何度も言うと煙たがられる「転倒予防の声かけ」を、LINEスタンプで優しく伝える方法
離れて暮らす親に、同じ注意を何度も伝えて煙たがられていませんか。
こんにちは、作業療法士のマキです。
「お風呂上がりはふらつきやすいから気をつけてね」
「マットの端がめくれてるから片付けなよ」
そんな風に、良かれと思って声をかけるほど、親から「わかっとるわ!」「何度もいいんさんな」と煙たがられてしまう。
そんな経験はありませんか。
親を心配する気持ちが強いほど、言葉にすると小言や指示のようになってしまい、角が立ちやすいものです。
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そんな家族のジレンマを解決したくて、リハビリの現場に16年携わってきた視点から、あるLINEスタンプを作りました。
このスタンプの一番の特徴は、心配を伝える側だけでなく、送られた親御さん側の「返し用スタンプ」も一緒に用意していることです。
「わかっとるわ!」

「うるさいな〜でもありがとう」

文字にするとトゲがある言葉も、キャラクターが代わりに言ってくれることで、親子のリアルな照れ隠しに変わります。
「心配してくれてありがとう」と真面目に言うのは、親子だからこそ少し恥ずかしいもの。
だからこそ、その照れ隠しごとスタンプにすることで、お互い気負わずに生存確認とコミュニケーションができるようにしました。
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スタンプに登場する2人は、実は私のSNSアイコンとして長く使っている相棒です。
骸骨のキャラクターは、体の構造や動きのイメージを連想してもらえるように、リハビリ職の象徴として。
毛糸玉のキャラクターは、手芸や工芸など、その人らしい暮らしの営みをイメージした存在です。
この2人が、生活の中にある意外な危険を、優しく的確に伝えてくれます。
名前は何となく恥ずかしくてまだ付けていません笑
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今回のスタンプに込めたアドバイスは、16年の臨床現場で見てきたリアルな転倒リスクがもとになっています。
その中でも、特に見落とされがちなポイントを3つ紹介します。

「リビングのマット、意外とつまづきやすいよ」
段差がないから安心と思っていても、ラグやキッチンマットのわずかなめくれや厚みが、すり足になりやすい高齢者にとって大きな落とし穴になります。

「夜中のトイレ、1番コケやすいよ」
夜間のトイレ時の転倒は本当に多く、特に眠剤などを使用している方など、普段から多く伝えた方が良い方に最適です

「水分不足もコケる原因だよ」
水分が不足すると、血圧が下がって立ちくらみを起こす起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)につながることがあります。これが足のもつれや転倒の原因になるのです。
喉が渇く前に飲む、という習慣をスタンプで優しく促せます。
このようなアドバイスも含めたスタンプを40個入れています。
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どれだけ良い言葉も、読めなければ意味がありません。
スマホの画面が見えづらくなってきた世代でも一目でわかるよう、文字は大きく、太めの縁取りをつけて、どんな背景でも読みやすいようにしました。
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「最近連絡してないな」「元気にしてるかな」と思いつつも、用事がないと連絡しにくいもの。
このスタンプが、離れた家族をつなぐ気軽なきっかけになり、親御さんの怪我や事故を防ぐお守りのような存在になれたら嬉しいです。
ぜひ、日々のトークにこの2人を混ぜてみてください。
現場で見てきた「本当に大事な生活のヒント」を、今回LINEスタンプという形にしてみました。
離れて暮らすご家族との毎日のやり取りに、ぜひ使ってみてください。

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