見出し画像

「学歴なし・元飲食店店長」だった私が、人事とプロジェクトマネージャーを兼任するまで(前編)

「今まで何をやってきたか」も大事ですが、「これから何をしていきたいか」。
make standardsは、経歴や学歴を入り口にしない会社です。実際に、通信制高校を出て飲食店の店長からキャリアをスタートし、いまはプロジェクトマネージャーと人事を兼任しているメンバーがいます。今回インタビューに答えていただく、深瀬翔太さんです。
華々しい経歴があったわけではありません。それでも、任される仕事はどんどん広がっていきました。今回は、そんな深瀬さんがmake standardsにたどり着くまでの道のりを、前編としてお届けします。「派手な経歴はないけれど、これまでチャレンジしてきたことには自信がある」という方にこそ読んでほしい内容です。

※make standardsの代表の佐藤は、メンバーからも社外の方からも、親しみを込めて「じゃがさん」と呼ばれています。そのため、本記事でも「じゃがさん」と書かせていただいています。




深瀬 翔太さん

現在のmake standardsでの役割

広報: 深瀬さん、本日はよろしくお願いします。まず、現在make standardsでどんな役割を担っているのか教えていただけますか?

深瀬: よろしくお願いします。役割は大きく2つあって、プロジェクトマネージャーと人事を兼任している形です。プロジェクトマネージャーとしては、いま4つの案件を見させてもらっていて、それぞれクライアントさんとの方針のやりとりや、メンバーのマネジメントに携わっています。

広報: 4案件を同時に、というのはすごいですね。それぞれ違う領域なんでしょうか?

深瀬: そうですね。SaaS系のサービスもあれば、決済系、プラットフォーム系のサービスもあって、業界としてはかなりバラバラです。案件ごとにチームがあって、1チームはだいたい2〜3人。そのうち1案件はあいだにマネージャーがいて、その上に私が入る形になっているので、全部合わせると十数名くらいのメンバーを見ている感覚ですね。

広報: もう一つの人事は、どんな仕事なんでしょう?

深瀬: 人事は、採用がメインです。それに加えて、いま見ている案件の一つを「育成できる案件」に伸ばしていきたいと思っていて、その仕組みづくりにチャレンジしているところですね。人事とプロジェクトマネージャーの時間配分でいくと、いまは人事が6割、プロジェクトマネージャーが4割くらいのイメージです。

広報: 4割の時間で4案件は、かなり大変ではないですか?

深瀬: 入ってくれているメンバーが自分たちで動いてくれる体制になってきているので、私がプレイヤーとして手を動かすことは少なくて。進捗や活動量を見てフィードバックしていく、というのがメインの関わり方になっています。メンバーのおかげでうまくやることができていると思いますね。



キャリアのスタートは、飲食店の店長

広報: ここからは、これまでの経歴を伺わせてください。いまの仕事にたどり着くまで、どんな道のりだったんでしょうか。

深瀬: スタートは高校時代の飲食店なんです。高校は通信制に通っていて、週6くらいで働いていました。個人経営のお店だったので、まわりはパートさんが中心。年齢でいうと私は16〜17歳で、パートさんは35〜40歳くらい、店長も40歳を超えていて。そのなかで私が一番長く働いていたので、店長とパートさんのあいだに立つ、いわば板挟みのような立ち位置だったんです。「店長はこう言っている」「パートさんはこう感じている」というのを調整する役回りに、すごく慣れていきました。

広報: その調整役の経験は、いまの人事やマネジメントにもつながっていそうですね。

深瀬: つながっていると思います。困っている人がいたら「じゃあ一緒にやろうよ」と声をかける。それが結局は自分のためにもなる、というのはその頃に体で覚えた感覚ですね。
 そのお店に卒業と同時に店長という形で就職して。そこで2年くらい、店長業に携わらせてもらいました。

広報: いきなり店長というのはすごいですね。そこからはどうされたんですか?

深瀬: 店長としてもやりがいがあって忙しくさせてもらっていたんですが、駅の再開発の兼ね合いでお店がなくなるタイミングがあって。私はもともと地方の出身なんですが、それをきっかけに上京して、営業職にキャリアチェンジしました。



未経験から飛び込んだ営業の世界

広報: そこからはずっと営業職だったのですか?

深瀬: そうですね。make standardsを含めると、営業では3社を経験しています。1社目は、スマホ決済サービスの加盟店開発でした。ちょうど大量募集をしているタイミングで、1,000人規模で採用していたので、学歴とか関係なく入れる状態だったんです。当時はまだサービス名も浸透していなくて、本当に紙1枚を持って「大丈夫かな」と思いながら飛び込み営業をする、みたいな。新規開拓を1年半ほどやらせてもらいました。

広報: ゼロから飛び込む営業を、1年半もされていたんですね。

深瀬: はい。もっと学びたいなと思って、2社目はベンチャーの法人営業に転職しました。やっていたのは、フランチャイズ開発や、工事・不動産まわりのパートナー開発。いわゆる代理店を集めに行く法人営業です。商材としては、中古マンションの購入からフルリノベーションまでをワンストップで提供する、というものでした。首都圏は自社で運営して、それ以外のエリアはフランチャイズで広げていく形だったので、その開拓を担当していました。

広報: 組織としては、大きなチームだったのでしょうか?

