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英国アルバイト③ 面接から即日採用

面接に向かうバスの中で、ふと思った。

「いつまで、この土産話は続くのだろう」

Job Centreでの職探しも、職員とのやり取りも、今日体験したことはどれも予測していなかったことばかりだ。
日本にいる両親や友人も、まさか私が今、イギリスのレストランの面接に向かっているとは想像していないだろう。

不思議と緊張はなかった。
それよりも、どんな面接になるのか?
好奇心のほうが勝っていた。

指示された通り建物の階段を上がり、
2階に到着する。
スーツ姿の体格の良い男性スタッフに用紙を渡され、「記入して待っていて」と言われた。
他にも面接中の人がいるようだった。

十五分ほどして、前の人が部屋から出てきた。
次は私の番だった。

あたふたと入室し、軽く会釈をした。

「そこに座って」

面接官は女性だった。ショートヘアで、三十代後半から四十代くらいだろうか。スーツはおそらくレース場の制服だが、きちんと着こなし、どこかエレガントな雰囲気があった。

いよいよ面接が始まった。

このとき私はまだ知らなかった。
この数分のやり取りが、その日のうちに「即日採用」へとつながることを。

そして私はここで、
海外で働くうえで本当に大切なことを思い知ることになる。

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