【第9回】愛犬ティファニーの物語──壊死性髄膜脳炎と歩む日々
セカンドオピニオンと、小さな違和感を信じて──ティファニーが教えてくれたこと
ティファニーの病気がわかった日から今日まで。
振り返れば、涙の毎日だったようにも思えます。
不安で、苦しくて、怖くて──
でも、それと同じくらい、あたたかくて、優しくて、愛おしい日々でもありました。
壊死性髄膜脳炎、脊髄空洞症、軟口蓋過長症、ジスキネジア。
決して軽くはない診断名が並び、毎月の発作、十数種類の薬、治療と副作用、体調の波…。
それでもティファニーは、今も変わらぬ笑顔で、私たちにたくさんの愛をくれています。
この経験を通して、私は「セカンドオピニオン」の大切さを強く実感しました。
違和感を感じたら、どうか迷わずに別の専門家の意見も聞いてほしい。
それが、命を守る大きな力になることを、ティファニーが教えてくれました。
ほんの些細な「いつもと違う」という小さな違和感。
それを見逃さず、自分の直感を信じて声をあげてほしいのです。
それが、大切な家族の命を救うターニングポイントになるかもしれません。
私自身、何度も迷い、悩みながらここまで来ました。
でもあのとき、セカンドオピニオンを選ばなかったら──
きっと今の笑顔は、なかったかもしれない。
だからこそ伝えたいんです。
「おかしいな」「なんだか違うな」
その感覚を、どうか大切にしてあげてください。
ティファニーが私にくれた、このたくさんの学びが、
誰かの「気づき」や「安心」につながるのなら、
それほど嬉しいことはありません。
どうか、愛する家族の声と向き合い、信じてあげてください。
2025年7月
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