【50代主婦の統計学】旅行翌日の夜9時、「5分だけ」から検出力の仕組みが見えてきた
こんにちは、おかわりです。
昨日、1泊2日の旅行から帰ってきました。
旅行中は行きも帰りも移動時間にちょこっと勉強できたのですが、問題はその翌日。
片付けをして、いつもの生活に戻って、仕事もして。
夜になったら、しっかり旅の疲れが出てきました。
時計を見ると、もう夜9時前。
「今日はもういいかなあ……」
という気持ちもかなりありました。
でも、8月は統計検定2級合格を目指して勉強すると決めたばかり。
「5分だけ。1問だけやってゼロ回避しよう」
とスマホを開きました。
今日のテーマは「検出力」
今日出てきたのは、仮説検定の「検出力(Power)」。
本当は差があるときに、ちゃんと「差がある」と見抜ける確率です。
第2種の誤りの確率を β とすると、
検出力は 1−β。
ここまでは知識として覚えられます。
でも今日面白かったのは、その先でした。
検出力を高めるには、
サンプルサイズを大きくする
効果(差)が大きくなる
有意水準を大きくする
といった方法があります。
特に有意水準については、単純に「大きくすればいい」という話ではありません。
判定基準を緩めれば、本当にある差は見つけやすくなる。
その代わり、本当は差がないのに「差がある」と判断してしまう第1種の誤りも増える。
αとβが別々の話ではなく、ちゃんとつながっているのが見えてきました。
計算問題は「人間」と「神様」の視点を切り替える
そして今日、いちばん「なるほど」と思ったのが検出力の計算です。
問題文に、
「真の平均が○○だったとき」
などと書かれていると、ちょっと不思議です。
真の平均が分かっているなら、そもそも検定する必要ないじゃない。
そこでAIと話しながら整理してみると、これは「もし本当の世界がこうだったら」と仮定して考えるための設定だと分かりました。
ここで私は、計算を2つの視点に分けて考えることにしました。
まずは人間の視点。
帰無仮説が正しいものとして考えて、
「ここを超えたら帰無仮説を棄却する」
というボーダーラインを決めます。
次に、神様の視点。
今度は「実は本当の平均はこちらでした」という世界から、その同じボーダーラインを眺めます。
すると、
「本当に差がある世界なら、このボーダーをどのくらいの確率で超えられるのか?」
が計算できます。
それが検出力。
なるほど。
同じボーダーラインを、違う分布から見ていたのか。
式だけ追っていたときより、何を計算しているのかがずっと分かりやすくなりました。
「5分だけ」で始めてよかった
夜9時前には、今日はもう勉強しなくてもいいかなと思っていました。
でも「5分だけ」「1問だけ」と始めてみたら、思いがけず検出力の仕組みまで掘り下げることができました。
もちろん、計算問題をどんな形で出されてもスラスラ解ける、というところまではまだいっていません。
ここからは実際に何問か解いて、「人間の視点」と「神様の視点」を自分で切り替えられるか試してみたいところです。
それでも今日は、
検出力=1−β
という公式を覚えるだけではなく、
なぜその確率を計算するのか
まで一歩踏み込めました。
疲れている日に、無理して1時間やる必要はない。
5分だけでも、1問だけでもいい。
そこから思いがけず深いところまで進める日もある。
今日はそんな夜でした。
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