20250307 東京大学×横浜高校

遠足の前日かのように、昨晩はあまり眠れなかった...笑
なぜなら、アマチュア野球ファンにはたまらない夢のカードが実現したから。
東京大学vs横浜高校
大学と高校が練習試合をするのはよく聞くが、知名度の高い学校同士のマッチはあまり聞いたことがない。

ましてや、東京六大学と甲子園常連校の激突。
異例中の超異例マッチだ。
キッカケは東大の杉浦海大主将の一言。
「高校生の速い球を打ってみたい」と川村靖監督に相談。
この発想がすごいなと。
さすが東大生。
川村監督は「それならピッタリの高校が」と打診したのが横浜高校。
それまでは藤沢西高、湘南高で指導。
横浜高校と練習試合をすることもあった。
横浜の村田浩明監督は最初「東大!?」とびっくりしたものの、めったに試合できない相手だけに快諾したという。
↓引用元↓
東京大学
個人的な見解ではあるが、日本で1番頭のいい大学と思っている。
大手企業への就職はもちろん、その一方で留年する学生も大勢いるようだ。
厳しい学生生活の中、東京六大学リーグとして野球も一生懸命に取り組み、正真正銘の文武両道。
私も見習わなくては...
横浜高校
甲子園は春夏合わせて36回出場。
激戦区・神奈川の選手権最多出場回数(20回)を誇る超超超名門校だ。

今日の試合では、平成の怪物・OBの松坂大輔の姿もあった。
今晩、報道ステーションで特集されるらしい。
そんな夢のようなマッチは14:00プレイボール予定だったが、横浜高校の到着が遅れて、1時間ずれ込むことに。
今朝、センバツの抽選会があり、村田監督、阿部葉太主将が抽選会会場の大阪から直行。
その影響もあったのかもしれないが、西から東へ大移動からの即試合は、素直に体力すげーなの一言だった。
この試合、私の注目ポイントは一つ。
どちらのプライドが勝るか。
東大としては、大学生として、東京六大学としてのプライドがのしかかる。
力で及ばなくても、頭脳プレーで相手を翻弄させて欲しいなと。
対する横浜高校は、甲子園常連校としてのプライドを背負って戦う。
相手が大学生であろうと、動じず立ち向かっていって欲しい。

しかし、結果は予想もしない展開となった。
東京大学1-13横浜高校
※7回日没コールド
私としてはもっと競って欲しかったなと笑
東大に対して頭脳を使ったプレーで翻弄して欲しいと言ったが、見ていると
逆に東大が横浜高校の頭脳を使ったプレーで翻弄されてしまった印象だ。
それは走塁で垣間見えた。
東大の投手が右投手に代わった瞬間、横浜高校のコーチがベンチにこう言い放った。
「右投手だから揺さぶれるぞ」
走塁は特に徹底している印象を受けた。
今月から始まるセンバツでは、1点勝負。
1点の重みがかなり大きい。
今日の試合でも、ランナー2.3塁の場面で、2ランスクイズを決めた。
2塁ランナーも相手のファーストの捕球体制などを見て、進塁判断を見極めているのだろう。
打つ方は言わずもがな。
1番打者の大阪帰り、阿部葉太くんは3ランを含む4打点の大暴れ。
ホームランは打った瞬間、確信の一打だった。
4番DHで出場した、投打二刀流の奥村頼人くんもライトスタンドへのホームランを放った。
彼の脱力感のあるバッティングフォームはなかなか一般人には真似できない。
相当肩甲骨周りが柔らかいのだろう。
また、先発したスーパー1年生・織田翔希くんは4回1/3を5安打1失点。
随所に相手の木製バットをへし折るシーンも😓
最速151㌔のストレートもすごいが、変化球でカウントを取れるのがかなり大きい。
あの変化球があって、直球が活きる。
ストレートで見逃し三振に仕留めるシーンも顕著に見られた。
3/19のセンバツ初戦へ向けて、準備は万端のようだ。
対する東大は東京六大学としての意地を見せることができなかった。
守備のミスによって、大量失点につながってしまった。
打線も織田くんに苦しめられた印象だったが、5回にランナーをためた状態から1点をもぎ取る。
得点はこの1点のみだったが、東大生にとってこの1点は価値あるもの。
今、高校生の中で3本の指に入る好投手から得点。得点までのプロセスを分析し、どうやったらいい投手からチャンスを作れるのか...
そんな思考回路が彼らの頭の中で張り巡られてるかもしれない。
4月からの春季リーグ戦に向けて、どデカい収穫を得ただろう。
試合は7回日没コールドで終了。
両校挨拶をすると、横浜高校の阿部くんが即座に東大ベンチのところへ行き挨拶をしていた。
おそらく遅れて申し訳ないという旨を伝えたのだろう。
そういった姿勢もめちゃくちゃ素晴らしいなと。

東大生も横浜高校がシートノック中ジーっと見つめていた。
彼らのプレーを盗もうと思って見ていたのかもしれない。
両校がプライドを持ちながらも、互いにリスペクトを持って臨んだ一戦。
横浜高校
東京大学
今後のさらなる発展に期待したい。

