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AIに「任せすぎてないか」を、AIに聞く機能が出たらしい

Anthropicが「reflect」という機能を足したらしい(僕の手元のにはまだない)。

これまで自分がAIをどう使ってきたかの履歴をClaudeに分析させて、「どこで頼って、どこで自分で考えているか」を振り返らせる。生産性を上げるためじゃなくて、付き合い方を内省するための機能とのこと。

同じ日に、OpenAIはChatGPT Workを発表。WordもExcelも最後まで実行してくれるということで、「もっと任せていい」という方向へ踏み込んでいた。

片方が「もっと任せて」と言い、もう片方が「任せ方を振り返ろう」と言う。同じ日にこの二つが並んだのは、覚えておく価値がある気がしている。

「便利」と「内省」が、別の方向を向いた日

効率を追い求めるなら「もっと任せよう」に行き着くし、
内省を重要とみれば「任せすぎてないか」という思考がはたらく。

単にAIを使う、というより、使いどころを考えたうえでAIを使うというか。
AIをどれだけうまく使えたか、ではなく、自分がどこで考えるのをやめたか、を見にいくことが今後は大事なるんだろうか。

同じAIという道具をめぐって、アクセルとブレーキが同時に商品になったのはおもしろい。

僕がずっと引きあぐねている線

この一年、書きためているテーマに「編集的判断力」というのがある。

AIに任せる部分と、自分で判断する部分の線引きのこと。発信の段取りはかなり手放したけれど、最後に何を出すかの判断だけは、自分で握っていたい。

その線を、うまく言葉にできないまま、ずっと引きあぐねている。

reflectは、その引きあぐねている線を、AI自身に見せてもらう機能ということになる。

自分の使い方の偏りを、外から棚卸ししてもらう。ちょっとこわい気もするけれど、試してみたくなった。

頼った記録は、たぶん自分では見たくない

正直なところ、自分がどこでラクをしたかの記録を、まっすぐ見るのは気が重い。

きっと「ここ、自分で考えられたよね」という場面がぞろぞろ出てくる。それを直視するのは、体重計に毎日乗るのに似ている。

それでも、任せる範囲が広がっていく時代に、自分の手元へ何を残すかを決めるには、一度その記録を見るしかない。

もっと任せられる道具と、任せ方を振り返る道具。せっかく両方そろったんだから、むやみにアクセルだけ踏んでいる状態になっていないかは、自覚的でありたいなと思う。


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