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chi_bit_
10 | 男性不妊は暗闇。無精子症への「生活習慣の見直し」という無力な助言
調べ尽くして、ようやく手に入れた再診の結果。
それを携えて相談した「おとこの保健室」からは、こんな返信が届きました。
福岡への相談か、もう片方の再手術か。
病院の先生は相変わらず。
「また切りたくなったら連絡してください」
ただそれだけ。アフターフォローも、心に寄り添う言葉も何もない。
そのくせ、突きつけられたのは「生活習慣の見直し」という言葉でした。
生活習慣? なんだよ、それ。
夫はアイコスを辞め、私はお酒を断ち、この1ヶ月、血の滲むような思いで必死に身体を整えてきた。
それでも「ゼロ」だった絶望の中にいる私たちに、具体性も根拠もない「生活習慣」なんて言葉を投げないでほしい。
具体的に教えてくれよ。
出口が見えたと思ったのは、一瞬の錯覚だったのか。
光を掴もうと必死に手を伸ばした先は、またしても冷たい暗闇でした。
「どこで、誰に、どのタイミングで」
正解のない問いを突きつけられても、今の私には、もう選ぶ力も、信じる力も残っていない。
「いつまでもこうしてられない」と焦る気持ちだけが空回りして、私はまた、行き場を失っています。
