【Q&A】WINBACK(ラジオ波)と普通の電気治療や超音波はどう違うの?
患者様からよくいただくご質問
本日は、当院の施術で活躍している高周波機器「WINBACK」について、患者様からよくいただく疑問にお答えします。
【Q】「治療院にあるビリビリする電気治療(低周波)や、超音波治療とは何が違うんですか?」
結論:アプローチする「深さ」と「広がり方」が違います
【A】低周波は「表面の筋肉を動かす」もの、超音波は「ピンポイントで深部を温める」ものであるのに対し、WINBACK(ラジオ波)は「身体の深部を広範囲に、立体的(面状)に温め、細胞に働きかける」という大きな違いがあります。
エビデンス(研究報告)による裏付け
1. 低周波治療との違い
病院などでよく受ける低周波治療は、皮膚の表面から電気を流して筋肉を「ピクピク」と動かし、血流を促すものです。対してWINBACK(高周波)は、電気が身体を突き抜ける際に発生する「ジュール熱」を利用し、ビリビリした痛みを感じることなく、身体の奥深く(深部)からじんわりと温めることができます。
2. 超音波治療との違い
超音波も深部を温めることができますが、動物モデルを用いた研究では次のような違いが報告されています。
超音波がピンポイント(点状)の加温に留まるのに対し、ラジオ波(TECAR)は関節包、深部靭帯、周囲結合組織全体を面状・立体的に緩和し、固定拘縮を強力に予防。 (Tasaka Aら, 2009)
つまり、超音波が虫眼鏡で太陽の光を集めるように「点」で温めるのに対し、WINBACKは関節や筋肉全体を「立体的(面)」に包み込むように温めるのが得意なのです。
臨床への応用
当院では、この「深部を立体的に温める」というWINBACKの特性を活かし、手技では届かない深い筋肉の緊張や、広い範囲の血流不足に対してアプローチしています。温泉に入っているような心地よさで受けられるのも大きな特徴です。 「電気のピリピリ感が苦手」という方にも安心して受けていただけますので、ぜひ一度その心地よさを体感してみてください。
参考文献
・著者名:Tasaka A, Oki S, Tanaka S. ・論文タイトル:The Effect of Ultrasound Therapy vs Radiofrequency on Preventing Joint Contractures in Immobilized Rats ・出版年:2009年
