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3villages
12 | 【男性不妊】術後2ヶ月が経とうとしています
会社に行けば、お腹の大きい人が数人、視界に入ってきます。
働いている時間だけが、唯一この現実を忘れて夢中になれるはずなのに。
その大切な居場所でさえも、不意に心を殴られるかのような痛みが走ります。
遺伝子欠失(AZFc欠失)と言われても、本当に何から手をつければいいのか分からない。
動こうとするたびに、自分の無力さを思い知らされるようです。
夫が耐えていた、もう一つの戦い
手術から2ヶ月が経ちました。
夫の傷口の下には、今も少し硬い糸のようなものが飛び出ているそうです。
幸い痛みはほぼなくなったようですが、違和感は消えません。
「最初の数週間、出てくる精液が茶色かった。あの時が一番、心が潰れそうだった」
最近になって、夫はそんな胸の内を明かしてくれました。
最近までずっと違和感があり、大好きな足を組むことさえできなかったこと。
そんな壮絶な恐怖と痛みを一人で抱えながらも、夫は今、前を向いて生きています。
私も頑張らなければ、でも。
そんな夫の姿を見ているからこそ、私も頑張らなければと思います。
でも、「何を頑張ればいいのか」が見つからない。
何かしたい。少しでも前に進む何かがほしい。
だから、コメントでアドバイスをいただいたように、まずは二人でできる「運動」から始めてみようかな、と考えています。
劇的な変化は起きないかもしれない。
それでも、この無力な時間にただ流されるのを辞めるために。
私たちは、私たちのペースで、もう一度身体を動かし始めてみます。
