見出し画像

「痩せたのに、全然幸せじゃない。」糖質オフに騙された私の体は、倒産寸前でした。

SNSの「キラキラ」に惑わされた大学生の私

SNSを開けば、「糖質オフで激変!」「お米は太る」といった言葉が、キラキラした写真と一緒に流れてきます。大学生の私も、少し前まではその言葉を疑いもせずに信じていた一人でした。

「みんながやってるし、我慢さえすれば私も変われるはず」。そう思って、大好きだったパンやごはんを極端に減らす毎日。でも、待っていたのは理想の自分ではなく、ボロボロになっていく心と体でした。

減ったのは体重ではなく「生きるエネルギー」だった

最初に起きた変化は、とにかく「疲れやすくなった」こと。授業中も集中力が続かず、頭にモヤがかかったような感覚。それだけじゃなく、些細なことで友達にイライラしたり、急に不安になって落ち込んだり……。

体重は確かに少し減りました。けれど、生活のパフォーマンスはガタガタ。「痩せたのに、全然幸せじゃない」という違和感だけが募っていきました。そんな私を見かねて、管理栄養士として働く母がこう言ったんです。

「それ、エネルギーが足りてなくて『痩せてる』んじゃなく、ただ『こけてる』だけだよ。筋肉を削って代謝を下げてたら、むしろ太りやすい体になっちゃうよ」


体という会社が「倒産危機」に!?

母は、糖質不足の体を「会社」に例えて教えてくれました。

私たちの体という会社にとって、投資てうは「運転資金」です。資金がしっかりあるときは、代謝という名のプロジェクトもどんどん回り、社員も生き生きと働けます。

でも、運転資金が底をつくと、会社は「経営危機モード」に入ります。まず、支出を抑えるために「代謝を下げる(経費削減)」を行い、次に「筋肉を分解(人員削減)」してなんとか食いつなごうとします。さらに、いつ来るかわからない次の資金不足に備えて、入ってきたエネルギーを必死に「脂肪として溜め込む(備蓄重視)」ようになります。

つまり、糖質オフをしている私の体は「痩せるモード」ではなく、必死に**「生き延びるための守りモード」**に入っていただけだったんです。


「チートデイ」が逆効果になる理由

よく聞く「チートデイ」も、私のように我慢と反動を繰り返すタイプがやると、体が「また飢餓が来る!」と学習してしまいます。結果として、リバウンドや痩せにくい体質を加速させる原因になることもあるそうです。

さらに怖かったのは、将来への影響です。母は仕事で不妊に悩む女性の栄養支援もしていますが、若い頃の極端な食事制限が、数年後の自分を苦しめることもあると話してくれました。

栄養不足はホルモンバランスを乱し、月経トラブルや、将来の妊娠のしにくさにつながる可能性があります。今の「痩せたい」という一瞬の願いが、未来の自分の選択肢を奪ってしまうかもしれない。その視点は、当時の私には全くありませんでした。

結局、一番の近道は「地味な王道」だった

結局、たどり着いたのは「適度な運動」と「バランスの良い食事」という、あまりにも地味な結論でした。これは認めるのが一番つらい事実でもあります。地味で、すぐに結果が出ないからこそ、私たちはSNSの「魔法のような近道」に惹かれてしまうんですよね。

でも、遠回りに見えても、自分の体をちゃんと動かし、ちゃんと食べることが、結局はいちばん自分を守る選択なのだと今は感じています。

SNSでバズる情報よりも、自分の体が発している「疲れ」や「心の声」を、どうか大切にしてあげてほしいと思います。
食べたものは、あなたの体だけでなく、心もつくります。

ちゃんと食べて、ちゃんと生きる。
それが、私が私らしく、一番輝ける方法なのだと、今の私は心から信じています。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
管理栄養士の母から学んだ知恵を、大学生の視点で噛み砕いて発信しています。
専門家ではないけれど、たくさん失敗してきた私だからこそ伝えられる「無理をしない栄養と心の整え方」を綴っています。
1週間後の数字よりも、10年後の自分が笑っていられるように。
ここが、ふと立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。

もし「このダイエットについても知りたい!」「これって本当?」と気になっていることがあれば、ぜひコメント欄でリクエストしてください。

【次回予告】
次は**「貧血とメンタルの関係」**について。
「なんだかずっとしんどい」の正体は、実は貧血が原因かもしれません。
また次の記事でお会いしましょう。

いいなと思ったら応援しよう!