見出し画像

#84 30代を振り返る①──東京行きの新幹線で泣きそうになった日

「じゃあ、東京でも頑張ってな!」

駅のホームで上司にそう言われたとき、俺は笑って「はい!」と返した。
でも、新幹線の座席に座った瞬間、心の中では正直こう思ってたんです。

「俺、本当にやっていけるのか…?」

当時31歳。名古屋の支社で経理をしていて、そこそこ仕事も回せるようになってきた頃。
でも、急に「東京本社に異動」と言われた。

昇進だと周りは言ってくれたけど、俺の中ではプレッシャーの塊だった。

車内では期待と不安でいっぱいだった…

東京の空気は冷たくて、ビルの隙間風が心に刺さった💨

東京に来たばかりの頃、オフィスの雰囲気に圧倒された。
「本社って、なんでこんなにピリピリしてるんだろう…?」って。

まるで空気まで数字で管理されているような緊張感。

会議の資料一つとっても、地方とはスピードも精度も桁違い。
みんな頭の回転が早くて、ミスをすれば即指摘。

当時の俺は簿記2級こそ持ってたけど、実務経験はまだまだ。
日々、言葉にならない焦りに追われてた。

「なんで自分はこんなに出来ないんだろう」
「同期はもっと上手くやってるのに…」

そんな思いを抱えながら、昼休みにビルの裏の川沿いのベンチに座って、こっそり泣いた日もある。
スーツのポケットにティッシュがぐちゃぐちゃになるまで。

当時はこんな感じに見えていた…

メンターとの出会い📞──「お前、本を読め」

そんなある日、大阪に住むいとこ(経理の先輩)に愚痴をこぼした。

「もうダメかも。全然ついていけない…」
「お前、最近本読んでるか?」
「いや、そんな暇ないよ。読んでもすぐ忘れるし」
「アホか。本は投資や。お前みたいに悩んでる時こそ読め」

その一言が、まるで頭をガツンと殴られたように響いた。
そこから俺の“読書人生”が始まった。

最初は軽いビジネス書から。
カフェでコーヒーをすすりながら、「自己啓発系なんて…」と思いつつ読んでみたら、不思議と心が軽くなった。

「行動しなきゃ何も変わらない」──そんな当たり前の言葉が、妙に刺さったんです。
それからは給料日のたびに本を買い漁るようになった📚
お小遣いのほとんどを本に使ってたなぁ。

でも、面白いことに読めば読むほど、少しずつ自信が戻ってきた。

読書→行動→自信アップ!

読書で見えた世界🌏──「攻略本片手に冒険する」感覚

ある本にはこう書いてあった。

「ビジネス書は、人生の攻略本だ。」

まさにその通りだと思った。
知識があるだけで、未知の世界が“少しだけ予測できる”。
まるで、ゲームでマップが少しずつ開けていく感じ。

経理の現場でも、「あ、これは前に読んだ内容だ」っていう瞬間が増えた。
すると不思議と、先輩たちの会話にも入れるようになった。

わからないことを“わからない”と言えるようにもなった。
プライドを捨てたら、急に人間関係もやわらかくなっていったんです。

行動が信頼につながった

失敗を恐れて動けなかった自分へ💬

今、振り返ると──あの頃の俺は「頭でっかち」だった。
知識はあっても、行動が足りなかった。

完璧じゃないと動けない、そんなクセがついてた。

でも本当は、「失敗しても動く」ことこそが成長の近道だったんだよね。
税理士を目指して途中で諦めたけど、それも結果的には良かった。

もしあのまま資格にこだわってたら、家族との時間もなくしてたかもしれない。

29歳で結婚して、30歳で子どもが生まれて。
あの頃はお金もなかったけど、それでも毎日が冒険みたいだった。

仕事に悩みながらも、家に帰ると息子の笑顔で全部チャラになった😊

写真はイメージです(笑)

あの頃の自分に「これ」を渡したい📘

あの東京の川沿いで泣いてた俺に、もし一冊だけ渡せるなら──
迷わず『アウトプット大全』(樺沢紫苑著)を渡す。

「読むだけじゃダメだぞ。出せ、出せ、出しまくれ!」って、背中を叩いてやりたい。

インプット3割、アウトプット7割。
知識を頭に入れるだけじゃなく、
「話す」「書く」「行動する」ことで初めて、現実が動く。

たとえば当時の俺に言うなら、こうだ👇

  • 読んだ本の感想を1冊1ツイートでまとめろ

  • 会議で「わかりません」って言ったあとに「こうすればどうですか?」を足せ

  • 毎日1行でもいい、仕事で気づいたことをノートに書け

その小さな積み重ねが、知識を“自分の血肉”に変えていく。


そして今──あの頃の涙も無駄じゃなかった

今の俺は、あの頃より少しだけ強くなった。
もちろん、まだまだ失敗もするし、落ち込むこともある。

でも、「悩んだら本を開く」「考えたらすぐ書く」──この2つの習慣だけは、ずっと続いている。

東京での生活は厳しかったけど、
あの経験がなかったら、今の自分はいないと思う。

だからこそ、あの頃の俺に伝えたい。

「お前の涙はちゃんと報われる。
そして、本は必ず裏切らない。」

とりあえず、やってみる!

【この頃の自分に言いたいこと】

東京に来たての頃は本当に大変だったね。
仕事ができない自分に悔しくて、川の横でよく泣いてた。

でも、その悔しさがあったからこそ、成長できたんだよ。

頭で考えるより、手を動かせ。
失敗しても、ちゃんと前に進むから大丈夫。

そして、お小遣いを全部本に使え。
それは浪費じゃなくて「未来への投資」だから。

自己投資は将来何倍にもなって返ってきた!

【その時の自分に渡したい本】

📘 『アウトプット大全』(樺沢紫苑 著)

本を読んだら終わりじゃない。
「書く・話す・行動する」ことで、人生は初めて動き出す。

この本があれば、あの頃の俺も、もう少し自信を持てただろうな。

もし今、あの頃の俺みたいに「自分に自信が持てない」と悩んでる人がいたら、
どうかこの言葉を贈りたい。

「本は人生の攻略本。
そして、アウトプットはその攻略法を実践する唯一の手段だ。」

さあ、今日もページをめくろう📖✨



次回、30代を振り返る②──地獄の5月と“ととのい”のはじまり


いいなと思ったら応援しよう!

まめ@やさしい発信設計の専門家 📝 チップの利用方針について 受け取ったチップは全てnote内で使用しています。 これは、チップをnote内で循環させ、noteのさらなる発展に貢献するためです。 具体的には、受け取ったチップで他のクリエイターにチップをあげたり、有料記事を購入したりしています。