子どもがゲームばかりする。でも、ゲームってそんなに「悪」ですか?
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
子どもが家にいると、こんな言葉をつい口にしてしまうことはないでしょうか。
「またゲームしてるの?」
「いつまでやってるの?」
「ゲームばっかりじゃなくて、少しは勉強したら?」
気がつけばゲーム。
ちょっと休憩したと思ったら、またゲーム。
親としては、
「こんなにゲームばかりしていて大丈夫なのかな」
と心配になることもあると思います。
実は、私の小学生の子どもも、かなりゲームが好きです。
一度始めると夢中になってしまい、
「そろそろ終わりにしよう」
と声をかけても、なかなかやめようとしないこともあります。
「あとちょっと!」
「今いいところだから!」
……ゲーム好きのお子さんがいる家庭では、よくある光景かもしれません(笑)。
私自身も、
「ゲームの時間をもっと厳しくしたほうがいいのかな」
と思ったことがあります。
でも、その一方で、こんなことも考えるようになりました。
ゲームって、そんなに「悪」なんだろうか。
今日は、ゲームが良いとか悪いとか、そんな単純な話ではなく、
「ゲームとどう付き合っていくのか」
について、ひとりの親として考えてみたいと思います。
「ゲームばかりしているとダメ」というイメージ
ゲームには、昔からどこかネガティブなイメージがあります。
「ゲームばかりすると勉強しなくなる」
「目が悪くなる」
「外で遊ばなくなる」
「依存してしまう」
過去には「ゲーム脳」という言葉が話題になったこともありました。
もちろん、ゲームのやりすぎによる問題を軽く考えていいわけではありません。
長時間続ければ、睡眠時間が削られたり、運動する時間が減ったり、宿題や勉強がおろそかになったりすることもあります。
ゲームをやめることが難しくなり、学校生活や家庭生活にまで大きな影響が出てしまうケースもあります。
だから私は、
「ゲームは何時間やっても大丈夫」
と言いたいわけではありません。
ただ、その一方で、
「ゲーム=悪いもの」
と最初から決めつけてしまうのも、少し違うのではないかと思っています。
ゲームにも、いろいろな経験がある
ゲームとひと言で言っても、今は本当にいろいろな種類があります。
一人でじっくり考えるゲーム。
友達と協力するゲーム。
街や建物をつくるゲーム。
戦略を考えるゲーム。
スポーツやレースを楽しむゲーム。
壮大な物語を体験するゲーム。
ゲームによっては、
「どうしたらクリアできるんだろう?」
と考え、
失敗したら違う方法を試してみる。
何度も挑戦して、少しずつコツを覚えていく。
友達と相談したり、役割を決めたりすることもあります。
空間を把握したり、素早く判断したり、戦略を立てたりすることが求められるゲームもあります。
オンラインや協力型のゲームなら、友達とのコミュニケーションのひとつになることもあるでしょう。
もちろん、
「ゲームをすれば必ず頭が良くなる」
「ゲームをすればコミュニケーション能力が上がる」
そんな単純な話ではありません。
ゲームの種類や遊び方、年齢などによっても違います。
それでも、
「ゲームをしている時間=何もしていない時間」
ではないのだと思います。
大人だってゲームをする
そして、もうひとつ思うことがあります。
ゲームが好きなのは、子どもだけではありません。
大人でもゲームが好きな人はたくさんいます。
仕事が終わってからゲームをする。
休日に好きなゲームをじっくり楽しむ。
オンラインで友達と遊ぶ。
私たち大人だって、
YouTubeを見たり、
SNSを見たり、
映画やドラマを見たり、
漫画を読んだり、
趣味に没頭したりします。
それらは必ずしも、
「将来の役に立つから」
やっているわけではありません。
楽しいから。
疲れたから。
気分転換したいから。
好きだから。
それだけのこともあります。
子どもにとってのゲームも、同じような部分があるのかもしれません。
学校で勉強して、
友達との関係があって、
先生との関係があって、
習い事があって。
大人から見れば楽しそうに見える子どもの世界にも、子どもなりの疲れやストレスがあります。
ゲームの世界に入って遊ぶことが、その子にとってのリフレッシュになっていることもあると思います。
そう考えると、
「ゲームしてないで、もっと有意義なことをしなさい」
という言葉も、少し違って見えてきます。

わが家も、最初からうまくいったわけではありません
先ほど書いたように、私の子どももゲームが大好きです。
夢中になってしまうと、なかなかやめられない。
「もう終わりだよ」
と言っても、
「あと少し!」
となる。
そんなことは何度もありました。
だからといって、わが家がゲームを完全に禁止したわけではありません。
時間をかけながら、ルールを考えてきました。
そして今は、
宿題や勉強など、その日に「やるべきこと」を先にやってからゲームをする。
という形が少しずつ定着してきました。
もちろん、毎日完璧にできるわけではありません。
親から声をかける日もありますし、ゲームに夢中になりすぎることもあります。
でも、最初から子どもが自分で時間を管理できるとは限らないと思うのです。
失敗しながら、
「今日はやりすぎたな」
「先に宿題をやっておけばよかった」
「明日はここまでにしよう」
と覚えていく。
そうやって少しずつ、
自分でゲームとの距離を調整する力
を身につけていくことも大切なのではないでしょうか。
問題なのは「ゲーム」そのものより、生活への影響
私が見るようにしているのは、
「ゲームを何時間したか」だけではなく、生活全体がどうなっているかです。
たとえば、
夜遅くまでゲームをして睡眠不足になっている。
朝起きられなくなった。
食事中もゲームをやめられない。
宿題など、やるべきことがまったくできなくなった。
