見出し画像

情熱の歌姫リアーナの大傑作「アンブレラ」は必見だ!(オススメMV #1)

こんにちは、吉田です。
レコードジャケットの連載をしていますが、実はMV(ミュージックビデオ)を見るのも趣味でして、今回からオススメのMVをご紹介していきます。

その記念すべき1回目はリアーナの「Umbrella(アンブレラ)」です。
この連載の企画を思いついたとき、すぐに頭に思い浮かんだのがこのMV。

リアーナはこの楽曲で一躍スターダムに躍り出たのですが、その理由のひとつがこのMVにあると思っています。
それぐらいこのMVのクオリティーは高い!

まずは見てください。
YouTubeにあります。こちらです。

どうですか?
もう鳥肌立ちっぱなしじゃないですか?

何がすごいって、どの部分を切り取っても絵になる!
すべてが実験的で、この後に世に出ているMVの中に「これってアンブレラと同じだ!」ということが多々あります。

また、色使いが絶妙にうまい!
なんと、各場面で使っている色は基本3色だけ!

最初は黒+シルバー+肌色、次が黒+白+肌色、また黒+シルバー+肌色。
その次が驚きでオレンジと白。肌色がオレンジと重なりなんと2色に見えます。こんなのあり?っていう感じです。
しかも、最初は上がオレンジで下が白ですが、途中から上が白で下がオレンジに、そしてまた上がオレンジで下が白に変わるという驚きの切り替え!

その次がまさかのモノクロ。つまり黒の一色です。スゴイ!
しかも、金粉ならぬ銀粉をまとったリアーナが登場して、
単純なモノクロでは出し得ない黒とシルバーの表現力にもう脱帽!
このあとはオープニングと同じ構図に戻り黒+シルバー+肌色でエンディングを迎えます。

並べてみると、こんな感じです。

オススメMV1

どうですか?

オープニングとエンディングを比較しても、実は面白い対比が見られます。
構図や色遣いは同じですが、対照的な作りになっています。

オープニングはJay-Zがリアーナの世界に誘う(いざなう)ガイド役を務めているかのようですが、オープニングはJay-Zだけが男性で、あとのダンサーは女性です。
しかも、女性はサングラスをかけて個性を消し、画面の上半分での肌色はJay-Zだけを露出させ目立たせています。
そして、火花の雨は降っていますが、まだ足元は濡れていません。

それに対しエンディングは、リアーナを取り囲むダンサーは男性で、顔は露出していますが、長袖長ズボンで帽子までかぶって極力肌の露出はせず、肌を露出させているのはリアーナのみです。
足元を見ると、水しぶきが飛び、時間の経過を示すとともに、感情の激しさも表現しています。
そして最後には豪雨(というかすごい火花)の中をリアーナひとりが踊り続ける...

そもそも、このMVは「いいMVのお手本」のような作り方なんです。
カット割りもそんなに細かくなく、アップと引きのバランスもいい。
CGなどお金も掛けているんですが、その使い方が絶妙です。
例えば、リアーナが白のドレスで踊るシーンの水のCGとか、メチャクチャおしゃれな使い方!

楽曲とアーティスト(ここではリアーナ)を引き立たせるために設計されていることがわかります。
かといって、映像が引いているかというと、そんなことはなくちゃんと印象に残っている。
そのバランスがちょうどいい!
もう、いいところを語りだしたらきりがないぐらいです。
とりあえず、私の解説を読んでもらったうえで、再度MVを見てください!
このMVのすごさ、緻密さがわかります。

リアーナはこの「Umbrella」以外にもたくさん名曲があります。
その中でも私のお気に入りは「We Found Love ft. Calvin Harris」です。

カルヴィンハリスも好きなアーティストでして、「I'm Not Alone」のMVを見た時に「これすごい!」を思ったら、あれよあれよという間に売れっ子になって、リアーナに楽曲を提供したのが「We Found Love」です。
「We Found Love」は、MVというより楽曲自体がロック史に残るであろう名曲ですので、こちらも未体験であればぜひ視聴ください。

いかがでしたでしょうか?
オススメのMV紹介の第1回目、リアーナの「Umbrella」お気に召したでしょうか?

MVは、楽曲だけを聴くのとはまた別に、映像との組み合わせで楽曲の良さを更に引き立たせることができます。
皆さんもお気に入りのアーティストの楽曲を聴くだけでなくMVもご覧になれば、違った良さを発見できるかもしれませんよ!

なお、本連載では、基本的にYouTubeでご覧いただけるMVのみをご紹介する予定です。(かつOfficial MVのみに限定しています)

ではまた、次回。

いいなと思ったら応援しよう!