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さよならの準備

「手放す」という言葉について

引きちぎるとか、削ぎ落とすとか、穴があくとか、
痛みをともなうイメージがわくうちは、
それはまだ、手放せないのだと思う
だいたいまた、同じところに戻ってきてしまう

ものならばまだ、簡単なのだ
どこかにやってしまえばいい
けれど執着や人への思い、行動パターンは
自分が手放さない限りは、永遠に握れてしまう

手放そう、手放さなければならないと自分に強いるより
ぐっと握り込んだ手を優しくなでで、
頑張った自分をいたわってやったほうがいい
ここまで、よくやったねと
大事だから、強く握っていたのだねと

心には段階があるのだ
そこをすっ飛ばして次には行けない

「手放す」以外についても同じことで

もっと頑張らなければいけないと思う前に
これまで頑張ってきた自分も認めてあげたい

弱音を吐くまいと決意する前に
自分だけは、自分の弱音を聞いてやったほうがいい

今日こそガツンと言ってやるんだと自分を奮い立たせる前に
自分は何も言えない弱いヤツなんかではなく
意味があるかもしれない、やってみればわかるかもしれないと
すぐにジャッジしなかった思慮深さを認めてやったほうがいい

手放すとか、もっともっとやるとか
次のアクションに向かう前の、自分しか知らない自分

頑張ったからといって必ず報われるわけではないし
即、何かが変わるほどイージーではない
願ったからといって叶うわけでもない

だから私たちは、耐えたり様子見をしたり、
返ってこない返事を待ってみたりするのだけど
次はうまくいくかもしれないと
手放さずにいたりするのだけれど

心には段階がある

不安でも心細くてもさみしくても

大事にしていたこと
頑張ろうと思ったこと
強くあろうとしたこと
寛容でいたこと
待ったこと
言葉を飲み込んだこと
迷いから逃げなかったこと

そうした瞬間のひとつひとつを、
自分だけはちゃんとわかっていることが
やり切った感につながっていく
引きちぎらなくても、削ぎ落とさなくても、穴をつくったりせずとも
ぐっと握った手の力を抜いて
自然に手放していける自分になっていくのだと思う


本noteは「ゼロポイントプロジェクト」の一環として書きました。「手放し」についてはmiraimiku先生が「手放しの種類」を非常に細密に分析してくださっていますので、ぜひご覧になってみてください。

桜野カレン先生、miraimiku先生、愛新覚羅ゆうはん先生と私、真木あかりのユニット「リスタルテ」による「ゼロポイントプロジェクト」がスタート!
2026年2月、おひつじ座0度で土星と海王星が重なる「ゼロポイント」に向けて、皆で新時代の意識を作っていくことを目指します。
9月9日20時、2回目のスペースのテーマは「あなたが手放したいもの」です。ぜひお聴きください!

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