ガンダムのこと①
ジーク・ジオン!
こんにちは。
②があるかわからないですが、この後もくどくど書くかもしれないのでとりあえず①と付けておきます。いよいよ(誰も待ってない)ガンダムのお話です。
はじめに
私がガンダムにどハマりしたのは2025年11月です。GQuuuuuuX(以降GQX)公開の年でありながら、きっかけは同僚から借りパク状態だった『Zガンダム』の劇場版DVDを観たことであります。
元々私はいわゆる「1stガンダム世代」で、当時園児でありながらリアルタイムで夢中になって観ていました。劇場版三部作も全て映画館で観ました。当時はセイラさんが大好きで、お菓子のオマケ(カバヤの大きな板ガムだったと記憶)のセイラさんシールを、大事に枕元に飾っていたくらいです。園児の私に「軟弱者!」という言葉を教えてくれた、大切な人であります。思えば今の私が、K-POPの、事務所でいうところのYGの、イカつめヨジャドルが好きなのも「聡明で美しく、強い女性」セイラ・マスが基本となっている気がします。

1st放送終了後から続編(Zガンダム)まで時間が空き、その間に私は音楽の方に夢中になったため、以降のガンダム作品は全て未視聴となりました。
これまでの私にとってガンダムは単なるノスタルジーで、「お台場にガンダムが出来るらしい!」と聞けば、仲間と夜中に自転車を爆走させて観に行ったり、ポッキーのオマケにプチガンプラが付けば「おぉ懐かしい」と買って組み立て、部屋に飾る程度でした(まぁまぁ熱め)。それもギリギリ2010年代半ばまでのことで、2025年のGQX公開時は「ガンダムってまだやってるんだ」という状態でした。今熱々のハサウェイも「誰?」状態でした。ブライトとミライの息子だなんて掠りも思いませんでした。つい最近まで。
Zガンダムとの出会い
そんな感じだったので、1stしか知らない私にガンダム好きの同僚(部内にガンダム好き男性は本当にたっくさんいる)から「だったらZガンダムお勧めですよ。1stのキャラもかなり出てくるので」と、劇場版三部作のDVDを貸してくれました。かれこれ数年前のことです。
いつでも観られると思うと観ないタイプの私は、借り物を数年家で寝かせました。会うたびに「まだ観てない😣🙏🏻」と謝るが「いつでもいいですよ」といってくれる言葉にすっかり甘えていました。いつしか家財の一つに馴染んで来た時、流石にもう返さなくてはならないと思い、とはいえ観るのも面倒で(だから放置したのであって)、観ずに返すか否かで数日悩み、結果、観ることにしたのです。それが2025年10月末〜11月にかけてのことです。
観終えた直後は特に大きな感動はありませんでした。1stのキャラが出てくるのは確かに胸熱でしたが『ガンダムあるある』な「状況説明が一切ない」ので、
ティターンズ? エゥーゴ? どっちも同じ連邦軍じゃないの?
なんでガンダムが悪そうな方にいるの? 色おかしいし
カミーユ・ビダン…またアムロっぽい子がなんかやらかしてくれるのか…子供だぞ
クワトロ…クワトロ? こんなに社交的だったんですかシャア? ってか腕寒くない?
ブライトさんとシャア(クワトロ)が共闘だと…? 何その胸熱状況🥺
フォウ・ムラサメ…寒色リップはバブル期の産物だ…時代を感じるわ…
え、シャアとアムロと再会…ってかア・バオア・クーで刺し合いしたのよアンタたち!何この胸熱展開🥺
アクシズ…またなんか出てきた。どっち側なのアクシズとわ…
三つ巴…相撲以外でやめて欲しい。頭の中こんがらがってる既に
ハマーン・カーンの髪型…何…。でもセイラさんもどっこいだった()
という具合に、感想というよりは混乱したままでした。とはいえDVDは数年ぶりに無事返却出来ました。久々に手元に円盤が戻って来た同僚も「宇宙世紀に比べてれば数年なんてなんてことないです🚀」と、宇宙並みに広い心を持っていました。

