見出し画像

【短文朗読】夏の空気のような恋だった【新月の夜によむ】

☆所要時間:2分
☆人数:1人



思いを素直に
言葉にできていたあの頃
あなたと出会っていたならば

私とあなたの関係性は
違っていたのでしょうか


二文字(ふたもじ)の告白に
一喜一憂(いっきいちゆう)し

五文字の愛に
憧れて

その日その日に全力で
この先には
幸せな二人がいるのだと
夢のように信じていた

眩しく熱い
夏の空気のような
恋をしていたのです


もう
簡単に
好きとは言えなくなってしまった

恐れずに
愛の言葉を受け止めることも
成り行きに身を任せることも
できなくなってしまった

それでも
緩やかに
時に強く打ち寄せる
波打ち際のような
心の揺らぎが

あなたに向いていることを
私は知っている

今はまだ
水際で
波間の光に
目を細めるだけ

波に触れる日が
触れたいと願う日が
いつか訪れることはあるのでしょうか

臆病な私は
あなたが手を引いてくれる日を
どこかで待っているのかもしれません



seiji.Resonanceさまの企画「新月の夜によむ 」へ参加させていただき、書き下ろした台本です。

🎶イメージBGM
「僕らのエピローグ」BGMerさま
こちらのサウンドを聴きながら執筆しました。

儚げでありながら時に力強さを感じる美しいピアノと、壮大なオーケストラサウンドを是非聴いてみてください✨


Seijiさまの企画書き下ろし作品、素敵な世界観と美しい言葉が詰まっていますので、是非ご覧になってみてくださいね✨😊


私の作品は朗読フリーですが、著作権は放棄しておりません。

台本の利用報告はしなくて大丈夫です。
(お知らせいただけた際には喜んで聴きに伺います!)
NG→自作発言、過度な文章変更、文章の転載・作品文章の販売。

詳しくは台本利用時のお願いをご参照くださいませ。


いいなと思ったら応援しよう!

ミクロマコ 応援いただいたチップはエネルギーに変換して、創作活動に還元させていただきます🌷