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#14 「幸せホルモン」足りてますか?

最近、母親に電話をしたのはいつだっただろう。
考えてみると…もう3ヶ月も前かもしれない。

「男って、母親に電話するのってなんだか照れくさいんだよな…」

そう思う自分がいる。
特に用事がない限り、わざわざ電話することはない。

前回電話したのも、母の日だった気がする。
一方で、妹は母とよく電話しているようだ。

「やっぱり、女の子の方がコミュニケーション能力が高いのかな…」

そう思うと同時に、自分の不器用さに少し胸がチクリとする。

そんなとき、精神科医・樺沢紫苑先生 の本に書いてあったことを思い出した。
『幸せの授業』という本だ。

そこには、人間が幸せになるために大切な3つのホルモンが紹介されていた。

1.セロトニン …リラックスのホルモン
2.オキシトシン …つながりのホルモン
3.ドーパミン …楽しみや達成感のホルモン


特に心に残ったのが オキシトシン。
人とおしゃべりしたり、誰かと心を通わせると分泌される“つながりのホルモン”だ。

「最近、母親とつながっていないなぁ…」

そんな思いがふっと湧いてきた。

母への電話

ただそれだけのことなのに、実は心と体にとっても良いことなんじゃないか。

「話すネタがないから…」
「なんだか気恥ずかしいから…」


そんな理由で避けていたけれど、考えてみればたった5分話すだけでいい。

母の声を聞いて、少し笑って、

「元気だよ」

と言葉を交わすだけで、
きっと自分の中のオキシトシンが満ちていく。

実際に電話してみた

思い切って、母に電話をかけてみた。
久しぶりだから、やっぱりなんだか照れくさい。

話題といえば…健康のこと、仕事のこと、そして母の体調のこと。
それくらいしかなかった。

あとは最近のテレビの話や、たわいもない世間話。
気づけば5分、10分と話していた。

「たったこれだけのこと。でも、これでいいんだ。」

そう思えた。

特別な内容じゃなくても、母の声を聞いて、やりとりができたことがうれしかった。

電話を切ったあと、少し心があたたかくなった自分に気づく。

母への電話は、最高に身近な 心のセルフケア なのかもしれない。

これからは、時々でいいから電話してみようと思う。

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