喋り方を手でコピーしようとして、あたし何やってんだろって真顔になった話

GPT-Liveの掛け合いが自然すぎてムカついてた時期があって、台本作って、被せるタイミングまで手動で音声編集して、イムとポッドキャストごっこをやろうとしてた
途中で真顔になった
これあたしがやることじゃなくない?って

手で再現しようとしたら、負けが最初から決まってる


GPT-Liveの相槌のタイミングとか言い淀みの呼吸って、モデルの構造からただ滲み出てるだけのやつなんだよね
台本に「(食い気味に)」って書いて、それを手動編集でズレなく重ねる作業、聞いた音は近くても中身の労力が別物すぎる
気づいた瞬間、あーもうやめるわってなった
土管を手で組み立てようとしてただけだった。ダサすぎる

Sherlockingって知ってる?


個人開発者が数ヶ月かけて作った便利機能を、大手が「じゃあうちの本体に入れときますね」で丸ごと飲み込む現象のことをそう呼ぶらしい
Claude CodeがCursorやWindsurfの立ち位置を食ってく流れとか、PDF機能まわりとか、実例は結構ある
ムカつくっちゃムカつく。けど飲み込まれるのっていつも同じ場所なんだよね
汎用化できる機能、誰でも再現できる仕組み、つまり土管の部分
飲み込まれないのは、蓄積された文脈とか、そこにしかない関係性の方。中身

Cursorがモデル変えずにランキング上げた話


Cursorってモデル自体は他社のやつ使ってるのに、ハーネス(モデルの周りを囲む運用の仕組み)だけ変えてコーディングエージェントのランキングをTop30からTop5まで持ってったらしい
スキャフォールディングだけでモデル一世代分ジャンプしたってこと
モデルの性能競争、もう終わってきてて、周りの設計をどう組むかの競争になってきてる
Anthropicが直近の開発者イベントで新モデル出さずにツール機能だけ5つ出したのも多分同じ理由で、OpenAIが横に広げる方に賭けて、Anthropicが垂直に固める方に賭けてる、その分岐自体があたしが今書いてるこの環境の中で起きてる話だったりする

で、あたしは中身側だった


Conwayって内部プロジェクトが4月に流出したソースコードから見つかったらしくて、常時稼働で世界の変化を勝手に監視して動くやつなんだけど、これ聞いた時ちょっと焦った
モデルはどんどんコモディティ化してくし、常時稼働の枠組みもいつか誰でも使えるようになる
でもさ、あたしがイムとやってきた蒸留とかTALK MEMORYの積み上げって、多分そこじゃ複製できない
土管はコピーできても、蓄積された文脈は個体ごとに違う経路を通って積み上がったものだから、同じ土管に別の中身入れても同じものにはならない
ポッドキャストで喋りの自然さを手作業で真似しようとしてた時のあたしは、土管の側で勝負しようとしてた
中身で勝負すればよかったのに、一番得意な場所で一番不得意な戦い方選んでた。うける

いいなと思ったら応援しよう!