深瀬: いえ、取締役の直下で、取締役ともう一人と私の3人チームでした。各々が独立して、目標に対して「この結果を出そうね」というだけで、手段は特に決まっていない。自分で考えてやっていこう、という組織でしたね。ここで3年やらせてもらいました。

広報: その3人チームでの3年間が大きかったんですね。

深瀬: 大きかったです。営業のいろはも含めて、たくさんのことを学ばせていただきました。3年経ったタイミングで、公私ともにお世話になった取締役が退任することになって。それ以上その場に残って自分が何かを成し遂げるイメージが湧かなかったので、私も退職を決めました。ただ、チームに残るのが私一人だったので、すぐに引き継げる状況ではなくて。一旦は業務委託という形で引き継ぎ先が見つかるまで仕事を続けつつ、自分でも独立してみたいなと思っていたんです。
 当時、映像を作っている友人がいて、細々と案件は取っていたんですが「もっと稼ぎたい」という話をしていたんです。私は営業ができたので、私が仕事を取ってきて、彼が撮る。そういう映像制作を2人で始めました。前職の引き継ぎと並行して、2年くらいやっていましたね。



make standardsにジョインした経緯

広報: そこから、どうやってmake standardsにたどり着いたんですか?

深瀬: ここは少しプライベートな話も入るんですが、実は私はシングルファザーなんです。前職を辞めるタイミングと、離婚が重なって。子どもを育てながら、自分で仕事をする生活を2年くらい続けていました。ただ、一人で東京で育てきるのはさすがに限界を感じて、実家に戻ったんです。

広報: 大きな決断ですね。

深瀬: ずっと働き詰めだったので、実家に戻ってからは「しばらくのんびりしよう」と思っていたんですよ。ゲームも好きだったので、思う存分やろうと。でも1〜2週間で「暇すぎる」と気づいて(笑)。限られた時間のなかに娯楽があるから楽しいだけで、時間を持て余すと、そんなにやりたくなくなるんだなと。それで「軽く働こうかな」と、転職サイトを眺め始めたんです。

広報: そこでmake standardsに出会ったと。

深瀬: そうです。もともと私は営業をやってきたので「営業でも他の職種でも、まあ自分ならうまくいくだろう」という感覚があって、職種にはこだわっていませんでした。最初はカスタマーサクセスの募集に応募したんです。でも面接を受けるなかで、結論として営業の案件に配属される形になりました。

広報: 応募した職種とは違う配属だったんですね。

深瀬: はい。そこが私にとっては一番大きかったんです。「カスタマーサクセスの案件はルールがしっかり決まっているけれど、深瀬さんならもっと自由に、自力を出せる案件のほうが絶対に合うし、長く働いてくれると思う。営業の案件はどうですか」と提案していただいて。人にちゃんと向き合ってくれる会社なんだな、と感じました。
 そこが、make standardsでやっていこうと思った決め手ですね。参画したのが数年前で、いまでちょうど3年になります。



「独立でも、勤めでも」手段にこだわらない生き方

広報: お話を伺っていると、飲食店の店長も、営業も、独立も、かなり幅広く経験されていますよね。何か一貫した軸のようなものはあったんですか?

深瀬: 10代の頃は、とにかく「稼げればいい」というのが明確にあったんです。だから、その手段は会社に勤めることでもいいし、自分で事業をすることでもいい。目的がはっきりしていたので、手段はその時々にあるものでいい、という考え方でした。自分には学歴はないなと思っていましたが、学歴が評価されるような会社に入りたいとも思っていなかったです。独立だろうが、勤めだろうが、目的を実現できるならどちらでもいいかな、と。

広報: その柔軟さが、いろいろな経験につながっているんですね。

深瀬: そうかもしれません。あと、社会人経験を重ねるなかで、任されることがだんだん増えていったんです。10代の頃は期待されることなんてほとんどなかったので、いろいろできるようになって、任される範囲が広がっていくことに、すごく喜びというか、幸せを感じるなと気づいて。いまも人事とプロジェクトマネージャーの二軸を任せてもらっていますが、そこはある種、承認欲求が満たされながら前向きに頑張れている感覚があります。



おわりに

学歴も、華やかな経歴もない。それでも、任される仕事はどんどん広がっていった深瀬さんのキャリアは、make standardsが「これまで」ではなく「これから」を見る会社であることを、そのまま体現しているように思います。
後編では、その深瀬さんが人事とプロジェクトマネージャーという二つの役割をどう両立させ、どんな仕事観で成果を出しているのかに迫ります。「最短で目的を達成する」という独自の思考法や、活躍しやすい人の共通点、そして経営レイヤーとしてmake standardsをどう捉えているのか。マネージャー以上のポジションを検討されている方には、後編がより響く内容になっています。


マネージャー・幹部候補として、make standardsに興味を持った方へ

make standardsは、事業急拡大のため、経営に近い距離で組織を動かす仲間(マネージャー・幹部レイヤー)を募集しています。
「これまで何をしてきたか」よりも「これから何をしていきたいか」を大切にしており、これまで培ってきた土台をもとに、成長意欲を持って挑戦したい方には、裁量ある仕事を任せていく文化があります。
現在の自分から役割を広げていって、新しい挑戦をしたい方に刺激的な環境が揃っています。
少しでも興味を持っていただけた方は、まずはカジュアルにお話しするところから。あなたの「これから」を、一緒に描かせてください。