2025年の京都祇園祭が遂に始まった
京都に住んでいながら、今までは通過的にしか見ていなかった祇園祭。
その祇園祭と言えば、山鉾は主役でもあり、その存在は切ってもきれないもの。
今回本格的なメインイベントが始まっていく前に、楽しめるポイントを紹介してみようかと思い、祇園祭の本番前日におすすめの鉾を写真で紹介していこうと思います。
そもそも祇園祭ってどんなお祭り?
祇園祭とは、869年に京都の疫病退散を願い行われた祇園御霊会が起源とされています。
そして、多くの戦乱があっても、1150年以上もの間、受け継がれてきたお祭り。
大阪の天神祭、東京の神田祭とともに、日本三大祭の一つでもあります。
京都の街が一番盛り上がる時期と言えます。
祇園祭の具体的な日程
祇園祭は、7月の約1ヶ月に渡って実施されるお祭りになる。
イベントの具体的な詳細は以下の通り。
7月2日:くじ取り式(巡行順を決める)
7月7日:子供神童の社参
7月10日:迎え提灯・神輿洗の儀
7月10日〜13日:山鉾の建て込み
7月12日〜13日:山鉾の曳き初め
7月14日〜16日:前祭 宵山(夜祭り)
7月17日;前祭 山鉾巡行(09:00〜13:00)&神輿巡行(16:00〜)
7月21日〜23日:後祭 宵山(夜祭り)
7月24日:後祭 山鉾巡行(09:30〜11:50)&神輿巡行
7月31日:閉祭の儀
祇園祭の山鉾マップ
前祭と後祭で配置される鉾は異なります。
まずは前祭のマップ。このマップは鉾のすぐそばで無料で配布されていました。

ぱっと見ると沢山ありますが、特に人気の鉾は、四条・烏丸駅近辺に配置されています。
この中で言うなら、函谷鉾、長刀鉾、菊水鉾、月鉾、鶏鉾辺りでしょうか。個人的には、船鉾も豪華さがあり、他と違った見応えがあるので好きです。
山鉾は、山型と鉾型の2種類に別れます。
山型は、鉾に比べて小型。多くは屋根がありません。
鉾型は、とても大きく、高さ20mを超えるものもあります。
7月12〜13日の山鉾の曳き初めの体験
初日の12日は、人気の函谷鉾、長刀鉾、菊水鉾、月鉾、鶏鉾が曳き初めを実施します。
曳き初めって何?と、初めて聞いた人は思いますよね。
祇園祭で山鉾の巡行前に試しに曳く伝統行事。
本番で曳くのとは違って、鉾の配置場所の前後数十メートルを行き来するのみです。
ですが、この曳き初めには、一般市民の人も参加できるという体験型のイベントになっているので、曳き初めを楽しみにしている人は多くいます。
それぞれの鉾は、開始時間が異なります。
私は最初から参加できなかったのですが、14時30分頃には鶏鉾が試し曳きをしていました。
ちょうどその時間には車道の交通規制もされていて、室町四条辺りはかなりの混雑、汗
混雑で、暑い京都ですが、お昼過ぎの特に暑い時間でより一層暑さでへろへろになりそうでした。
お目当ての月鉾は、事前に15時〜と聞いていたのもあり、15分前ぐらいに月鉾辺りにスタンバイ。ちょうど四条通りの新町通と室町通の間ぐらい。
早速始まると、例年のお囃子の音に合わせて鉾が巡行していくのを混雑の中でなんとか眺めることができました。

今回参加しての反省点もありました。
私が今回いた場所は、月鉾をメインに見れた場所です。
つまり、他の函谷鉾、菊水鉾、鶏鉾の試し曳きの場所からは、少し遠かったのです。なので、あまり見ることはできませんでした。
もし全部をまんべんなく見たいなら、四条室町の角辺りにいるのが一番楽しめたと思います。来年に向けての忘備録として残しておきます。
やっぱり祇園祭はいつまでも大好きなお祭りの一つ。
山鉾には京都の伝統技術が使われている

毎年祇園祭の直前になると、職人たちが集まり何本もの太縄を使って一から組み立てています。
2日程前からこの暑い中、鉾作りに沢山の人が携わっていました。

調べていると、この鉾は釘を一切使わず「縄がらみ」や「木組み」という日本の伝統的な木工技術が使われているそうです。
少し時間がある時に近くを訪問してみると、何本ものロープを使い、地道な作業で組み上げていく様子は圧巻です。
縄だけで鉾が壊れないように、しっかり固定をする技術って本当にすごいこと。これを1000年以上もの間、何世代にも渡り伝え続けられた京都の伝統技術に誇らしさを覚えます。
ちょうど鉾の真上に刺さっている鉾柱を立ち上げるタイミングを、皆んなで見守っている様子は、なんだか祇園祭に参加しているという一体感もあって、見応えがありました。
おすすめの鉾①月鉾
私が一番好きな鉾は、月鉾。
重量・高さともに、全山鉾の中でも一番。
伊弉諾尊の右目から生まれた月読尊を祭っています。

写真には写っていませんが、鉾柱の先端には月の飾り付けがされています。

屋根の裏側にまでも細やかな装飾が施されています。
金の塗装や繊細な花の描写がさらに豪華さを演出しています。
おすすめの鉾②函谷鉾
読み方は、かんこほこ、と言います。

孟嘗君が函谷関を夜中に通るために鶏の鳴き声を真似させて開門させたという逸話が元になっています。
こちらも月鉾と同様、鉾としても大型でタペストリーも豪華。
ちなみに、通常は鉾に乗ることができるのは男性のみ。
しかし、鉾を拝観として乗ることができるのですが、女性も搭乗できるのです。
他の鉾も拝観できますが、今回は函谷鉾を拝観。

しかも、ちょうどお囃子の演奏をしている時間に訪問できました。(20時前ぐらいの時間)。そばを拝観できるとあって迫力満点。

下から鉾を眺めているのとは違った、いい眺めを味わえます。時間があるなら拝観がおすすめ。
おすすめの鉾③船鉾
こちらは女性が登場人物として出てきます。
神功皇后が朝鮮へ遠征に向かうときに乗った軍船を模しています。こちらは唯一舟形をした鉾になります。


他にも色々行ったのですが、今日はここまでにしようと思います。
今年の祇園祭、まだまだこれからが本番。
訪問した記録は時間があれば更新しようと思います。
