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時間が経つのが早すぎる件

大分の大規模火災の被災者の、生活再建支援についてのニュースをやってた。
あの火災は見ていても切なくなるような出来事でした。
被災者の方には無事に生活再建できることをお祈りしています。

で、このニュースを聞いて何が驚いたって、火災発生から1ヶ月経ったということです。
家が燃えて焼き出された方々にとっては、1ヶ月は長く厳しい生活だったと思います。
それに比べて、遠くの出来事と他人事を見ていた自分にとってはもうそんなに経ったのか、と。
つい先々週くらいの感じで、2週間自分は何をしてたのか?冬眠していたのか?という印象で非常に申し訳なく思います。

若い頃と比べて、年をとってからの1年があっという間と感じるとよくいいますよね。
僕の場合はまさにそんな真っ只中にいる訳ですが、それってどういうこと?とチャッピーに訊いてみました。

年を取るほど「時間が早く感じる」という感覚について、よく
「20歳の1年は人生の1/20、60歳の1年は1/60だから短く感じる」
という説明がされることがあります。これは直感的にはとてもわかりやすい比喩です。

実際、心理学的にはかなり本質を突いています。人は時間を絶対的な長さとしてではなく、これまでの人生経験との相対比較として感じているためです。初めての体験が多かった若い頃は、1年の中に詰まっている「記憶の密度」が高く、振り返ると長く感じます。一方、年齢を重ねるにつれて日常がルーティン化し、新鮮な記憶が減ると、同じ1年でも「中身が薄く」感じられ、結果として短く感じるのです。

つまりこの現象は、物理的な時間の変化ではなく、脳と記憶の問題です。相対性理論が示す「時間が人や場所によって実際に違う速さで流れる」という話とは、レイヤーが異なります。

ただし、ここが面白いところですが、発想としてはよく似ているとも言えます。
相対性理論は「時間は観測者の状態によって変わる」と示しました。
一方、人間の感覚でも「時間は、その人の立場や経験によって変わる」と感じられています。

科学的に言えば、相対性理論の時間:物理的に測定可能
年齢による時間感覚:心理的・主観的

という違いがありますが、どちらも「時間は絶対的な一本のものではない」という点では共通しています。

年を取るほど時間が早く感じる、というのは老化の兆候というより、人生経験を積み重ねてきた証拠とも言えます。時間そのものが速くなったわけではなく、私たちの中の「時間の物差し」が変わった、そう考えると少し見え方が変わるかもしれません。

なるほど。。。
勉強になります。

<了>


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