ゲームをやめるよう言われると激しく怒り、生活に大きな支障が出ている。
外出や人との関わりが極端に減っている。
そんな状態が続いているのであれば、一度ゲームとの付き合い方を見直す必要があるかもしれません。
反対に、
学校に行く。
ご飯を食べる。
ある程度の時間に眠る。
宿題や勉強をする。
友達と遊ぶ。
家族とも話す。
そのうえで、
「自由な時間はゲームがしたい!」
というのであれば、
その子にとってゲームは、
大好きな「遊び」のひとつ
なのかもしれません。
「禁止」より、「自分で止める練習」を
子どもがゲームばかりしていると、
「もうゲーム禁止!」
と言いたくなることもあります。
もちろん、年齢によっては親がある程度管理する必要があります。
家庭によっては、
「ゲームは1日○時間」
と明確に決めることも必要でしょう。
でも、子どもはいつか大きくなります。
そのとき、ずっと親が横にいて、
「もうやめなさい」
と言ってあげることはできません。
だからこそ、
少しずつ、
「自分で止める練習」
をしていくことも必要なのではないでしょうか。
「今日は何時までにする?」
「宿題はいつやる?」
「明日の朝に響かないかな?」
そんなことを一緒に考える。
そして、できなかったらまた考える。
「ゲームはダメ」
と取り上げるだけではなく、
自分で考えて、自分で調整する経験をつくっていく。
私は、そちらも大切にしたいと思っています。
「やめなさい」の前に、少しだけ興味を持ってみる
もうひとつ、私が大切だと思っていることがあります。
それは、
子どもが何をそんなに楽しんでいるのか、少しだけ興味を持ってみること。
「そのゲーム、何が面白いの?」
「今日は何してたの?」
「それ、どうやったら勝てるの?」
そんなふうに聞いてみると、一生懸命説明してくれることがあります。
大人から見れば、
「ただゲームしているだけ」
でも、
本人にとっては、
友達と協力して何かをつくったり、
何日も勝てなかった相手にようやく勝ったり、
難しいステージをクリアしたり。
そこには、その子なりの物語があります。
自分が大好きなものを、
「そんなもの」
と言われたら、大人だって少し寂しいですよね。
だから私は、
ゲームの時間を管理することと、子どもの「好き」を否定しないことは別の話
だと思っています。
ゲームは「悪」ではない。でも、放っておけばいいわけでもない
私は、ゲームそのものが悪いとは思っていません。
楽しい。
夢中になれる。
友達と遊べる。
達成感を味わえる。
気分転換になる。
考えながら遊ぶゲームもある。
ゲームだからこそ得られる経験もあると思います。
一方で、
「悪ではない」=「好きなだけやっていい」
ということでもありません。
睡眠。
運動。
勉強。
食事。
家族との時間。
ゲーム以外の生活とのバランスも大切です。
だから、
「ゲームをするか、しないか」
だけではなく、
「ゲームとどう向き合っていくか」
を考えていく。
私は、そこが一番大切なのではないかと思っています。

家庭によって、答えは違っていい
ここまでいろいろ書いてきましたが、これはあくまで私個人の考えです。
子育てや教育に、ひとつの正解があるとは思っていません。
「ゲームは1日30分」
という家庭があってもいい。
「宿題が終わったら自由」
という家庭があってもいい。
平日は少なめにして、休日は少し長めに遊ぶ家庭もあるでしょう。
ゲーム機を持たせないという選択をする家庭もあると思います。
子どもの年齢も違えば、性格も違います。
生活環境も違います。
そして何より、
それぞれの家庭には、それぞれの教育方針があります。
だから、
「ゲームは自由にやらせるべき」
とも、
「ゲームを制限するのは間違っている」
とも私は思いません。
ただ、ゲームそのものを「悪」と決めつけるのではなく、
その子の生活全体を見ながら、
その家庭なりの付き合い方を探していけばいい。
私はそんなふうに考えています。
「ゲーム」ではなく、「ゲームとの向き合い方」
子どもだけではなく、大人でもゲームが好きな人はたくさんいます。
好きなことに夢中になる。
楽しい時間を過ごす。
疲れたときにリフレッシュする。
それ自体は、決して悪いことではありません。
大切なのは、
ゲームによって生活が崩れてしまわないこと。
そして、
自分でゲームとの距離を調整できるようになっていくこと。
「ゲームをやめなさい」
とずっと言い続けるより、
「どうしたら上手に付き合えるかな?」
と一緒に考える。
すぐにはうまくいかなくてもいい。
約束を守れない日があっても、また一緒に考えればいい。
ゲームそのものを否定するのではなく、
「ゲームとの向き合い方」を大切にする。
少なくとも私は、子どもとそんな関わり方をしていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
子育てをしていると、
「これでいいのかな」
と思うことが本当にたくさんあります。
ゲームとの付き合い方も、そのひとつかもしれません。
家庭によって考え方は違って当然ですし、子どもによって合う方法も違うと思います。
だからこそ、誰かの家庭の正解をそのまま当てはめるのではなく、
「わが家ではどうしようか」
と親子で考えていくことが大切なのかもしれません。
ゲームも、勉強も、遊びも、休むことも。
全部ひっくるめて、その子の毎日です。
ゲーム機の画面だけを見るのではなく、
その向こうにいる子どもの「楽しい」や「好き」にも、少し目を向けてみる。
そして必要なところでは、大人として一緒にルールを考える。
そんなバランスを、私自身もこれから探していきたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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