シャアへの傾倒
DVD返却から数日経った頃。何がきっかけかも今となっては分からずにシャアのことが気になっていました。気がついたらシャアのこと色々ネットであさっていました。そこからシャアはかなり擦られるキャラになっていることを知ります。note内のとある方の記事から(あえてリンクは貼りませんが)、シャア・アズナブルという人は、相当拗らせた人物であることがわかってきました。私の中では園児の頃に見た、ニヒルでクールなシャアしかイメージがなかったので、複雑な思いが胸中を襲ったのです。
シャアへの急激な関心ゆえに様々な記事を読んで拗らせ具合を知るうちに、あることに気がつきました。
「この拗らせ方って、私の書く野島遼太郎に通じるものがないか……?」
遼太郎もかなり破綻しているところがあります。
仕事はきっちりするし職場の人望は厚いが、やや尖った言動ゆえ社内のアンチもそこそこいる。危なっかしてくて放っておけないという女性キャラもいる。そしてその女性らを邪険にする。身内に冷たい。自分のことしか考えていない。一人の女性に対する長い長い未練を抱えている。そしてイケメン。
これって共通点では……。
そうか。私はシャア・アズナブルのような男が書きたかったのか、ということに気づいたのです……!
完全のように見えてどうしようもなく不完全だから魅力が生まれるわけで、そういう意味では王道キャラかもしれませんが、2人の共通点に気づいた時、シャア沼に頭から真っ逆様に落ちたのです(当社比まさに3倍速)。

そして勝手に遼太郎を肯定された気分になり、誰が何と言おうと、あの男をあの男のまま書き続けていこう、という、よくわからない安心感と自信をシャアが与えてくれたのです(なぜ)。
それに子供の頃はセイラさん、そして今はシャアと、兄妹揃ってハマってしまったことにも勝手に感動しているのです。
※シャアの本名はキャスバル・レム・ダイクン。セイラの本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。亡国のお坊っちゃまとお嬢ちゃまである。
言わずもがな、私の最推しはこのダイクン兄妹であります。
というわけなので、実はガンダム(というかシャア)にハマった理由は、自分の創作と関わりがあったからなのです。
時期的にはたぶん、仕事と文学フリマ(東京41)初出店の心的負荷がMAX気味に掛かっていたと思います。アニメは現実逃避に最適だったからではないか、と今では思うのです。でなければ、あんなに急速に、自分でもその勢いに少し戸惑うくらいハマることはなかったと思うのです。
視聴履歴(宇宙世紀時系列)
THE ORIGIN
アニメ全話。マンガ本全(いわゆる)1st
TV版全話(再履修済)。劇場版三部作(再履修済)。小説版、今読んでいるGQX
劇場版視聴済み。このあとTV版視聴予定若き彗星の肖像(C.D.A)
マンガ本全話Zガンダム
TV版全話。劇場版三部作(二周視聴済)。Define(マンガ)読んでいる最中ZZガンダム
TV版全話逆襲のシャア(CCA)
サブスク、先日劇場でも視聴済。漫画『ベルトーチカ・チルドレン』も読了。ベルチルは良かった……ガンダムUC
O.V.A版視聴中閃光のハサウェイ
サブスクで視聴済。『キルケーの魔女』劇場で視聴済
今後は『ククルスドアンの島』を観る予定。『虹にのれなかった男』も漫画で読む予定。
以下勝手に熱く語るのでスルーしてもいいです。最も好きなシーンについて
そんな私が最も好きなシーンは、1stガンダムの最終話……ア・バオア・クーのアムロとシャアの一騎打ちになるシーンから先です。ガンダムとジオングの戦闘シーンから、互いのMSが中破し、身ひとつで要塞内部に入り込み、剣で決着を付けようとするシーン。そこにセイラさんが割って入って来ます。
ちなみにTV版と劇場版ではセリフや展開が少々異なっており、私は劇場版の方が好みです。
アムロが戦線から離れ、シャアとセイラの兄妹の会話のシーンも、TV版より劇場版が好きです。兄と妹、ヘルメットをくっ付けるようにしてシャアがセイラに「いい女になるのだな」なんて言ってくれちゃいますから!
ただ後から知った、マンガ版ORIGINのこれらのシーンは、またかなり違います。シャアのセリフがだいぶ変わっているのです。そもそもORIGINはダイクン兄妹のための話なので、2人の描写が詳細に描かれていますが、齢20歳のシャアがアムロに向かって、これまでの人生でどれだけ苦しみ、歪んでしまったのかを吐露するのです。それは狂気じみてもいます。(電子書籍版でいうとNo.109辺りで)若きキャスバルの幻影がアムロに重なった時にシャアが苦悶するのですが、私の感情もバクハツして泣きましたYO……。大佐……なんてお可哀想なの……!抱きしめてあげたいとはこういう時のことなのね、と……。
そしてアムロに剣で額を突かれ、壊れたメットを外してセイラさんを見下ろした時の顔がキャスバル……お兄ちゃんの顔になっていたところが、また涙腺崩壊でした。この兄妹は哀しみしかありません。
THE ORGIN、お勧めです。アニメであればAmazonプライム・ビデオやU-NEXT辺りのサブスクで観られると思います。漫画は全24巻です。大人買いしてください。
以上、独壇場的ガンダム話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
