#08私は私の音を生きていい
森の中で、木々の枝先がふれあわないように、
ほんのわずかに「間」があるからこそ、音が響き合う。
木々が互いの枝葉をそっと避け合い、
静かに距離を保ちながら共存している自然界の現象、
クラウンシャイネス(Crown Shyness)。
真鶴のお林で感じた「ゆらぎ」や「調和」は、
もしかしたらこのクラウンシャイネスが生み出している“響き”だったのかもしれない。
私にとっての“違い”って、
どこか「わかり合えなさ」と結びついていて、
ずっと難しいものだと思っていた。
同じじゃないと、繋がれない気がしていた。
でも、クスノキたちは教えてくれた。
重ならず、侵さず。
「違い」があるからこそ、互いを尊重し合えること。
そして、その「間」から生まれる、響きという奇跡。
共鳴や調和は、
「均一」になることじゃない。
違いを持つからこそ、
その間に、音が広がっていく。
私は、私の音を生きていい。
あなたも、あなたの音で生きていい。
クラウンシャイネスを、生きればいい。
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