見出し画像

11 | 【男性不妊】「タバコは辞めた、サプリは意味ない」無力な朝が何度もくる

男性不妊についての情報は、驚くほど少なすぎます。

「ここまでやれば正解」という明確なゴールもありません。

だからこそ、病院の先生だって前向きな言葉なんてかけてくれない。

ただ、冷たい事実と不確実な未来を突きつけられるだけ。

毎日、胃が重くもたれます。
この現実から少しだけでいいから目を背けたくて、夜はお酒を飲みます。

アルコールの力を借りているその一瞬だけは、なんとか頑張れる気がするから。

でも、また容赦なく次の朝はやってくる。

その目覚めの瞬間の重苦しい繰り返しが、何よりも、何とも言えないほど苦しい。


「何かできること」を探すことの限界
情報を集めようと、必死にスマホを握りしめて動くけれど、私たちが本当に欲しい「有力な情報」にはたどり着けない。

夫はタバコを辞めた。

本当に、それだけでいいの?

病院では「サプリなんて意味がない」と言われました。

本当に?

本当に、ほんの少しの可能性すら、サプリじゃ得られないの?

何かをせずにはいられないのに、動いても動いても、手のひらから砂がこぼれ落ちていく。

なんて無力な時間が、ただただ過ぎていくんだろう。

いいなと思ったら応援しよう!