経験しているからこそ、
人は「どうすれば動きやすいのか」「何があれば力を発揮できるのか」を理解できるようになります。
その理解があるリーダーは、ただ指示を出すだけではなく、
メンバー一人ひとりに合わせた関わり方ができるようになります。
つまりリーダーシップとは、上に立つ力ではなく、
「相手を理解したうえで関係性を築く力」とも言えるのかもしれません。
リーダーは、常にポジティブでいる責任があります。
とはいえ、人なのでネガティブな感情が生まれることは当然あります。
うまくいかないときや、誰かの言動に引っかかったとき、
つい人のことを悪く言ってしまいそうになることもあると思います。
また、会社や上司の「良くない部分」が見えてしまう場面もあります。
ですが、その感情をそのまま外に出してしまうと、チーム全体の空気は一気に崩れてしまいます。
だからこそリーダーには、そうした状況でも
部下や同僚をポジティブに巻き込み、「良い状態」に整えていく役割が求められます。
ただ、ここで大切なのは
「無理にポジティブでい続ける必要はない」ということです。
私自身、これを強く意識しすぎた結果、
スタッフの顔色を過剰に伺うようになり、結果として大きなストレスを抱えることになりました。
その経験から感じているのは、
「ネガティブにならないこと」よりも、
「ネガティブをそのまま言葉にしないこと」のほうが大切だということです。
「ポジティブ」と一言でいうと、どうしても
無理に自分を押し殺すようなイメージを持つ方もいるかもしれません。
ですが実際は、意識の向け方を少し変えるだけで、感じ方は大きく変わります。
ポイントは、ネガティブな言葉や事象に対して「変換」をしてみることです。
例えば、
・時間がない
→でも、やるべきことが明確になっている
・お金がない
→でも、工夫する余地がある
このように、「○○がない」を「でも○○がある」に言い換えてみるだけで、
少し気持ちが軽くなる感覚はないでしょうか。
これは対人関係でも同じです。
「あの人はここが良くない」と感じたときも、
「でも、こういう強みがある」と視点を変えてみる。
それができるようになると、
リーダー自身がネガティブに引っ張られにくくなります。
感謝は「する」ものではなく、「伝える」ものです。
どれだけ心の中で感謝していたとしても、
それが相手に伝わっていなければ、意味を持ちにくくなってしまいます。
だからこそ、感謝は言葉にすることが大切です。
「ありがとう」と一言伝えるだけでも、関係性は大きく変わります。
ちなみに、「ありがとう」の反対語は何だと思いますか?
私は「あたりまえ」だと思っています。
誰かが何かをしてくれたときに、
それを「あたりまえ」と受け取るのか、
それとも「ありがとう」と受け取るのか。
その違いは、想像以上に大きいものです。
私自身も、「ありがとう」は日頃から意識して伝えるようにしています。
例えば、
「報告書を期限内に提出する」という、一見すると“当たり前”の出来事に対しても、
「いつも期限内に報告書を仕上げてくれてありがとう。」
と、あえて言葉にして伝えます。
こうして感謝を先に伝えることで、
相手にとっても受け取りやすい空気が生まれます。
そのうえで、内容の修正や誤字脱字などのミスについても、
自然な流れで伝えやすくなります。
ただ指摘をするだけではなく、
「より良くするためのやり取り」に変わっていく。
この小さな積み重ねが、チームの関係性を大きく変えていくと感じています。
得たい結果から目を離さない
リーダーにとって大切なのは、「得たい結果」から目を離さないことです。
そして同時に、「壁(障害)」にフォーカスしすぎないことも重要になります。
成果をあげるリーダーは、常にゴール(目標)を意識する習慣を持っています。
どんな状況でも視点を結果に置き続けることで、行動のブレが少なくなるからです。
一方で、多くの場合、人は目標よりも目の前の「障害」に意識が向いてしまいがちです。
「難しそうだな」
「目標が高すぎるかもしれない」
「疲れているし、今日はやめておこう」
「経験がないから分からない」
「周りの目が気になる」
こうした小さな思考の積み重ねが、少しずつ目標から意識を遠ざけていきます。
そして気がつけば、月末や年度末。
「時間が足りない」「もう間に合わない」と焦る状態になってしまう。
これは、日々の中で“目標を見る習慣”が薄れてしまっている状態です。
だからこそリーダーには、
常に得たい結果(ゴール)を見続ける意識が求められます。
ゴールから逆算して計画を立てること。
そして、必要な行動を迷わず選び取ること。
目の前の障害に振り回されるのではなく、
その先にある結果にフォーカスする。
その積み重ねが、成果につながっていくのだと思います。
私自身、目の前の問題にとらわれすぎないように意識していました。
常に「その先」にある目標やビジョンを見るようにしていたんです。
この問題が解決した先に、何があるのか。
どんな良い状態が待っているのか。
そこにフォーカスすることで、視点を前に保つことができました。
また、問題に直面したときも、
いきなり「どう解決するか」を考えるのではなく、
まず先に「ゴール」を明確にするようにしていました。
最終的にどうなっていたいのか。
どんな状態を目指しているのか。
それを決めたうえで考えることで、
行き詰まったときにもゴールから逆算して道筋を見つけやすくなります。
実際にこの考え方に変えてから、
思っていた以上にスムーズに問題が解決できる場面が増えました。
目の前の壁に意識を奪われるのではなく、
その先にある結果を見る。
それだけでも、行動の質は大きく変わると感じています。

終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
リーダーシップに「これが正解」というものはありません。
置かれている環境や関わる人によって、求められる形は変わっていきます。
それでも今回お伝えした
・相手にとって良きフォロワーであること
・ポジティブな影響を与える存在であること
・感謝を言葉にして伝えること
・得たい結果から目を離さないこと
この4つは、どんな環境でも土台になる考え方だと感じています。
私自身、完璧にできているわけではありません。
今でも悩みながら、試行錯誤の連続です。
それでも、意識し続けることで少しずつ変わってきた実感があります。
もしこの記事の中で、ひとつでも
「これならできそう」と思えるものがあれば、
ぜひ明日からの関わりの中で試してみてください。
その小さな積み重ねが、
チームや関係性、そして自分自身を少しずつ変えていくはずです。

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