2025/08/17 〈直言〉国産AI「漁夫の利」生かせ デビッド・ハ氏サカナAI最高経営責任者
🔹 大きな背景
• AIを巡って米中が激しく覇権争い。
• 日本は米中に比べ技術力で存在感が薄れ、現在は米国や中国のAIに依存している。
• 外国依存が続けば、将来技術的に支配されるリスクがある。
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🔹 サカナAI(日本のスタートアップ)の考え方
• 日本は米中の技術を組み合わせ、独自のAIを作ることで「漁夫の利」を得られる。
• 日本は米国とも中国とも関係を持つため、両国の技術を活用できる地政学的優位性がある。
• 日本社会や文化に合ったAIを日本自身が開発する必要がある。
• 特定の国家や企業による技術独占を防ぐ「AIの民主化・自立」が重要。
• Google、OpenAI、中国製AIなど複数モデルを組み合わせる「融合」手法。
• 自然界の群れの動きから発想を得て、コストを抑えつつ高度な知能を実現。
• インターネット非接続でスマホ内だけで動くAIを開発 → 国家や大企業のコントロールから逃れる発想。
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🔹 会社の位置づけ
• サカナAIは 2023年設立から1年でユニコーン達成(日本最速)。
• 出資者には NVIDIAや日本の3メガバンク など有力企業。
• ただしまだ黒字化はしておらず、26年に黒字転換を見込む。
• 他のAI企業より研究開発費を抑えて収益重視。
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🔹 日本を拠点にする理由
• CEOは長年日本在住で、日本の企業文化を理解していた。
• 日本には過去にソニーや任天堂のような「世界を驚かせる企業」があったが、AI分野にはまだない。
• 日本市場は人口1億人超・世界4位のGDPを持ち、有望。
• 大企業や政府機関と連携しやすい環境。
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🔹 ビジネス展開
• 銀行・保険・防衛分野にAIサービスを提供開始。
• 三菱UFJ銀行と3年間のパートナー契約(融資関連文書作成の効率化)。
• 将来は 東南アジアの物流システムなどにも展開を検討。
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🔹 人材確保
• 世界中から優秀な人材が応募(2年間で約3000人)。
• 日本文化(アニメ等)に魅力を感じる外国人技術者や、中国出身で日本で働きたい大学院生も多い。
• 日本は人材獲得で「ソフトパワー」という利点を持つ。
AIという、期待とリスクが共存し、かつ公益性を持ったプロダクトについては、国際的および政治的な問題に必ず発展する。さらに、米中の双方と繋がりがある日本では、より一層問題になりやすい。
さまざまな分野でゲームチェンジャーとなり、世界の覇権がかかったプロダクトの開発においては、最終的に漁夫の利を得ることはできないだろう。

